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スコチッチ氏のショスタコーヴィチ&プロコーフィエフ

  • ショスタコーヴィチ:チェロ・ソナタ、2つの小品(アトヴミャーン編)、プロコーフィエフ:チェロ・ソナタ、子供のための音楽より「マーチ」「ワルツ」(ピアティゴルスキー編) スコチッチ (Vc) 丹生谷佳惠 (Pf) (ART UNION ART-3106)
歳と共に年末の慌ただしさが増し、12月はまるで暦にそもそも存在しなかったかのように過ぎ去ってしまった。正月休みが最短だったこともあってか新年を迎えたという感慨はそれほどないものの、自分にとっての2015年を振り返ると、やはりA.スコチッチ氏との共演が最大のイベントだったことは言うまでもない。この素晴らしい機会に恵まれたことについては、関係各位、そして演奏会を盛り上げてくださった来場者の方々にただただ感謝あるのみ。この場を借りて、改めて御礼申し上げます。

ということで本年最初のエントリーは、その思い出を噛みしめつつ、スコチッチ氏のロシアン・アルバムを取り上げたい。2006年に日本で録音された本盤は、恐らくはショスタコーヴィチの生誕100年にちなんだものだろう。ショスタコーヴィチとプロコーフィエフのカップリング自体に目新しさはないが、両者共に2曲ずつ洒落た小品も収録されているのが嬉しい。

今から10年近く前とはいえ、特に左手の技術的な切れ味はあまりない。また、ロシア流儀の張りのあるボウイングとも明確に異なり、控え目なピアノのせいもあってか、ロストロポーヴィチ的なロシア情緒は全くと言ってよいほどない。端正に整った佇まいを終始崩すことなく、自然なイントネーションを通して自ずからロマンチックな香りが立ち上ってくる演奏は、私自身が脳裏に思い描くショスタコーヴィチあるいはプロコーフィエフ像とは異質ながらも、これらの作品の魅力の一端をさりげなく伝えてくれる。

こうした美質は、ショスタコーヴィチの2つの小品の「アダージョ」(バレエ「明るい小川」より)で最大限に発揮されている。ソリスティックな押しの強さが皆無なので、聴く前は原曲をイメージして物足りないのではないかと危惧していたのだが、これほど美しい「小品」の演奏をすぐには思いつかない。

穏やかな新年の幕開けに相応しい音楽である。

HMVジャパン
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theme : クラシック
genre : 音楽

tag : 作曲家_Shostakovich,D.D. 作曲家_Prokofiev,S.S.

ヤグリングのプロコーフィエフ&ボリース・チャイコーフスキイ

  • プロコーフィエフ:無伴奏チェロ・ソナタ、B. チャイコーフスキイ:無伴奏チェロ組曲、チェロ・ソナタ ヤグリング (Vc) グシャンスカヤ (Pf) (Melodiya 33 C 10-07669-70 [LP])
Ars Antiqua / Mikrokosmos Mail Order Co.からの5月到着分。今回は、1枚のみ。送料がちょっともったいない。

ヤグリングは、第4回チャイコーフスキイ国際コンクール(1970年)のチェロ部門第2位の実力者(この時の第1位はゲリンガス)。テンポが微妙に乱れたりするところもあったりして、必ずしも精確無比といった印象ではないが、技術的にも音楽的にも十分にコントロールの利いた好演である。

プロコーフィエフが最晩年に着手して未完のまま遺された作品に始まり、次の世代の人気作曲家ボリース・チャイコーフスキイの初期作品を並べた構成は、優れて統一感のある秀逸なもの。澄み切った抒情を湛えた平易な旋律が醸し出す幽玄の世界は、プロコーフィエフが到達した境地であると同時に、B. チャイコーフスキイの個性そのものでもある。ヤグリングの幾分泥臭い演奏は、B. チャイコーフスキイの若々しい情熱を等身大に描き出していて、作品の魅力を直截的に伝えてくれる。

いずれも演奏頻度の低い曲ばかりだが、単に曲の姿を知るという以上の音楽的な満足度の高い一枚である。

theme : クラシック
genre : 音楽

tag : 作曲家_Prokofiev,S.S. 作曲家_Tchaikovsky,B.A.

