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かぶとやま交響楽団第32回定期演奏会

  • ブラームス:交響曲第2番、チャイコーフスキイ:交響曲第3番、ショスタコーヴィチ:交響曲第13番 アレクサーシキン (B) ファン・ズヴェーデン、スヴェトラーノフ、ロジデーストヴェンスキイ/ハーグ・レジデンティO (Residentie Orkest RO 100)
5月18日付けの本欄で紹介したかぶとやま交響楽団の第32回定期演奏会が、7月9日にあった(伊丹アイフォニックホール)。ほぼ一年ぶりに出演したが、練習は直前の4回しか参加できなかったため、個人的には不満も少なくない。でもまぁ、やはり勝手を知った仲間の中で演奏するのは落ち着くし、何だかんだ言ってとても楽しい時間を過ごさせていただきました。演奏は、シューベルトの交響曲第3番の出来が一番良かったかな。もっともエキストラの多い団事情では、細かいアーティキュレーションなどが徹底しない不満を拭うことはできなかったが。メンデルスゾーンの「フィンガルの洞窟」とヘンデルの「水上の音楽」は、どちらも出来が悪かったとは思わないが、どうも演奏の焦点が定まりきらなかった印象。イベールの「モーツァルトへのオマージュ」は弾くのに精一杯(しかも本番は結構ボロボロ)といった感じで終始したのが残念。こういう曲はアマチュアには厳しいかな。ワーグナーの「ジークフリート牧歌」は集中力が持続しなかったのが課題。結局、今回のような盛りだくさんのプログラミングというのは、演奏会としてまとめるのが非常に難しいということか。

さて今日取り上げるのは、ハーグ・レジデンティ管の100周年記念の3枚組CD。3曲とも燃焼度の高い演奏で、このオーケストラの底力を知らしめてくれる。ズヴェーデンの指揮は初めて聴いたが、オーソドックスながらもオーケストラを気持ちよく乗せて音楽を進めていく様に好感が持てた。新たな発見などは全くないが、嫌味なところもなく、ライヴならではの盛り上がりを楽しむことができる。一方、スヴェトラーノフによるチャイコーフスキイでは、ロシアのオーケストラかと錯覚してしまうほど指揮者の要求に応えており、この団体の順応性の高さを窺うことができる。終演後の熱狂も凄い。

このアルバム、お目当てはもちろんロジデーストヴェンスキイの「バービィ・ヤール」。これがまたなかなか素晴らしい演奏。全体にゆっくりとしたテンポがとられているが、鈍重さや退屈さとは無縁で、地の底から這い上がってくるような力強さが格別。第2楽章のリズム感などにロジデーストヴェンスキイらしさが発揮されているが、第5楽章に聴かれるような美しさもこの演奏の特筆すべき特徴。アレクサーシキンの自在な歌唱も立派なもの。男声合唱にさらなる強靭さを求めたいところだが、オーケストラは十分に健闘している。
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theme : クラシック
genre : 音楽

tag : 演奏活動_かぶとやま交響楽団 作曲家_Shostakovich,D.D.

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Yosuke Kudo

Author:Yosuke Kudo
B. モンサンジョン著『リヒテル』(筑摩書房, 2000)に、「音楽をめぐる手帳」という章がある。演奏会や録音などを聴いて思ったことを日記風に綴ったもので、実に面白い。

毎日のように音楽を聴いているにもかかわらず、その印象が希薄になる一方であることへの反省から、リヒテルに倣ってここに私も覚え書きを記しておくことにする。無論、リヒテルの深みに対抗しようなどという不遜な気持はない。あくまでも自分自身のために、誰に意見するわけでもなく、思いついたことをただ書きなぐるだけのことである。

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