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スヴェトラーノフとアマデウスQのDVD

  • ショスタコーヴィチ:交響曲第5&6番 スヴェトラーノフ/ソヴィエト国立SO (Dreamlife DLVC-1149 [DVD])
  • ブリテン:弦楽四重奏曲第3番、シューベルト:弦楽五重奏曲 プリース (Vc) アマデウスQ (Testament SBDVD 100 2[DVD])
  • ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲第2&14番 ドビュッシーQ (Arion ARN 68674)
  • 鈴木淳史:わたしの嫌いなクラシック,新書y,139,洋泉社,2005.
Dreamlifeから、恐らく今年下半期最大の注目商品の第1弾がリリースされた。1970年代のソヴィエト国立SOの映像が、それもショスタコーヴィチの交響曲で観ることができるとは!両曲とも、同じコンビによるスタジオ録音は今一つの出来なのだが、だからといってこのDVDを見逃すわけにはいかない。久しぶりにうきうきした気分でTower Records難波店へと足を運ぶ。

まだ一回通して観ただけだが、ギクシャクしたフレージングや知情意のバランスの悪さなど、やはりスヴェトラーノフはこれらの曲が得意ではなかったことが窺えるが、ライヴゆえの熱気のせいか、あるいはもやもやした音質のせいか、さすがに名演とは言えないもののそれほど不満は感じなかった。どちらかと言えば第6番の方が良い出来か。それにしても、冒頭でいきなりカメラが微妙に斜めになっていたり、センスのないカメラワークといい、ソ連クォリティを堪能させてくれる映像だ。若々しいスヴェトラーノフの溌剌とした、そしてどこかナルシスティックな棒さばきも見ていて楽しいが、何と言っても注目は数々の爆演を生み出してきたオーケストラの奏者達。第5番第4楽章でのティンパニのスネギリョーフの暴れっぷりや、第6番第3楽章での金管セクションの恥じらいが全く感じられないベルアップなど、こちらの期待を全て満たしてくれて痛快。凶暴な音色でリズムを強靭に叩きつける一方、泥臭さを濃厚に漂わせながら徹底的に甘く旋律を歌い込む彼らの特質が余すところなく発揮されている。もっともこういうスタイルでは、ショスタコーヴィチには不向きなのも当然なんだけど。

さて、音盤屋に行ってこの一枚だけで済まないのは、いまさら改めて言うまでもない(^^;。新譜コーナーとショスタコーヴィチの棚をざっと眺めて、さらに2枚を購入。

TestamentレーベルがDVDもリリースし始めたことは、完全にノーチェックだった。しかも、その第1弾がアマデウスQのライヴ映像!これは、今年の4月10日に亡くなったブレイニンの追悼盤とのこと。1977年、イギリス・スネイプのモールディングス・ホールで行われた秋期音楽祭での公演を収録したもの。主催者がブリテンとピアーズの協力を得るために、ブリテンとシューベルトだけをフィーチャーしたらしい。今回購入したDVDの他に、ブリテンの第2番とシューベルトの第12番&「鱒」という一枚も同時リリース。財布の中身が心許なかったので、とりあえず弦楽五重奏曲が収録された方を選んだ次第。画質・音質ともに大きな不満なく鑑賞することができる。

それにしても、何とも魅力的な音楽だ。脂っこいブレイニンのヴァイオリンの自在な美しさと、雄弁かつ堅実に音楽を形作る残りの三人とのバランスが絶妙。単なる1stヴァイオリン主導のスタイルでないことは、ブリテンの第3番を聴くだけでも疑う余地はない。シューベルトの弦楽五重奏曲は、先日アルバン・ベルクQの映像を見たばかりだが、はるかにゆったりしたテンポでしっかりと歌いこんでいくアマデウスQの演奏には、そこはかとない懐かしさを感じる。プリースのチェロも完全に四重奏団に同化していて、これぞ室内楽の真髄という素晴らしさ。立て続けに二回通して聴き惚れてしまいました。

ドビュッシーQのショスタコーヴィチは、最近の録音の中では優れた内容の演奏で、全集完結が待ち遠しい。第2番と第14番を収めた新譜が棚に鎮座していたので迷わず確保。が…あれ?“Vol. 5”って書いてある?僕が持っているのはVol. 3まで。いつの間にVol. 4が出ていたのだろう… ジャケットのカタログを見ると、残るは第15番のみ。ピアノ五重奏曲とのカップリングで全6枚の全集になるのだろうか。

さて、まずは第2番。細身の美しい音色はいわゆるロシア臭とは無縁だが、端正に整えられた音楽の流れが好ましい。丹念に細部を辿りながらも、作品の全体を貫く劇性を肩肘張らずに再現しているところが立派。聴きやすさという点では傑出した演奏だろう。第14番も、基本的には同じ傾向の演奏。しかし、この作品については少々音が軽すぎるように感じられるのが惜しい。全体にテクスチャの薄さばかりが気になってしまい、モノローグの切実さに欠ける。