年末の中古市にて

  • モーツァルト:ディヴェルティメント第1~3番 スピヴァコフ/モスクワ・ヴィルトゥオージ (Victor VIC-28116 [LP])
  • テレマン:組曲 ハ長調、3つのオーボエ、3つのヴァイオリンと通奏低音のための協奏曲 変ロ長調、オーボエ協奏曲 ヘ短調 バルシャーイ/モスクワCO (EMI ALP 2084 [LP])
  • プロコーフィエフ:バレエ「石の花」 ロジデーストヴェンスキイ/ボリショイ劇場O (Victor VIC-4018~19 [LP])
  • ストラヴィーンスキイ(ドゥシキン編):田園曲、ストラヴィーンスキイ:兵士の物語、シュトックハウゼン:「十二宮」より(水瓶座、魚座、牡牛座、蟹座、獅子座、射手座、水瓶座)、シニートケ:ヴァイオリン協奏曲第3番 クレーメル (Vn) ベルリン・フィルハーモニーOの首席奏者達 (King K28C-164 [LP])
  • R. シュトラウス:クレメンス・ブレンターノの詩による6つの歌、プフィッツナー:歌曲集(マルクに寄せて、子守歌、すっぱ抜き、菩提樹の葉陰で、私とあなた、そのかみの日) モーザー (S) ヴェルバ (Pf) (EMI EAC-80075 [LP])
年末は専ら自宅の大掃除に明け暮れていたのだが、一日だけ街に出る用事があったので、年末恒例となっている「中古&廃盤レコード・CDカウントダウンセール」を覗きに、阪神百貨店へと立ち寄ってみた。

掃除で疲れていたこともあって、文字通り覗くだけで済まそうと思っていたのだが、思いの外に混雑していた会場の熱気にあてられて、ついついエサ箱を順にチェックし始めてしまった。時間もあまりなかったので、たまたま割り込むことのできた名曲堂阪急東通店の出品物に限定してエサ箱を漁ること小一時間。5枚のLPをレジへ。

モスクワ・ヴィルトゥオージのモーツァルトは、嫌味なまでに磨き上げられた完璧なアンサンブルの妙を堪能できる一枚。スピヴァコーフ独特の癖のある節回しも、ここでは特に気にならない。ピリオド奏法に影響される前の、旧き佳きモダン流儀の歌が心地よい。LPの帯には「深々とした情感、心ゆくまでの歌。完璧な反復によって曲想を的確にとらえ深くほりさげた、美しくチャーミングな名演。」という煽り文句があったので、間違いなく宇野巧芳氏の解説だと思いきや、意外にも壱岐邦雄氏であった。形容詞の選択に加えて、繰り返しを楽譜通り行う“だけ”で楽曲の真正な解釈になるかのようなこのコピーは、やはり旧き佳き時代の遺物と言ってよいだろう。


この種のアンサンブルといえば、やはりバルシャーイ/モスクワ室内管が僕にとって永遠のスタンダードである。彼らのテレマンは初めて聴いたが、壮麗でありながらも引き締まった響きを通して、幾分泥臭いロマンの萌芽が立ち上ってくるような、期待通りの素晴らしい演奏である。これもまた、旧き佳き時代の遺産である。


プロコーフィエフ晩年の傑作「石の花」は、恥ずかしながら今まで全曲を聴いたことがなかった。輝かしい響きに彩られた美しい旋律の数々は、まさに天才的な音楽としか形容のしようがない。ロジデーストヴェンスキイの演奏には、不満のあろうはずもない。


イニシャルが「S」の作曲家を集めたクレーメルのアルバム(別にそういう意図があったとは思わないが)には、絶頂期のクレーメルの至芸が惜しげもなく詰め込まれている。「兵士の物語」における変幻自在の表現力など、未だにこれを超える才能は現れていないと言ってよいのではないだろうか。シニートケの協奏曲には初演者であるカガーンの見事な録音もあるが、内省的なカガーンの音楽に比べて、時にきらびやかなアピール力を持つクレーメルの音楽の方が、シニートケという作曲家を世に出す上で大きな力を持ったのは、至極当然のことであろう。


R. シュトラウスとプフィッツナーの歌曲集は、聴いたことのない作品ばかりが収録されていることに惹かれて確保したもの。手堅くまとめられた地味な歌唱であるが、濃厚なロマンの香りがじっくりと全身に沁み入るような空気感が心地よい。とりわけプフィッツナーの渋い美しさは、癖になる。

theme : クラシック
genre : 音楽

tag : 作曲家_Prokofiev,S.S. 作曲家_Stravinsky,I.F. 作曲家_Schnittke,A.G. 作曲家_Pfitzner,H. 演奏家_Barshai,R.B.

