まだX’mas…

  • ムーソルグスキイ:展覧会の絵(ラヴェル編曲版&原曲) ペトロフ (Pf) テミルカーノフ/ソヴィエト国立SO (Yedang YCC-0003)
  • グレゴリア聖歌集 ルスタヴィ・アンサンブル (Yedang YCC-0113)
  • チャイコーフスキイ:ヴァイオリン協奏曲、ベートーヴェン:交響曲第7番 パールマン (Vn) メータ/イスラエルPO (Yedang YCC-0122)
  • イタリア・オペラ・アリア集(プッチーニ:「ボエーム」~冷たき手を、ヴェルディ:「リゴレット」~あれかこれか、風の中の羽根のように(女心の歌)(パヴァロッティ)、ヴェルディ:「シモン・ボッカネグラ」~誇り高き宮殿よ、「ドン・カルロ」~ひとり寂しく眠ろう、「マクベス」~空が急にかげったように、「エルナーニ」~何たることだ(ザッカリア)ヴェルディ:「仮面舞踏会」~土気色の顔が星を見上げるとき、ドニゼッティ:「ランメルムーアのルチア」~あたりは沈黙にとざされ、ロッシーニ:「セビリアの理髪師」~今の歌声は(グリエルミ)、ベルリーニ:「ノルマ」~ああ!どうぞ、あの子たちを、ヴェルディ:「マクベス」~日の光が薄らいで(ヴァイナ)、トスティ:「マレキアーレ」、プッチーニ:「蝶々夫人」~ある晴れた日に、「トスカ」~歌に生き、恋に生き(トゥッチ)) (Yedang YCC-0145)
  • ショパン:24の練習曲 アシケナージ (Pf) (Yedang YCC-0154)
  • シューベルト:アルペジョーネ・ソナタ、ストラヴィーンスキイ:ロシアの歌、A. チャイコーフスキイ:ヴィオラ協奏曲、ベリオ:バレエの情景 バシメート (Va) ムンチャン (Pf) ゲールギエフ/モスクワPO (Yedang YCC-0087)
  • シューマン:交響的練習曲、クドレイ:ソナタ=フレスコ、バラキエフ:イスラメイ、チャイコーフスキイ:ピアノ協奏曲第1番 ベレゾフスキイ (Pf) S. コーガン/ロストフ・フィルハーモニック協会SO (Yedang YCC-0161)
Yedang Classicsのクリスマス・ボックス、まだまだ未聴盤の山。買った音盤は絶対に一度は聴くというのが僕のささやかなポリシーだけに、未開封のまま放っておくわけにはいかない。それに、普段なら聴くことも、ましてや買うこともないような作品・演奏があるからもったいないし。

まずは、「展覧会の絵」の原曲とラヴェル版とを1枚に収録したアルバム。テミルカーノフの指揮に期待したが、わりとあっさりした平凡な出来に拍子抜け。ペトロフのピアノにも特筆すべきものは聴かれなかった。

「グレゴリオ聖歌集」は、こんなことでもなければ聴かない音楽の筆頭。癒しの音楽として一時ブームになっていたのは知っているが、そもそも癒されるほどのことは何もしていないので、聴く必要性を全く感じていなかった。確かに“癒し”と称したくなる意味はよくわかるし、美しい音楽であるとも思うが、この時代に生まれていたら音楽が好きだったかどうかは甚だしく疑問。

パールマン&メータのモスクワ・ライヴは、別にこの顔ぶれで聴かなくても…というプログラム。パールマンのヴァイオリンは決して嫌いではないのだが、チャイコーフスキイなんて彼にとっては朝飯前に違いないとはいえ、いくらなんでも適当に弾き飛ばし過ぎのように思われる。こういう雑な演奏には感心しない。メータのベートーヴェンはごく平凡な演奏。

「イタリア・オペラ・アリア集」は、スカラ座の歌手たちがモスクワに客演した時のライヴ録音。歌劇や歌曲を聴くことがほとんどないので、名前を見てピンとくるのはパヴァロッティくらいしかいないが、それぞれが美声を競い合うように張り上げていて、それなりに楽しい。

アシケナージのショパンというのも、実は全くの初体験なのだが、とても感心した。ソ連時代唯一のショパンということだが、他の録音や演奏と比較したわけではないものの、丁寧に磨かれた仕上げが立派。各曲の魅力が存分に引き出されている。中でもテンポの速い曲が良い。

バシメートが当代随一のヴィオリストであることに何ら異論はないが、ぬっとりとした芸風がどうしても好みではない。ただ、ここに収録された作品群に関しては、そうした違和感もなく楽しむことができた。アルペジョーネ・ソナタは、音域の問題で不自然な箇所は少なくないが、これはまぁバシメートのせいではない。バシメートに献呈されているA. チャイコーフスキイもいいが、ベリオがとても楽しい。

ベレゾフスキイのアルバムは、いかにもなピアニズム満載といった感じ。鮮やかではあるが、取り立てて魅力は感じない。あくまでも、僕の趣味だけど。
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theme : クラシック
genre : 音楽

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Yosuke Kudo

Author:Yosuke Kudo
B. モンサンジョン著『リヒテル』(筑摩書房, 2000)に、「音楽をめぐる手帳」という章がある。演奏会や録音などを聴いて思ったことを日記風に綴ったもので、実に面白い。

毎日のように音楽を聴いているにもかかわらず、その印象が希薄になる一方であることへの反省から、リヒテルに倣ってここに私も覚え書きを記しておくことにする。無論、リヒテルの深みに対抗しようなどという不遜な気持はない。あくまでも自分自身のために、誰に意見するわけでもなく、思いついたことをただ書きなぐるだけのことである。

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