10月上旬の聴取録

  • シベリウス:交響曲第7番、ストラヴィーンスキイ:ダンバートン・オークス、リームスキイ=コールサコフ:シェエラザード 澤寿男/かぶとやま響 (Private Recording)
  • ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番、スコットランド幻想曲、ヴュータン:ヴァイオリン協奏曲第5番 ハイフェッツ (Vn) サージェント/ロンドン新SO (RCA BVCC-5063)
  • ショスタコーヴィチ:チェロ協奏曲第1番、J. S. バッハ:無伴奏チェロ組曲第1番、ハイドン:チェロ協奏曲第1番、クープラン:チェロと弦楽合奏のための演奏会用小品 シュタルケル (Vc) バウムガルトナー/ルツェルン祝祭弦楽合奏団 (Ermitage ERM147)
  • ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 デュ・プレ (Vc) チェリビダッケ/スウェーデン放送SO (DG 469 070-2)
  • レーガー:ヒラーの主題による変奏曲とフーガ、モーツァルトの主題による変奏曲とフーガ、管弦楽のためのバレエ組曲 カイルベルト/バンベルグSO、ハンブルグ州立PO (Teldec 3984-28175-2)
更新の頻度が極端に落ちてます。すみません(^^;。って、別に誰かに見せるために書いているわけでもないのですがね。新譜もぼちぼちと購入しているのだが、色々と仕事が立て込んでいて、音楽を聴くまとまった時間を取ることができないでいる。結果として、毎日書き込むようなネタがないという状況。まぁ、こうやってまとめると、結構聴いているように見えるんだけど。

かぶとやま交響楽団第29回定期演奏会の録音が手元に届いた。無論、不満がないわけではないが、当団としては出色の出来ではないかと思った。とにかく、音の方向性がオーケストラとしてきちんと定まっていることが、今までと違う点。これは、澤先生の力量なんだろうな。各曲をどういう風に描き分けようとするのか、練習で積み上げたことがきちんと音楽として昇華している。個人的には、自画自賛するレベルのソロではなかったことが残念だが、でも印象深い演奏会だった。

10月4日は、芦屋交響楽団の第60回定期演奏会にエキストラ出演。演奏している側としては色々反省することもあったが、本番の音楽は非常に素晴らしかったと思う。明確な意思を持った本名先生の棒は、あぁこれはこういう音楽だったのか、と弾き手に納得させながら自然に弾かせてしまうような説得力があった。シマノフスキは少々荒い出来だったと思うが、ショスタコーヴィチは密度の高い演奏になっていたと思う。このような体験をさせてくれたことに、感謝したい。

10月11日は、京都大学音楽研究会の後輩の結婚二次会で、モーツァルトの弦楽四重奏曲第17番の第1楽章を即席四重奏団で演奏した。まぁ、弾きなれた曲なので、宴会の余興としてはつつがなく終了。久しぶりに学生時代を思い出して楽しい一夜だった。

来年1月17日に予定されているJ&Jコンサート・エージェンシー主催の「協奏曲の愉しみ」というかぶとやま交響楽団の演奏会のプログラムがほぼ確定した。ブルッフのヴァイオリン協奏曲第1番、ショパンのピアノ協奏曲第2番、ショスタコーヴィチのピアノ協奏曲第2番、ハイドンのチェロ協奏曲第1番(第1楽章)、グリーグのピアノ協奏曲(第1楽章)という盛りだくさんな内容。ブルッフとハイドンは今回初めてスコアに目を通すので、手元にあった音源を流し聴きする。ハイフェッツ盤は、有無を言わせぬ鮮やかさで圧倒的。オーケストラにあまり耳は向かないが。右手と左手が完璧に同期した切れ味の鋭い音の響きが、やはり素晴らしい。シュタルケル盤は、んー、まぁこんなもんかな。音楽祭か何かのライヴ録音なのかもしれないが、少々やっつけ仕事みたいな、木目の粗さが気になる。オーケストラも弦楽合奏のみでホルンとオーボエは入っていない。