市民音楽大学…??

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  • ショスタコーヴィチ:格言集、シューマン:6つの間奏曲、ブラームス:シューマンの主題による変奏曲 ザハリエヴァ (Pf) (Balkanton BKA 1767 [LP])
  • メシアン:ハラウィ-愛と死の歌より第1、2、5、8、10曲、ショスタコーヴィチ:ツヴェターエヴァの詩による6つの歌曲 ローザノヴァ (MS) カターエヴァ (Pf) (Melodiya C10 22987 002 [LP])
  • フレーンニコフ:バレエ「愛のための愛」 コピロフ/ボリショイ劇場O (Melodiya 33 C 10-09255-8 [LP])
  • Народный университет музыкальной культуры Четвертая часть комплект 3 (Melodiya 33 C70-14559-68 [LP])
Ars Antiqua / Mikrokosmos Mail Order Co.からの2月到着分も、相変わらずソ連音楽三昧。それにしても、2ヶ月以上も未聴のまま放置してしまったのは情けない。仮に忙しいにせよ、レコード1枚聴く時間くらいは何とかなるはずなのに…… ということで、結局この連休でまとめ聴き。

ブルガリアの女流ピアニスト、ザハリエヴァのアルバムは、少し不思議なプログラム。だが、一見すると違和感のあるショスタコーヴィチが、作品には不釣り合いなほどにロマンティックな情感を漂わせていることで、アルバム全体のバランスが取れているようにも聴こえる。音楽のスケールはあまり大きくないが、安定した技術に基づく丁寧な演奏には好感が持てた。

ローザノヴァによる歌曲集も、あまり見ない組み合わせ。硬質な透明感を漂わせた美感がなかなかのもの。全12曲から抜粋したメシアン作品が佳演である。ピアノも適度に雄弁で立派である。ショスタコーヴィチでは、声そのものの表情不足を感じるが、丁寧な仕上げがそれを補っている。

フレーンニコフはシェイクスピアの「から騒ぎ」を題材にした劇音楽、喜歌劇、映画音楽なども手掛けているが、今回入手したのはバレエ音楽。といっても、「酔っ払いの歌」のように有名な曲はいずれにも使い回されているようで、どこかで聴いたことのある旋律が随所に散りばめられている。楽しげな雰囲気とフレーンニコフらしい騒々しい響きは面白いが、バレエの舞台ならともかく、音楽だけを繰り返し鑑賞するのは少々退屈である。