ふらっと本屋に立ち寄って音楽書のコーナーをうろうろしていると、鈴木淳史氏の新刊を発見。「わたしの嫌いなクラシック」というタイトルは、いかにもこの著者らしい。色んな切り口があるんだなぁ、と思いつつも、結局何を主張したいのかはよくわからなかった。
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theme : クラシック
genre : 音楽

tag : 作曲家_Shostakovich,D.D. 演奏家_Svetlanov,E.F. 演奏家_AmadeusQuartet

フヴォロストーフスキイのDVD

  • Russian songs from the war years フヴォロストーフスキイ (Br) オルベリアン/モスクワCO他 (VAI 4318 [DVD])
  • ザ・ベスト・オヴ・モスクワ・シアター・オペラ モスクワ室内歌劇場 (Exton OVCL-00214)
  • シューマン:交響曲第1~4番、序曲とスケルツォ、フィナーレ サヴァリッシュ/ドレスデン・シュターツカペレ (EMI 7243 5 67771 2 5)
  • ベールヴァルド:交響曲第3番「風変わりな交響曲“Singulière”」、交響曲 第1番「まじめな交響曲“Sérieuse”」、妖精の踊り、「エストレッラ・デ・ソリア」序曲、ノルウェーの山の思い出、Racing、交響曲第2番「気まぐれな交響曲“Capriceuse”」、交響曲第4番「素朴な交響曲“Naive”」 ビョルリン/ロイヤルPO (EMI 7243 5 73335 2 8)
注文していた音盤が入荷したということで、Tower Records梅田店へ。

その音盤とは、2003年8月8日にクレムリン宮殿で行われたフヴォロストーフスキイの演奏会を収録したDVD。2003年12月29日の本欄で取り上げた、大祖国戦争の前後に愛唱されたソ連の大衆歌曲を集めたCDの収録曲(一部)が歌われている。収録曲は以下の通り:
  1. Soldiers are coming
  2. 暗い夜
  3. 士官のワルツ
  4. On a nameless hill
  5. 戦友よ、君はいずこに
  6. カチューシャ
  7. 満州の丘に立ちて
  8. 誓いの石
  9. 淋しいアコーディオン
  10. The last battle
  11. 私のモスクワ
内容は、期待以上に素晴らしい。どこかの歌謡ショーのような舞台配置だが、どう考えても“室内管弦楽団”には見えないオーケストラもさることながら合唱の壮大な人数に旧ソ連チックな趣味を感じなくもない。この壮麗なバックを従えたフヴォロストーフスキイの格好良さといったら!会場の巨大さから考えると彼の細かな表情まで見てとれた観客はほとんどいなかっただろうと思われるが、映像では随所で翳りのある微笑を浮かべ(もちろん、歌詞と無関係ではないのだが)、どこか杉様に通ずるものまで感じてしまった。歌唱に関しては、以前に述べたCDの感想と特に異なることはない。ただ、たとえば「暗い夜」を聴きながら涙を拭うこともせずに泣きはらす老女の姿や、「私のモスクワ」で観客が総立ちになって一緒に歌う姿を見ると、この戦争が当時のロシア人にとってどれほどの体験だったのかが僅かながらも伺える。勝っても負けても戦争とはこういうものだ。もっとも、昨今の日本を見ていると、やった以上は何としてでも勝たなければならなかったのかなぁなんて思ったりもするのですがね。まぁ、これは余談。ロシア音楽好きなら、持っていて損をすることはないでしょう。