来年5月16日のかぶとやま交響楽団第30回定期演奏会の曲目は、ドヴォルザークのチェロ協奏曲とレーガーの「モーツァルトの主題による変奏曲とフーガ」の2曲が決定。あと1曲はまだ未定。チェロ協奏曲は、意外にLPもCDも持っていなくて、CDはこのデュ・プレ&チェリビダッケ盤しかなかった。立派な演奏ではあるが、少々勢いが良すぎるかもしれない。録音があまり良くないので、ひょっとしたらもっと繊細な音の表情がある演奏なのかもしれないが。レーガーのカイルベルト盤は面白味には欠けるものの、作品を知るには十分な演奏。この第8変奏はレーガーの魅力が存分に発揮された名曲だと思う。演奏するのは相当難しそうだけど。

明日も、この一ヶ月くらいで聴いたディスクについてまとめておく予定。
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tag : 演奏活動_かぶとやま交響楽団 演奏活動_芦屋交響楽団

[2003-08-05分]「レニングラード」など

  • シマノフスキ:演奏会用序曲、ヴァイオリン協奏曲第1&2番 ダンチョフスカ (Vn) コルト/ワルシャワ国立PO (accord DICA-24001)
  • ショスタコーヴィチ:交響曲第7番 ベリルンド/ボーンマスSO (EMI TOCE-8910)
  • ショスタコーヴィチ:交響曲第7番 インバル/ウィーンSO (Denon COCO-9942)
2日(土曜日)は、かぶとやま交響楽団の演奏会。J&Jコンサート・エージェンシー主催の「協奏曲の愉しみ」という企画演奏会だったのだが、いつになく4人の独奏者全てが安定した出来で、実につつがない演奏会となった。オーケストラに関しては、モチヴェーションの低さというか仕事に対するモラルの低さというか、とにかく色々と問題を感じはしたものの、後で指揮の佐々木先生からオケの出来についてお褒めと感謝の言葉を頂いたので、まずは良しとしておこう。本番での妙な事故がなかったせいか本番後も体力が有り余ってしまい、夕方から夜中まで延々と打ち上げ続けてしまったのは反省。翌3日(日曜日)は、芦屋交響楽団の練習。何人か知り合いはいるものの、初めての団体なので独特の緊張感を持って練習場へ。土曜日にAmazonから届いていたシマノフスキのCDはロクに予習もできずに練習場に到着したところ、この日はショスタコーヴィチだけとのこと。ラッキー。弾いてみて改めてこの曲の素晴らしさを再認識。ショスタコーヴィチの最高傑作とまでは言えないだろうが、でもやはり名曲だ。

ということで、ようやく腰を落ち着けてシマノフスキの演奏会用序曲を聴く。もろR. シュトラウスな曲。独特の抒情性を持った旋律がシマノフスキらしさなのだろう。弾くのは大変だが、なかなか素敵な曲だと感じた。ヴァイオリン協奏曲は、独奏者もオーケストラも地味ながら手堅い秀演。第2番の方が、独自の劇性を有した世界が展開されていて好み。

せっかく演奏するのだがら、ショスタコーヴィチの第7番も色々聴き直してみようと、適当に2枚取り出す。この2枚に共通しているのは、オーケストラがやや非力であること。したがって重量級の演奏にはなり得ないし、指揮者もそうした解釈を志向していないのが特徴的。ベリルンド盤の良い意味で肩の力が抜けた演奏は、なかなか素晴らしい。とはいえ、たとえば第3楽章なんかはもっと強靭な歌と音色があっても良いと思うし、両端楽章における淡々としたアゴーギクなども物足りなさを感じないでもない。一方のインバル盤は、どちらかと言えば勉強用といった感じの生真面目な演奏。

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プロフィール

Yosuke Kudo

Author:Yosuke Kudo
B. モンサンジョン著『リヒテル』(筑摩書房, 2000)に、「音楽をめぐる手帳」という章がある。演奏会や録音などを聴いて思ったことを日記風に綴ったもので、実に面白い。

毎日のように音楽を聴いているにもかかわらず、その印象が希薄になる一方であることへの反省から、リヒテルに倣ってここに私も覚え書きを記しておくことにする。無論、リヒテルの深みに対抗しようなどという不遜な気持はない。あくまでも自分自身のために、誰に意見するわけでもなく、思いついたことをただ書きなぐるだけのことである。

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