最後のセットは、適当な和訳が思いつかないのだが、そのまま英語に置き換えるなら「National University of Music」とでもなるのだろう。LP1枚にテーマが割り振られ、音楽学者がそれについて、実際の演奏を交えながら(大半が抜粋)講義をする……といった趣き。今回入手したものは“第3巻”ということだが、全部で何巻まであるのかは知らない。このセットの内容は、以下の通り:
≪LP-1:カバレーフスキイ≫
  1. ドンキホーテのセレナーデ
     グリャーエフ コジュハル/管弦楽団
  2. W. シェイクスピアによる10のソネットより第4、5曲
     レイフェルクス (Br) カバレーフスキイ (Pf)
  3. ヴァイオリン協奏曲より第2楽章
     D. オーイストラフ (Vn) カバレーフスキイ/ソヴィエト国立SO
  4. 歌劇「コラ・ブリュニオン」より
     ジェムチュジン/スタニスラーフスキイ・ネミローヴィチ=ダーンチェンコ記念音楽劇場O他
  5. 「3つの歌」より第1曲「若い四人組」
     シランティエフ/全ソ・ラジオ・ステージO
  6. ピアノ協奏曲第4番より終楽章(抜粋)
     ポポーフ (Pf) コジュハル/モスクワ放送SO
  7. 歌劇「タラスの一家」より
     モロドツォヴァ ジェムチュジン/モスクワ放送SO
  8. レクイエム
     カバレーフスキイ/モスクワPO他
  9. 歌劇「コラ・ブリュニオン」より
     ジェムチュジナ/スタニスラーフスキイ・ネミローヴィチ=ダーンチェンコ記念音楽劇場O他
≪LP-2:スヴィリードフ≫
  1. 「吹雪」より「トロイカ」
     フェドセーエフ/モスクワ放送SO
  2. A. プーシキンの詩による6つの歌曲より第6曲「イジョーリへの道すがら」
     オブラスツォーヴァ (MS) スヴィリードフ (Pf)
  3. R. バーンズの詩による歌より第2曲
     ネステレーンコ (B) スヴィリードフ (Pf)
  4. 「S. エセーニン追悼の詩」より第1、2曲
     A. マースレンニコフ (T) テミルカーノフ/レニングラードPO他
  5. 「クールスクの歌」より第1、2曲
     コンドラーシン/モスクワPO ロシア共和国cho他
  6. 「三連細密画」より第1曲
     ロジデーストヴェンスキイ/モスクワ放送SO
  7. 劇音楽「皇帝ヒョードル・イヴァノーヴィチ」
     ユルローフ/ロシア共和国cho
  8. 「悲愴オラトリオ」よりフィナーレ
     A. ヴェデールニコフ (B) ラーフリン/モスクワPO他
≪LP-3:フレーンニコフ≫
  1. 交響曲第1番より第1楽章(抜粋)
     スヴェトラーノフ/ソヴィエト国立SO
  2. 歌劇「嵐の中へ」より
     アンドレーエヴァ (S) コロリョフ (T) プロヴァトロフ/スタニスラーフスキイ・ネミローヴィチ=ダーンチェンコ記念音楽劇場O他
  3.  マゴマエフ (Br) シランティエフ/全ソ・ラジオ・ステージO
  4. 喜歌劇「100の悪魔とたった一人の少女」より
     オソフスキイ/モスクワ・オペレッタ劇場O
  5. 映画音楽「猪と羊飼い」より
     ティムチェンコ (T) クヌシェヴィーツキイ/全ソ・ラジオ・ステージO
  6. 映画音楽「戦争の後の午後6時」より
     エィキナ (A) シランティエフ/全ソ・ラジオ・ステージO
  7. ソンブ・オブ・ソング
     グリャーエフ (Br) シランティエフ/全ソ・ラジオ・ステージO
  8. ピアノ協奏曲第2番より第3楽章
     フレーンニコフ (Pf) スヴェトラーノフ/ソヴィエト国立SO
≪LP-4:シチェドリーン≫
  1. ピアノ協奏曲第1番よりフィナーレ(抜粋)
     N. ペトローフ (Pf) スヴェトラーノフ/ソヴィエト国立SO
  2. 歌劇「愛だけでなく」よりヴァルヴァラのアリア「Страданье(苦しみ)」
     ダニリュク エールムレル/ボリショイ劇場O
  3. バレエ「せむしの子馬」より
     ジュライティス/モスクワ放送SO
  4. トワルドフスキイの詩による4つの合唱曲より
     サンドレル/レニングラード放送cho
  5. 交響曲第2番より第2楽章(抜粋)
     シチェドリーン (Pf) スヴェトラーノフ/ソヴィエト国立SO
  6. オラトリオ「人民の心の中のレーニン」(抜粋)
     エィキナ ロジデーストヴェンスキイ/モスクワ放送SO他
  7. 24の前奏曲とフーガ第1巻より第12曲
     シチェドリーン (Pf)
  8. バレエ「アンナ・カレーニナ」
     シーモノフ/ボリショイ劇場O
  9. 歌劇「死せる魂」よりチチコフのアリア
     ヴォロシロ テミルカーノフ/ボリショイ劇場O
  10. ピアノ協奏曲第3番よりフィナーレ(抜粋)
     シチェドリーン (Pf) スヴェトラーノフ/ソヴィエト国立SO
≪LP-5:我らの時代の歌≫
  1. ノーヴィコフ:世界民主青年の歌
  2. ソロヴィヨーフ=セドーイ:モスクワ郊外の夕べ
  3. モクロウーソフ:ソルモヴォの抒情歌
  4. パフムートヴァ:Песня о Тревожной Молодости
  5. オストローフスキイ:Пусть Всегда Будет Солнце
  6. コルマノフスキイ:Хотят ли Русские Войны?
  7. バスネル:名もなき丘の上で
  8. フレーンケリ:鶴
  9. A. ペトローフ:映画「Я Шагаю по Москве」からの歌
  10. O. フェーリツマン:Огромное Небо
  11. トゥハマノフ:勝利の日
最初の4枚はソ連の代表的な作曲家個人を取り上げたもので、最後の1枚は、いわゆる大衆歌曲に焦点をあてたもの。解説はもちろん、ネイティヴしか想定していないロシア語なので、残念ながら僕の語学力では、タモリが真似するロシア語と区別がつかなかったりするわけだが、ちょっと凝った感のある選曲がそれだけで十分面白い。演奏も、わりと“純正”なものが選ばれている(「モスクワ郊外の夕べ」がトローシンの歌唱だったり)。コンドラーシン指揮の音源もいくつか収録されているのだが、いずれも指揮者名がさりげなく表記されていないところに、強いソ連臭が漂っている。