せっかく音盤屋に来たので、この1枚だけで帰るのは惜しい。まずは、レコード芸術誌8月号の新譜批評欄を見て気になっていたモスクワ室内歌劇場のベスト盤を。収録曲は以下の通り:
  1. モンテヴェルディ:歌劇「ポッペアの戴冠」より「セネカよ、予は決意した」(2001年)
  2. モーツァルト:歌劇「ドンジョヴァンニ」より「お手をどうぞ」(2001年)
  3. モーツァルト:歌劇「ドンジョヴァンニ」より「窓辺においで」(2001年)
  4. モーツァルト:歌劇「コシ・ファン・トゥッテ」より「恥らわずに」(2001年)
  5. パシケーヴィチ:歌劇「守銭奴」より「どうしてここへ来たのか」(2001年)
  6. ポルトニャンスキイ:歌劇「鷹」より「酒に栄光あれ!」(2001年)
  7. ストラヴィーンスキイ:おどけた歌(2001年)
  8. ストラヴィーンスキイ:歌劇「放蕩者のなりゆき」より(1996年)
  9. ヴォールコフ:歌劇「生きて記憶せよ」より「静かに、アンドレイ」(2001年)
  10. ショスタコーヴィチ:歌劇「鼻」より「イヴァーン・ヤーコヴレヴィチとプラスコーヴィヤ・オーシポヴナ(第1幕第1場)」(2001年)
  11. ショスタコーヴィチ:歌劇「鼻」より「医者、コヴァリョーフ少佐と召使(第3幕第8場)」(2001年)
  12. ホールミノフ:喜歌劇「結婚披露宴」より「このように冷たいお方が」(2001年)
  13. タリヴェルディエフ:喜歌劇「カリオストロ公爵」より「プラスコーヴィヤ・ペトローヴナのアリア」(1986年)
  14. フレーンニコフ:喜歌劇「恋愛騒ぎ」より「ボラーヒオのセレナーデ」(2001年)
今年7月の来日公演に合わせて発売されたものだが、録音年のデータからすると、2001年録音分以外は既発の音源だと思われるものの、2001年録音分が既発かどうかは確証がない。たとえばショスタコーヴィチの「鼻」については、収録されているアリア2曲とも恐らく初出音源だろうが、これが全曲録音からの抜粋なのか、そもそもこの2曲しか録音がないのかは全く不明である。個人的には全曲が録音されていて、それがいつか発売されてもらいたいと期待しますがね。もっとも、音だけの録音ならばもっと優秀な演奏家を集めたものが欲しいかな。この団体の公演を収めたLDがかつて東芝EMIから発売されていたので、それをDVD化してもらう方が優先度が高いかも。それはともかく、内容はそれなりに楽しい。特にストラヴィーンスキイ以降の現代作品が興味深い。ただ、基本的に音楽だけで勝負する団体だけではないので、このようにCDという形で聴くと少々辛い部分もある。

来年の2月12日に予定されているかぶとやま交響楽団の第33回定期演奏会。これは、僕は出演しないのだが、実は一度も聴いたことのない曲が3曲中2曲を占めるため、良い機会だと思ってそれらの作品が収録されたCDも購入。上記演奏会のプログラムは以下の通り:
  • シューマン:序曲とスケルツォ、フィナーレ
  • ベールヴァルド:交響曲第3番「風変わりな交響曲“Singulière”」
  • シベリウス:交響曲第2番 ニ長調 作品43
シューマン作品はこれまで存在も知らなかったくらいなので、もしかしたら定盤とされている演奏があるのかもしれないが、たまたま店頭で発見したものを購入。サヴァリッシュの全集にフィルアップされていたのだが、2枚組で1500円程度の安価だったので躊躇せずにレジへと持っていくことができた。このように特別な事前情報や根拠なくして入手したこの全集、実に素晴らしい。第1番の冒頭から、立派で壮麗で、折り目正しく模範的なバランスとフレージングが達成されていて、それでいてニュアンスに満ちた音楽が繰り広げられる。残響の多い録音は好みではないが、とにかく音楽の完成度が極めて高い。これらの作品群を、素直に良い音楽だと思って聴けたのは初めて。

ベールヴァルドは全く初体験の作曲家。別に敬遠していたわけでも何でもなく、気に留める機会が今までなかっただけ。1796~1868年という生きた時代からも想像がつくように、北欧らしさよりはむしろドイツらしさを感じさせる古典的で端正な作品。上品な抒情と澄んだ響きがなかなか魅力的。中では第3番「サンギュリエール」がわりと人気の高い作品らしいが、なるほど充実した説得力の強い個性的な音楽。僕が気に入ったのは、荒削りな情感が魅力的な第1番「セリューズ」。

今回のプログラムは、渋いけれどもなかなか良いのではないだろうか。ただ、演奏する側にとっては相当ハードだろう。特に前半の2曲で、技術的な問題ばかりにとらわれずに音楽の全体像を意識して各曲を構成していくかがポイントになるような気がする。シベリウスで発散するだけでは、せっかくのプログラムの意味がない。聴きに行けるといいのだけど。

色々書いてきたが、実はこの日一番の収穫は、音盤屋の帰りに寄ったササヤ書店で、Музыка社刊ショスタコーヴィチ作品選集の第10巻を発見したこと。元々新品と中古品との区別がつき辛い装丁ではあるのだが、どちらにせよ9000円弱で入手できたのは嬉しい。この選集、これで全42巻中14冊を揃えることができた。丁度三分の一。全巻揃うのはいつになることやら…

