ペーパードライバー

  • ハイドン:弦楽四重奏曲第72番 作品74-1、シューベルト:弦楽四重奏曲第12番、レーガー:弦楽四重奏曲 作品121 ケッケルトQ (Orfeo C 319 931 B)
  • シューベルト:弦楽五重奏曲 メロスQ ベッツェル (Vc) (harmonia mundi france HMC 901494)
  • ショスタコーヴィチ:ヴィオラ・ソナタ ドルジーニン (Va) ムンチャン (Pf) シャフラン (Vc) ギンズブルグ (Pf) (Victor VICC-2049)
  • モーツァルト:交響曲第30、31、32番 レヴァイン/ウィーンPO (DG 419 146-2)
  • メンデルスゾーン:弦楽のための交響曲第10番、モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3番、ラヴェル:カディッシュ、ヴェレシュ:4つのトランシルヴァニア舞曲集、ショスタコーヴィチ:室内交響曲 トネッティ/オーストラリア国立室内合奏団 (Sony SICC 137)
子供の幼稚園入園などを控え、いきなりを購入。1995年に免許をとって以来、直後に1回運転した以外は完全なペーパードライバー。まぁ、それでも何とか運転にも慣れてきた。ドライブがてら車内で音楽鑑賞でも…というような余裕はまだないが。

11月22日は京都大学の学園祭だったので、例年通り京都大学音楽研究会が出店している音楽喫茶「セバスチャン」へと遊びに行った。事前にやりたい曲の予習ということで、ケッケルトQのハイドン、メルスQ他のシューベルト、そしてドルジーニンのヴィオラ・ソナタを聴く。今年はOBの集まりが悪く、この中で結局弾けたのはヴィオラ・ソナタのみだったが、まぁ、これが弾ければ何の文句もありません。本当に素晴らしい曲。熱心なピアノ弾きの後輩がいて、かつて楽器を習っていた時代に弾いた以来全く弾くことのなかった、フランクのソナタやベートーヴェンのスプリング・ソナタなんかを弾いたのはある意味で収穫だったと言えるかもしれない。それにしても、夜通し酒を飲んで楽器を弾いて始発で家に帰るというパターンは、さすがに体力的に厳しくなってきました。来年からは、終電でおとなしく帰るようにしなければ。

今度の日曜日は久しぶりにかぶとやま交響楽団の練習。所用で2回連続で休んだ挙句、日曜日は指揮者不在のために臨時で練習を見なければならない。慌ててスコアを読む。モーツァルトの第32番は初見状態なので、ボウイングを考えながらの予習。聴きながら勉強するには、レヴァインの演奏は速過ぎる。

7日にJEUGIAで購入したものの、まだ開封すらしていなかったオーストラリア国立室内合奏団の来日記念盤をようやく聴いた。10年近く前の録音であるために現在どのようになっているのかはわからないが、清潔な音楽性と技術を併せ持った素晴らしい団体だと思う。明るい音色でありながらも、過度の派手さや重心の軽さを感じさせないところに好感がもてる。メンデルスゾーンやモーツァルトの爽やかで音楽的な演奏には感心した。お目当てのショスタコーヴィチは、さすがに響きが明るすぎると思うが、音楽的な内容は実にしっかりとしたもの。
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theme : クラシック
genre : 音楽

「タンゴの歴史」

  • レーガー:モーツァルトの主題による変奏曲とフーガ シュタイン/ベルリンPO (WOWWOW [録画])
  • バルトーク:2台のピアノと打楽器のためのソナタ リヒテル、ヴェデルニコフ (Pf)他 (Denon TDCL-91850 [非売品])
  • 華麗なるロシアン・ブラス ソヴィエト国防省吹奏楽団 (Victor VIC-2192 [LP])
  • シェーンベルク:木管五重奏曲 ウィーン・フィルハーモニー管楽ゾリステン (DG MG 1072 [LP])
  • historia del tango フリアン・ヴァット (Fl) カチョ・ティラオ (Gt) (Discmedi Blau DM 769-02)
秋の学会シーズン。出張続きのため、ゆっくり趣味に費やす時間がとれない。とりあえず、レーガーのボウイングだけは決めようと、ビデオとにらめっこ。

ロシア・ピアニズム名盤選の特典盤が、ようやく届いた。まぁ、締め切りに1日遅れて応募しただけに、送ってくれただけでも感謝。実はこの曲、まともに聴くのは初めて。非常に室内楽的なまとまりを感じさせる一方で、多彩な響きの広がりもある。盤起こしみたいな音質にはあまり満足できないが、演奏を楽しむにはそれほどの問題を感じない。大物ピアニストの圧倒的かつ貫禄ある弾きっぷりも素晴らしいが、打楽器陣の表現力にも感心した。