ついでに、既に架蔵していた第2巻の内容も参考として記しておく。こちらもなかなか面白い内容である:
≪LP-1:プロコーフィエフ≫
  1. ピアノ協奏曲第1番 Op. 10より
     クラーイネフ (Pf) キタエーンコ/モスクワPO
  2. 4つの小品 Op. 3より第3曲「マーチ」
     ヴェデールニコフ (Pf)
  3. スキタイ組曲 Op. 20より
     イヴァーノフ/ソヴィエト国立SO
  4. 交響曲第1番 Op. 25より第1楽章(抜粋)
     ロジデーストヴェンスキイ/モスクワ放送SO
  5. 束の間の幻影 Op. 22より第16曲
     プロコーフィエフ (Pf)
  6. バレエ「ロミオとジュリエット」(抜粋)
     ロジデーストヴェンスキイ/ボリショイ劇場O
  7. 12のロシア民謡 Op. 104より第2曲「緑の木立」
     ドルリアーク (MS) リヒテル (Pf)
  8. 交響曲第7番 第1楽章(抜粋)
     ロジデーストヴェンスキイ/モスクワ放送SO
  9. 歌劇「セミョーン・コトコー」より
     ジューコフ/モスクワ放送SO他
  10. 歌劇「戦争と平和」より「エピグラフ」
     メーリク=パシャーエフ/ボリショイ劇場O
  11. 歌劇「戦争と平和」より「ワルツ」
     ロジデーストヴェンスキイ/ソヴィエト国立文化省SO
  12. オラトリオ「平和の守り」より第5曲「戦争など望んでいない(抜粋)」
     ジュライティス/モスクワPO他
  13. 交響曲第5番 第1楽章(抜粋)
     ロジデーストヴェンスキイ/モスクワ放送SO
≪LP-2:ショスタコーヴィチ≫
  1. 交響曲第1番 第1楽章(抜粋)
     スヴェトラーノフ/ソヴィエト国立SO
  2. 歌劇「ムツェンスク郡のマクベス夫人」より「カテリーナのアリア(第1幕)」
     アンドレーエヴァ (S) プロヴァトロフ/スタニスラーフスキイ・ネミローヴィチ=ダーンチェンコ記念音楽劇場O
  3. ピアノ協奏曲第1番より第4楽章(抜粋)
     クラーイネフ (Pf) M. ショスタコーヴィチ/モスクワ放送SO
  4. 交響曲第5番 第1楽章(抜粋)
     M. ショスタコーヴィチ/ソヴィエト国立SO
  5. 弦楽四重奏曲第2番 第2楽章(抜粋)
     タネーエフQ
  6. 交響曲第10番 第2楽章(抜粋)
     キタエーンコ/モスクワPO
  7. A.ブロークの詩による7つの歌曲(第3曲「わたしたちはいっしょだった…」)
     ピサレンコ (S) カガーン (Vn)
  8. 交響曲第15番第4楽章(抜粋)
     M. ショスタコーヴィチ/モスクワ放送SO
≪LP-3:ハチャトゥリャーン≫
  1. トッカータ
     アムバクミャーン (Pf)
  2. ピアノ協奏曲第1番 第2楽章(抜粋)
     フリエール (Pf) コンドラーシン/モスクワPO
  3. ヴァイオリン協奏曲
     D. オーイストラフ (Vn) ハチャトゥリャーン/モスクワ放送SO
  4. バレエ「ガヤネー」より「子守歌」
     ロジデーストヴェンスキイ/レニングラードPO
  5. バレエ「ガヤネー」より「レズギーンカ」
     ロジデーストヴェンスキイ/レニングラードPO
  6. 交響曲第2番 第3楽章(抜粋)