theme : クラシック
genre : 音楽

tag : USSR大衆歌曲. 作曲家_Shostakovich,D.D. 演奏活動_かぶとやま交響楽団

インチキCD情報

  • ショスタコーヴィチ:交響曲第15番、チェロ協奏曲第1番 シャフラン (Vc) イヴァーノフ/モスクワPO (Regis RRC 1181)
  • ショスタコーヴィチ:交響曲第15番、チェロ協奏曲第1番 ヘルメルソン (Vc) ポリャンスキイ/ロシア国立SO (Chandos CHAN 9550)
  • ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲第4&8番 ボロディンQ (Mercury SR 90309 [LP])
  • ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲選集(第4番) ボロディンQ (Chandos CHAN 10064(4))
  • ボロディン:弦楽四重奏曲第2番、ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲第8&10番 ボロディンQ、ウェラーQ (London KICC 8184)
もう先週のことになるのだが、ブログ「拍手は指揮者が手を下ろしてから」のHayesさんからメールを頂いた。内容は、そのブログの8月21日付の記事と同じものなので、ここでは詳しく書かない。不精をしていてDSCH Journalの定期購読の更新をしていなかったので、この情報には気づかずにいたところ、ご丁寧にもHayesさんから情報提供を受けた次第。しかしまぁ、準メジャー・レーベルの録音が堂々と偽の演奏者名をつけて横流しされているというのには驚く前に呆れてしまう。そりゃあRegisレーベルのカタログからすぐに消えてしまったわけだ。

それにしても反省しなければならないのは、自分の鑑賞能力。確かにチェロ協奏曲では“シャフランらしからぬ”というような感想を書いたものの、随分以前に書いていたポリャンスキイ盤へのコメントを見ると、とてもじゃないが今回の偽イヴァーノフ盤ほどの高評価を与えていない。言い訳をすれば、ポリャンスキイ盤のコメントを書いていた頃は、交響曲第15番をまとめて聴いていたので、そのために一つ一つの盤に対する印象や聴き込み方が希薄になっていたのだろう。だが、演奏の傾向自体には似たような評価をしているだけに、全体的な評価にある種の先入観が強く働いていることは否めない。交響曲第15番の場合は楽曲の持つ訴求力が尋常じゃないだけに、どこまでが作品の素晴らしさなのか、あるいは演奏の素晴らしさなのかということを聴き分けることは至難ではあるのだが。今回の場合、偽音盤においても音質の劣化・加工等はなかったため、その類の理由による印象の違いというものもない。ということで、HP内のコメントも、原則として最近の感想を優先する形で多少書き直しました。

この記事にはもう一つ重要な情報が載っている。Revelationレーベルからリリースされていたショスタコーヴィチのチェロ協奏曲第1&2番(ロストロポーヴィチ独奏)という音盤(RV10087)に、第2番と表記されて収録されていた何だか全くわからない別の曲の曲名が明らかにされているのである。情報ソースはソースはDSCH-MLだというが、最近妙な宣伝メールに埋もれてロクにチェックしていなかったので、これもまた自分の注意力不足に反省しきり。20世紀ポルトガルの作曲家ロペス=グラーサ(Fernando Lopes-Graca 1906~1994)の『コンチェルト・ダ・カメラ』という曲だということ。

Hayesさんからのメールには、さらにもう一点、情報が記されていた。8月9日付の本欄で簡単にふれたMercury盤LPについて、これは全くオリジナルの音源だとのこと。早速当該LPとヒュームのカタログで同一音源とされている録音(CD)とを聴き比べてみる(あまり楽しい作業ではないのですけどね)。結論から言うと、確かに別録音のようである。第4番は、もうほとんど同じ演奏のようでさらっと聴き流しているだけでは判別し難いのだが(それはとりもなおさず、演奏者の解釈・演奏の完成度の高さを意味する)、たとえば第2楽章でチェロのベルリンスキイが魅力的に使用しているポルタメントに若干の違いが聴き取れることなどで、恐らく別録音ではないかと判断したもの。決定的だったのは、第4楽章のテンポ。Mercury盤の方が随分と速い。第8番は、細かなアーティキュレイションまで解釈がきっちりと固まっている上に、Melodiya盤、Decca盤とともに1960年代前半という録音年代もほぼ同時期であるために、一聴してはっきりとその違いに気付くことはない。ただ、第1楽章ではMercury盤の方が若干速めのテンポであるし、第2楽章以降もMercury盤の方が勢いと劇性に勝るように思われる。もちろんこれは敢えて違いを探そうという意識で聴いてはじめて気付くようなレベルの差異ではあるが。それにしても、このLP以来、再発された形跡がないのはどうしてなのだろう。Mercuryレーベル自体はCD復刻も盛んなのに。

theme : クラシック
genre : 音楽

tag : 作曲家_Shostakovich,D.D.

