オーイストラフ、コーガン、ロストロポーヴィチ(Yedang)

  • プロコーフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第1&2番、バレエ「ロメオとジュリエット」より「仮面」(ハイフェッツ編)、ヴァイオリンとピアノのための5つのメロディー D. オーイストラフ、L. コーガン(Vn) ムイトニク、ヤンポリスキイ(Pf) コンドラーシン/ソヴィエト国立SO (Yedang YCC-0016)
  • ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第3番、ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第9番「クロイツェル」 D. オーイストラフ(Vn) バウエル(Pf) (Yedang YCC-0077)
  • サン=サーンス:チェロ協奏曲第1番、プロコーフィエフ:交響的協奏曲 ロストロポーヴィチ(Vc) ストリャーロフ/モスクワ放送SO、K. ザンデルリンク/レニングラードPO (Yedang YCC-0155)
  • エルガー:チェロ協奏曲、ブリテン:チェロ交響曲 ロストロポーヴィチ(Vc) ラフリン、ブリテン/モスクワPO (Yedang YCC-0043)
Yedang Classicsクリスマス・ボックス、ようやく半分くらいまで消化してきた。まだ何が残っているのか、実はきちんと把握していない…(^^;。

で、今日はオーイストラフ、コーガン、ロストロポーヴィチと、弦楽器の神様達のアルバムを集中的に。

まずは、プロコフィエフ作品のアルバムから。これらの作品の最も理想的な演奏であることは、いまさら疑う余地もない。隅々まで自然な音楽の息吹きに満ち溢れ、作品の魅力が十二分に表出されている。技術的にも、当然ながら完璧な出来。終始圧倒される一枚。

オーイストラフとバウエルのソナタ集は、まさに名曲の名演といった形容がふさわしい。高貴なロマンティシズムを感じさせるブラームス、貫禄たっぷりのベートーヴェン、いずれも最大級の賛辞を受けて然るべき演奏。

ソ連時代のロストロポーヴィチは、いつ聴いても素晴らしい。2枚のアルバムに4曲の協奏曲が収録されているが、多彩な作曲家の作品を見事に弾き分けながらも、一方で深くロストロの刻印が刻み込まれているのが印象的。いずれも録音はあまり良くないのが残念だが、プロコーフィエフやブリテンといったロストロのための作品はもちろんのこと、サン=サーンスやエルガーにおいても作品に極限的な巨大さを与えるロストロの名技が光る。なお、ブリテンは世界初演の貴重な記録とのこと。
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theme : クラシック
genre : 音楽

tag : 演奏家_Oistrakh,D.F. 演奏家_Kogan,L.B. 演奏家_Rostropovich,M.L.

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Yosuke Kudo

Author:Yosuke Kudo
B. モンサンジョン著『リヒテル』(筑摩書房, 2000)に、「音楽をめぐる手帳」という章がある。演奏会や録音などを聴いて思ったことを日記風に綴ったもので、実に面白い。

毎日のように音楽を聴いているにもかかわらず、その印象が希薄になる一方であることへの反省から、リヒテルに倣ってここに私も覚え書きを記しておくことにする。無論、リヒテルの深みに対抗しようなどという不遜な気持はない。あくまでも自分自身のために、誰に意見するわけでもなく、思いついたことをただ書きなぐるだけのことである。

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