     ハチャトゥリャーン/ウィーンPO
  7. バレエ「スパルターク」より「スパルタークとフリーギアのアダージョ」
     ジュライティス/ボリショイ劇場O
  8. 組曲「仮面舞踏会」より「ワルツ」
     ハチャトゥリャーン/モスクワ放送SO
≪LP-4:ソヴィエトの声楽曲、室内楽曲、歌劇≫
  1. ミャスコーフスキイ:12の歌 作品40より「肖像画に寄せて」
     デルビナ マルティノフスカヤ (Pf)
  2. シャポーリン:5つの歌 作品10より「呪文」
     グムィリャー (B) オストリン (Pf)
  3. A. アレクサーンドロフ:Альбооное Стихотворение
     ダヴィドヴァ バフチエフ (Pf)
  4. レーヴィナ:Качайтесь,Качайтесь,Каштаны
     イサコヴァ (MS) レーヴィナ (Pf)
  5. ガヴリーリン:「ロシアの手帳」より第1曲「河の向こうにガマズミの木が」
     ドルハーノヴァ (MS) スヴェトラーノヴァ (Pf)
  6. B. チャイコーフスキイ:「プーシキンの詩集」より第3曲「タリスマン」
     ピサレンコ (S) B. チャイコーフスキイ (Pf)
  7. ホールミノフ:歌劇「Оптимистическая Трагедия」より
     エールムレル/ボリショイ劇場O他
  8. シャポーリン:歌劇「デカブリスト」より
     メーリク=パシャーエフ/ボリショイ劇場O
  9. プロコーフィエフ:歌劇「修道院での婚約」より
     ヤンコ ブラヴィン アブドゥラエフ/スタニスラーフスキイ・ネミローヴィチ=ダーンチェンコ記念音楽劇場O
  10. シェバリーン:歌劇「じゃじゃ馬馴らし」より
     バライティス エルムレル/ボリショイ劇場O
  11. ショスタコーヴィチ:歌劇「ムツェンスク郡のマクベス夫人」より「カテリーナのアリア(第4幕)」
     アンドレーエヴァ (S) プロヴァトロフ/スタニスラフスキー=ネミローヴィチ・ダンチェンコ
  12. スロニームスキイ:歌劇「ヴィリネヤ」より
     アブドゥラエフ/スタニスラーフスキイ・ネミローヴィチ=ダーンチェンコ記念音楽劇場O 他
≪LP-5:ソヴィエトのカンタータ、合唱曲≫
  1. ダヴィデーンコ:オラトリオ「十月の道」より
     ユルローフ/ロシア共和国cho
  2. シャポーリン:交響的カンタータ「クリコヴォの野にて」より第3曲
     レシェティン (B) スヴェトラーノフ/ソヴィエト国立SO
  3. コヴァーリ:オラトリオ「Емельян Пугачев」より
     サンドレル/レニングラード放送cho
  4. プロコーフィエフ:十月革命20周年のためのカンタータ(第2楽章)
     コンドラーシン/モスクワPO、ロシア共和国cho他
  5. シェバリーン:冬の道
     プティツァ/モスクワ放送cho
  6. サルマノフ:合唱協奏曲「Лебедушка」より第2、4曲
     サンドレル/レニングラード放送cho
  7. エシパーイ:オラトリオ「Ленин с нами」よりフィナーレ
     グスマン/モスクワ放送SO他
  8. ホールミノフ:Песня о Ленине
     A. ヴェデールニコフ (B) ユルローフ/ロシア共和国cho