DVD2題&第8交響曲2題

  • サンクト・ペテルブルグ・ガラ2003 テミルカーノフ、アレクセーエフ/サンクト・ペテルブルグPO トレチャコフ (Vn) ヴィルサラーゼ (Pf) マイスキー (Vc) ネトレプコ (S) フヴォロストーフスキイ (Br) (TDK TDBA-0072 [DVD])
  • ショスタコーヴィチ:交響曲第8番 バルシャイ/ボーンマスSO (EMI 7243 5 87034 2 9)
  • ショスタコーヴィチ:交響曲第8番 コフマン/ボン・ベートーヴェンO (MDG 337 1204-2)
  • ショスタコーヴィチ:歌劇「ムツェンスク郡のマクベス夫人」 セクンデ、ヴェントリス他 アニシモフ/バルセロナ・リセウ歌劇場O &合唱団 (EMI DVB 5 99730 9 [DVD])
特に目当ての音盤があったわけではないのだが、ふらっとTower Records梅田店へ。それでもそれなりに収穫があった。

サンクト・ペテルブルグ建都300年を記念するガラコンサートのDVDは、ショスタコーヴィチの祝典序曲が収録されていること以外にも、トレチャコフの演奏を是非とも観たかったので、迷わず購入。収録曲は以下の通り:
  1. ショスタコーヴィチ:祝典序曲 テミルカーノフ(指揮)
  2. サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソ トレチャコフ (Vn) アレクセーエフ (指揮)
  3. ラヴェル:左手のためのピアノ協奏曲 ヴィルサラーゼ (Pf) アレクセーエフ (指揮)
  4. チャイコーフスキイ:歌劇「エヴゲーニイ・オネーギン」よりポロネーズ アレクセーエフ (指揮)
  5. ドニゼッティ:歌劇「ランメルモールのルチア」より「あたりは静けさに包まれ」 ネトレプコ (S) テミルカーノフ (指揮)
  6. プッチーニ:歌劇「ラ・ボエーム」より「私が街を歩くと」 ネトレプコ (S) テミルカーノフ (指揮)
  7. チャイコーフスキイ:歌劇「スペードの女王」より「いとしい人…あなたを愛しています」 フヴォロストーフスキイ (Br) テミルカーノフ (指揮)
  8. ヴェルディ:歌劇「ドン・カルロ」より「おおカルロ様、お聞きください」 フヴォロストーフスキイ (Br) テミルカーノフ (指揮)
  9. レスピーギ:アダージョと変奏 マイスキー (Vc) テミルカーノフ (指揮)
  10. ブルッフ:コル・ニドライ マイスキー (Vc) テミルカーノフ (指揮)
  11. レオンカヴァッロ:歌劇「道化師」より「ネッダ!…シルヴィオ!こんな時間に」 ネトレプコ (S) フヴォロストーフスキイ (Br) テミルカーノフ (指揮)
  12. ラフマニノフ:交響曲第1番第4楽章よりファンファーレ テミルカーノフ (指揮)
こういうリラックスした演奏会だし、さぞかし爆裂した演奏が繰り広げられるだろうと期待した祝典序曲は、残念ながら満足のいく内容ではなかった。冒頭のトランペットからして、どこか腑抜けたような音。金管楽器の音程も今ひとつ良くない。練習不足なのか、主部に入ってからも雑然とした演奏が続き、コーダ前の部分では管楽器と弦楽器で完全にずれてしまう。致命的なのは、バンダがいないこと。せっかくのお祭りなんだから、そんなところでケチらなくても…

と、すっかり意気消沈したところでトレチャコフの登場。彼の演奏は、確か中学時代に札幌の厚生年金会館で円光寺雅彦指揮の札幌交響楽団とシベリウスのヴァイオリン協奏曲というのを聴いたことがあるが、第1楽章の第2主題の濃厚なロマンティシズムが強く印象に残っているものの、さすがに弾き姿の記憶までは残っていない。それにしても、実に達者な演奏。すべてが合理的で、全部の音が完璧に輝かしく響ききっている。時に泥臭さを感じさせる歌い口も魅力的。せめてもう一曲くらい聴きたかった。続くヴィルサラーゼも立派な演奏。ガラコンサートにラベルの左手という選択も凄いが、媚びのない峻厳とした音楽も素晴らしい。旧ソ連のこの世代の演奏家の底力を再確認させてくれる二人の演奏である。

アレクセーエフ指揮のポロネーズで前半が終わり、続く後半からはテミルカーノフの指揮となる。ネトレプコもフヴォロストーフスキイも巧い。大編成のオーケストラをバックに一歩も退かないどころか、スケールの大きな音楽で全体をリードしていく貫禄に圧倒される。テミルカーノフの伴奏も的確で見事なもの。マイスキーは随分大物扱いされているようだが、いつも通りの軟弱でか細い、見た目通りの演奏。ただし、ここでの選曲は彼の特質によく合っているのでそれほど不満は感じない。でも、マイスキーが2曲弾くのだったら、トレチャコフに3曲弾かせて欲しかったというのが率直な気持ち。ネトレプコとフヴォロストーフスキの艶やかな二重唱(最後のキスは見てて恥ずかしくなったが(^^;)でプログラムが終了すると、最後はラフマニノフの交響曲から抜き出したファンファーレでお開き。なかなか充実した内容でした。