7日は、8日に行われた学会の準備で京都へ。久しぶりに「つだちく」とJEUGIAをのぞく。つだちくの中古LPの安さは相変わらず。目に付いた3枚を購入したが、日曜日はその内2枚を聴いた。ソヴィエト国防省吹奏楽団のアルバムは、リームスキイ=コールサコフのトロンボーン協奏曲をはじめ、吹奏楽のオリジナル曲集。典型的なロシアン・サウンドと、真面目な音楽作りが楽しいなかなかのアルバム。一方、シェーンベルクは名盤中の名盤。評判は聞いていたものの、今まで全く聴く機会がなかった。極めて高度な技術と魅惑的な音色、そして音楽としての完成度の高さ。まだCD化されていないのが不思議。初めてこの曲がわかったような気がする。

JEUGIAでの収穫は、カチョ・ティラオによる「タンゴの歴史」。リリース後、Latina誌で斎藤充正氏が絶賛していたので、かねてから聴きたいと思っていたもの。ようやく入手することができた。フルート(サックス持ち替え)奏者の音色はかさついていて、お世辞にもうまいとは言いかねるのが残念。全体にもたつくような感じもあり、技術的な制約が大きいようだ。ただ、カチョのギターは完璧。音色も切れ味も、そして何よりリズム感も、全てがタンゴ。

theme : ワールド・ミュージック
genre : 音楽

tag : 演奏家_Richter,S.T. 演奏家_Vedernikov,A.I. Tango_Piazzolla,A.

現実逃避の日々

  • J. S. バッハ:2つのヴァイオリンのための協奏曲、モーツァルト:協奏交響曲、ブラームス:ヴァイオリンとチェロのための協奏曲、J. S. バッハ:無伴奏チェロ組曲第3番よりブーレ D. オーイストラフ (Vn & Va) I. オーイストラフ (Vn) メニューイン (Vn & 指揮) ロストロポーヴィチ (Vc) コンドラーシン/モスクワPO他 (EMI DVB 490450 9[DVD])
  • レーガー:モーツァルトの主題による変奏曲とフーガ シュタイン/ベルリンPO (WOWWOW [録画])
  • ショスタコーヴィチ:交響曲第15番 K. ザンデルリンク/クリーブランドO (Erato WPCS-5539)
  • Paris1955 ピアソラと彼のオルケスタ (Sono Punch EU1045)
25日はかぶとやま交響楽団の練習。レーガーの初見だった。まともにメンバーが揃わなかったので、文字通り初見しただけという感じだったが、いやはや難しい曲ですな。正確に弾けないとそれだけで台無しになってしまう部分が多くて、どうやって仕上げたものかと途方に暮れてしまう。まぁ、きちんと一つずつ積み重ねるしかないのだけれど。

オーイストラフのDVD、残るモーツァルトとブラームスを観た。メニューインの偽善的な微笑みはどうしても好きになれないが、モーツァルトは実にくつろいでいて、また華やかな、とても素敵な演奏。それにもまして、ブラームスの圧倒的な完成度。確かにロストロポーヴィチがでしゃばりすぎなのだが、オーイストラフもコンドラーシンも大人の器量で包み込んでいる。単なるロシアン・テイストというのを超えた、ブラームスの響きにただただ魅了された。

レーガーのビデオを知人から借りた。肝心な部分のボウイングが映ってなかったりして今ひとつ参考にならなかったが、演奏自体はしっかりとしたもの。こういう曲はいかに正確に楽譜を再現できるかが勝負な部分もあるだけに、ベルリンPOの達者さには素直に感心する。シュタインの音楽作りも地に足がついていて、作品の魅力をきちんと引き出している。1日のかぶとやま交響楽団の練習は僕が見たのだが、まぁ、再び初見といった感じでなかなか勉強の成果を反映させるところまでは行かなかった。それにしても、これを整理していくのは一苦労。

京都大学音楽研究会の先輩から、メールが来た。ふとしたことで聴いたショスタコーヴィチの第15交響曲に心を奪われたという内容。僕にまで飛び火してしまいました。最初の仏壇の鐘みたいな2発から完全にショスタコーヴィチの世界。ここで描かれている内容を理解するには、まだあまりにも人生経験が足りない。もっとも、死ぬ直前になっても理解なんてできないのかもしれないが。ただ、生に対する執着というか、異様なまでの生命力の強さが僕を縛り付ける。

ショスタコーヴィチの呪縛を解くために、若きピアソラのアルバムを聴く。ショスタコーヴィチとは対極でありながら、生きる力、情熱は同じように満ちている。こういう素晴らしい音楽を聴きながら、締め切りに追われる日々から逃避してる自分って…

theme : クラシック
genre : 音楽

tag : 演奏家_Oistrakh,D.F. 作曲家_Reger,M. 作曲家_Shostakovich,D.D. Tango_Piazzolla,A.

プロフィール

Yosuke Kudo

Author:Yosuke Kudo
B. モンサンジョン著『リヒテル』(筑摩書房, 2000)に、「音楽をめぐる手帳」という章がある。演奏会や録音などを聴いて思ったことを日記風に綴ったもので、実に面白い。

毎日のように音楽を聴いているにもかかわらず、その印象が希薄になる一方であることへの反省から、リヒテルに倣ってここに私も覚え書きを記しておくことにする。無論、リヒテルの深みに対抗しようなどという不遜な気持はない。あくまでも自分自身のために、誰に意見するわけでもなく、思いついたことをただ書きなぐるだけのことである。

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