theme : クラシック
genre : 音楽

tag : 作曲家_Shostakovich,D.D. 作曲家_Kabalevsky,D.B. 作曲家_Sviridov,G.V. 作曲家_Khrennikov,T.N. 作曲家_Shchedrin,R.K. 作曲家_Prokofiev,S.S. 作曲家_Khachaturian,A.I. USSR大衆歌曲.

おフランス物とソ連物

  • ショーソン:愛と海の詩、終わりなき歌、歌曲集 ノーマン (S) ジョルダン/モンテ・カルロPO他 (Erato WPCC-3750)
  • プーランク:シンフォニエッタ、「エッフェル塔の花嫁花婿」より、2つの行進曲と間奏曲、フランス組曲 プレートル/パリO (EMI TOCE-11415)
  • カバレーフスキイ:チェロ協奏曲第1番、ピアノ協奏曲第3番、ピアノ協奏曲第4番「プラハ」、ヴァイオリン協奏曲 シャフラン (Vc) ギレリス、ポポフ (Pf) オーイストラフ (Vn) カバレーフスキイ/モスクワ放送SO、モスクワPO、ソヴィエト国立SO (Revelation RV 10103)
  • プロコーフィエフ:オラトリオ「イワン雷帝」・ショスタコーヴィチ:ステパーン・ラージンの処刑 M. ショスタコーヴィチ/ロンドンPO ロジデーストヴェンスキイ/モスクワ放送SO他 (Intaglio INCD 7371)
大学2回生になる春だった。京都フランス音楽アカデミーのガラ・コンサートで、ドゥーカンやB. パスキエらが弾いたフォーレのピアノ四重奏曲第2番は、今でも忘れられない強烈な記憶の一つ。その演奏会で初めて聴いたのが、ショーソンの「終わりなき歌」。ノーマンの歌唱によるこの録音では、その時に感じた密やかな佇まいはあまり感じられない。とはいえ、作品を楽しむ分には何ら支障はない。「愛と海の詩」の方がバックがオーケストラだけにノーマンの底力が発揮されているが、もう少し甘さが欲しいような気もする。それにしても、こういう作品に顕著な、ショーソンの“垢抜けていない”部分って好きだなぁ。

おフランス物をもう一枚。プーランクのシンフォニエッタは、かぶとやま交響楽団の第26回定期演奏会で演奏した曲。勉強がてら聴いている時には、演奏の大雑把さが気になったが、時間が経って改めて聴き直してみると、勢いと雰囲気に満ちたなかなかの好演だという印象。シンフォニエッタにしてもフランス組曲にしてもプーランクの最高傑作というわけではないだろうが、プーランクならではの音色感が際立つ良い曲だと思う。それほど好きな系統の音楽ではないが、たまにはこういうのもいいね。

「わが父ショスタコーヴィチ」の中で、マクシームとガリーナが人間的な面で結構ボロクソに言ってたカバレーフスキイの協奏曲集を聴いた。ん~やっぱり何度聴いてもぱっとしないかな。おっ、と思う瞬間は少なくないんだけどね。曲としてはどうしても散漫な印象しかない。豪華ソリスト陣の割には、彼らの魅力を存分に味わえない物足りなさが残る。

ということで、これぞソ連物というような一枚を探してIntagio盤を。「イワン雷帝」のナレーション役(ディスクにはクレジットなし)が、もう最高。曲自体はさして好きではないのだけれども、この感極まった語りを聴きたくてよく手を伸ばしてしまう。ロシア人万歳と叫びたくなるね。「ステパーン・ラージンの処刑」は、このロジデーストヴェンスキイ盤のテンポが大好き。早めのテンポで一気に進む第一部(?)には、興奮を押さえることができない。両曲とも、終演後の拍手と一緒にブラボーを叫びそうになる。

ハイテンションになったところで、今日の音楽鑑賞はおしまい。不眠症になるかな?

theme : クラシック
genre : 音楽

tag : 作曲家_Chausson,E. 作曲家_Poulenc,F. 作曲家_Kabalevsky,D.B. 作曲家_Prokofiev,S.S.

プロフィール

Yosuke Kudo

Author:Yosuke Kudo
B. モンサンジョン著『リヒテル』(筑摩書房, 2000)に、「音楽をめぐる手帳」という章がある。演奏会や録音などを聴いて思ったことを日記風に綴ったもので、実に面白い。

毎日のように音楽を聴いているにもかかわらず、その印象が希薄になる一方であることへの反省から、リヒテルに倣ってここに私も覚え書きを記しておくことにする。無論、リヒテルの深みに対抗しようなどという不遜な気持はない。あくまでも自分自身のために、誰に意見するわけでもなく、思いついたことをただ書きなぐるだけのことである。

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