バルシャイとボーンマス響によるショスタコーヴィチの第8番は、かなり以前にCD化されていたものの、ボーンマス響創立100周年記念CDに収録された第3楽章以外は長らく入手困難な状況が続いていた。廉価盤で復活したとの情報を知り、店頭で見つけて即購入。全体的には決して悪くない雰囲気で、特に切実な弦楽器の歌には心動かされる瞬間も少なくない。ただ、オーケストラのパワー不足は否めず、ダイナミックレンジの狭さが作品のスケール感を表現する上での制約になってしまっている。

交響曲第8番をもう一枚。7月15日付の本欄で第7番の秀演を取り上げたコフマンとボン・ベートーヴェン管による演奏。端正で丁寧な音作りと、楽曲に対する真摯な取り組みは立派なもの。テンポ設定や息の長い盛り上げなど、全体的に的確で模範的な解釈がなされていると言って構わないだろう。ただ、この作品では特にオーケストラの力不足が気になる。弦楽器の厚みが決定的に不足している。逆に、こういう音のまとめ方であれば、金管楽器にはさして不満はない。

「ムツェンスク郡のマクベス夫人」のDVDは、もう随分前にリリースされていたもの。いい加減、なくなる前に買っておこうということで購入。とりあえず一気に通して鑑賞してみたが、オーケストラがなかなか健闘している。これは、オケがしっかりと捉えられた録音のせいかもしれない。弦楽器が少々非力なのは否めないが、管楽器や打楽器が十分に雰囲気を醸し出していて、実演でこの水準ならば満足すべき出来だろう。声楽陣も悪くはないのだが、さすがにロシア語の発音には難がある。老囚人役のネステレーンコはさすがに圧倒的な存在感。歌劇場の雰囲気をよく伝えてくれる映像構成や画質・音質も立派なもの。演出もごく常識的なもので、違和感なく作品を楽しむことができる。もっとも、少なくともR15指定くらいはしたいところだが(^^;。ただ、第3幕の終わりでカテリーナとセルゲーイが逮捕された後に、交響曲第6番の第1楽章が挿入されたのはどうかと思う。第1幕と第2幕、休憩をはさんで第3幕と第4幕の連結部分で演出者の独自性を発揮したようだが、前者はともかく、このように違う音楽を(いくら同じ作曲家の作品とはいえ)突然挿入するのには賛成し難い。とはいえ、歌劇場の公演を収録した映像は他にないので、ファンならば必ず手元に置いておきたい一枚。

theme : クラシック
genre : 音楽

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未聴LP(7月分)

  • ショスタコーヴィチ:24の前奏曲とフーガより第20、4、24、13番 バケーエヴァ (Org) (Melodiya 33D-23613-4 [10" mono])
  • ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲第2番 ルドルフ・シュルツQ (Urania URLP 7040 [LP])
  • メンデルスゾーン:弦楽八重奏曲、ショスタコーヴィチ:弦楽八重奏のための2つの小品 ヴューラー八重奏団 (Da Camera Magna SM 92810 [LP])
  • ショスタコーヴィチ:チェロ・ソナタ、プロコーフィエフ:チェロ・ソナタ ヤニグロ (Vc) ヴォルマン (Pf) (Westminster XWN 18791 [LP])
Ars Antiqua / Mikrokosmos Mail Order Co.からの、7月到着分を聴く。いつも通り、ショスタコーヴィチ関係ばかり。

24の前奏曲とフーガからの4曲をオルガンで演奏したアルバムは、オルガンならではの雰囲気がなかなか面白い。第20番と第4番は曲想との相性も悪くないので、こういうのも良いと感じさせてくれる。ただ、響きが混濁してしまうのは致し方なく、第24番と第13番では音楽の明晰さが損なわれてしまったことは否めない。

ルドルフ・シュルツQによる弦楽四重奏曲第2番は、1952年にリリースされたもの。針音が盛大に入っていて盤の状態はあまり良くないが、演奏そのものは至極まっとうなもの。この作品が持つ泥臭いロシア情緒は後退しているが、端正なフレージングと堅実な演奏技術でしっかりとまとめあげているところに好感が持てる。

ヴューラー八重奏団という団体も初めて聴いたが、線は細いものの、正攻法な音楽作りは悪くない。ショスタコーヴィチ作品でも乱れることなくきっちりとまとめあげていることは評価に値するだろう。ただし、聴き手に与える印象はそれほど強くない。メンデルスゾーンの第1楽章で繰り返しをしていないのは、個人的にがっかり。あの1カッコがいいのに。

ヤニグロのチェロ・ソナタも1959年にリリースされた古い録音で、演奏そのものもどこか古き佳き時代を感じさせるような、穏やかで郷愁に満ちたもの。ただしこれは、本アルバムに収録された作品とは異質なもので、曲を聴くという点では大いに不満が残る。もっとも、チェロ自体は技術的にも音楽的にも安定している。どちらかと言えば、プロコーフィエフのソナタの方が合っている。

theme : クラシック
genre : 音楽

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ABQのシューベルト、キタエンコのショスタコーヴィチ

  • シューベルト:弦楽四重奏曲第10番、弦楽五重奏曲 アルバン・ベルクQ シフ (Vc) (2005.5.26 [NHK-ETV (2005.8.7)])
  • ベルリン・フィル&ウィーンフィル 8人のホルン奏者たち (2005.7.1 [NHK-ETV (2005.8.7)])
  • ショスタコーヴィチ:交響曲全集 キタエンコ/ケルン・ギュルツェニヒ管他 (Capriccio 71 029 [SACD])
7月26日の本欄で、アルバン・ベルクQのカクシュカ追悼の話を書いたところだが、病床に臥していたカクシュカに代わってイザベル・カリシウスという女流ヴィオリストを迎えて行った日本公演(紀尾井ホール)の映像が、NHK教育テレビの「芸術劇場」で放映された。カリシウスは、モーツァルトの弦楽五重奏曲などでアルバン・ベルクQとの共演も何度か経験している、カクシュカの弟子ということ。彼女が正式にカクシュカの後任になるかどうかは分からないが、ABQの今後の展開を占う意味でも興味深く観た。

一曲目の冒頭から、特に違和感なくいつものABQサウンドが奏でられてまずは安堵。ただ、ピヒラーは大分衰えましたね。左手はもう10年前くらいから怪しくなってきていたが、今回は右手のしなやかさが失われつつあることに寂しさを感じた。ただ、カクシュカは音量が小さかっただけに、カリシウスの参加で中低域の厚みが増したことは歓迎すべき変化だろう。ピヒラーが神経質に目配せしていたところを見ると、まだまだアンサンブルがこなれてはいないのだろうが、ABQの三代目ヴィオリストとしての資格は十分にあるんじゃないだろうか。ただ、個人的には弦楽四重奏は男の四人組っていうのが見た目に一番美しいと思うので、ちょっと微妙なところですが。

弦楽五重奏曲は、基本的な音楽作りは20年前の録音と一緒だが、より一層の自在さを獲得した秀演だった。四重奏曲以上の難曲だけに多少耳障りな音もなかったとは言えないが、好き嫌いは別にしてこれほどまでに多彩なニュアンスを持った演奏をできる団体は、そうはないだろう。こうやって映像で見ると、久しぶりにこの曲を弾きたくなってきた。メンバーを探そうかな?

続くホルン・アンサンブルの番組も一緒に録画。王子ホールでのライヴだが、こちらは雰囲気の良い楽しさに満ちた演奏会。かつてかぶとやま交響楽団の第21回定期演奏会で共演させていただいたストランスキーさんが参加されていたので、懐かしさも手伝って楽しく観た。単に楽器の違いだけではなく、音色に対する嗜好が両オーケストラで大きく異なっているのが面白い。ただ、この水準の演奏家が集まると、そうした差異を超えて一つの音楽になるのが立派。それにしても、ドールは巧いですね。

さて、夏のボーナスで購入した最大のセットが、キタエンコ指揮のショスタコーヴィチの交響曲全集。もう既にあちこちで話題になっているので、どこか乗り遅れた気分。何も知らずにTower Records難波店で購入したのだが、どうやら随分とお買い得だった模様。なかなか一気に全曲聴き通すわけにもいかないので、のんびりと聴いていくことにする。

まずは、第1&3番。第1番の冒頭から、磨きぬかれた響きと確信に満ちた音楽の流れに感心する。録音の良さもあるのだろうが、それにしてもオーケストラの音色が美しい。この水準になると、ロシア臭の有無は全く気にならないどころか、むしろこの作品にはこの音が相応しいように感じられる。技術的には完璧とまでは言えないが、奇を衒うことなく着実に展開される音楽は十分に説得力を持っている。少々粘着質なキタエンコの歌いまわしは、あまり僕の好みではないが。第3番は、合唱が入るまでの部分に関しては非の打ち所がない名演。明るめの音色できびきびと進められる演奏は、この作品を本来の内容以上に魅力的なものとして聴かせてくれる。キタエンコ独特の粘っこさは、たとえば合唱が入る前のグリッサンドが続く部分などで効果的に作用していて、楽曲との相性の良さを感じさせる。合唱も決して悪くはないのだが、個人的にはもう少し荒っぽい方が好き。整然とした歌は、楽曲の陳腐さをあからさまにしてしまう。まぁ、そういう曲なんだけど。

続いて、第2&5番。第2番は、非常に優れた演奏。隅々まで丁寧に磨き上げられた音楽は、他の録音と比較しても傑出している。細部まですっきりと捉えた録音も秀逸。合唱も十分力強くて、それほど違和感がない。ただ、サイレンの音色は乾いた汽笛みたいでちょっと拍子抜け。第5番も立派な内容である。さすがに名演揃いのこの曲で他を圧倒するほどの演奏ではないが、真摯な音楽作りは説得力十分。少々きれいごとに終始している感は否めないが、これはオーケストラの力量との兼ね合いなのかもしれない。ただし、妙なくどさがないので聴きやすさは抜群。

第4番は、ライヴ録音ということだが何回かのテイクをつないでいるようで、技術的な不満はほとんどない。妙な味付けがないものの、手応えのあるコクが全編に満ちていて充実した演奏になっている。きびきびとしたテンポで進められる推進力のある音楽が立派。細部へのこだわりよりは、交響曲としての構成感と全体の流れを重視した解釈だが、実に分かりやすく聴きやすい仕上がりに感心する。やみくもなエネルギーには欠けるが、難解さゆえにこの作品を敬遠してきた聴き手には特に薦められる。

theme : クラシック
genre : 音楽

tag : 演奏家_AlbanBergQuartet 作曲家_Shostakovich,D.D.

ノルシュテインの「外套」など

  • ロシアの映像詩人 ノルシュテイン 日本をゆく (2005.7.23 [NHK-ETV])
  • ユーリ・ノルシュテイン作品集 (Pioneer PIBA-3040 [DVD])
  • 高畑勲(解説):話の話,アニメージュ文庫,1984
  • 堀江敏幸:河岸忘日抄,新潮社,2005
  • ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲第4&8番 ボロディンQ (Mercury SR 90309 [LP])
7月24日は、長女の誕生日。出かける都合などでプレゼントは事前に買ってしまっていたのだが、やはり当日に何もないというのも寂しい。というわけで、こんなものをこっそり用意しておいた。すると、何という偶然だろう。その前日の23日にNHK教育TVでノルシュテインのドキュメンタリー(再放送)が放送された。さらに都合の良いことに番組中で「霧の中のはりねずみ」も一部が流れたので、DVDで全編を見ようということになり、プレゼントも無事に喜んでもらえ、めでたしめでたし。このドキュメンタリーの中では、依然として制作中の「外套」の一部分も流れた。BGMがショスタコーヴィチの交響曲第7番だったのは、これはこの番組だけのことなのだろうか?それとも、ノルシュテイン自身がこの音楽に合わせて映像を作っているのだろうか?いずれにしても、非常によく映像の流れと合っていたのでびっくり。この交響曲が単に戦争にとどまらず人間そのものを描いているということを、改めて認識させられた。偉大な芸術家は、かくもあっさりと芸術の本質を捉えてしまうのかと感嘆した次第。DVDをかけたついでに「話の話」も見たが、やはり凄い作品。高畑氏の解説も見事。「外套」、何とか完成させてもらいたいものだ。

堀江敏幸の長編小説、『河岸忘日抄』を読了した。元来、洋の東西を問わず“小説”というジャンルにはどうも興味を惹かれることがないのだが、この本、ショスタコーヴィチに関する記述があるという情報を得て早速読んでみたもの。どことなく気取った文体が嫌味ったらしく感じなくもないが、ゆったりとした時間感覚の中で多彩な“ネタ”を元に流れていく思考の展開がとても面白い。全くの偶然だが、文中で伏線となっているLPが、この本を読んでいる間にMikrokosmos Mail Order Co.から届いた(^^;。第8番はDeccaのCD、第4番はChandosの選集にそれぞれ収録されている有名な録音で、演奏も申し分のない名演だが、こうした文脈の中で聴いてみるのもまた一興か。

theme : 映画監督
genre : 映画

tag : その他_Norshteyn,Y.B. 作曲家_Shostakovich,D.D.

プロフィール

Yosuke Kudo

Author:Yosuke Kudo
B. モンサンジョン著『リヒテル』(筑摩書房, 2000)に、「音楽をめぐる手帳」という章がある。演奏会や録音などを聴いて思ったことを日記風に綴ったもので、実に面白い。

毎日のように音楽を聴いているにもかかわらず、その印象が希薄になる一方であることへの反省から、リヒテルに倣ってここに私も覚え書きを記しておくことにする。無論、リヒテルの深みに対抗しようなどという不遜な気持はない。あくまでも自分自身のために、誰に意見するわけでもなく、思いついたことをただ書きなぐるだけのことである。

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