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アンサンブル・アデルのショーソン

  • ショーソン:果てしない歌、チェロとピアノのための小品、妻への讃歌、魅惑と魔法の森、ピアノ、ヴァイオリンと弦楽四重奏のための協奏曲 フィンク (MS) アンサンブル・アデル (Accord 476 742 7)
  • MIDNIGHT ADAGIOS (Decca 475 004-2)
仕事で京都に行ったついでに、JEUGIA四条店に立ち寄る。三条本店の方は年に一度くらいはのぞいていたが、四条店に足を踏み入れたのはもう何年ぶりになるだろうか。ビルの改装工事のために移転するとのこと。実は、京都で最初に輸入盤CDを買ったのはこの店だったので、妙にクラシックが縮小された店内を見ながら感傷的になってみたりして。

新譜の棚で、アンサンブル・アデルのショーソン作品集を発見。1999年頃に出ていた盤の再発のようだが、当時は全くノーチェックだった。斉諧生さんの音盤狂日録2000年10月14日付の記事で、この盤に触れられていたが迂闊にも見逃していたようだ。弦楽器の弱さはこの団体の他の録音と共通する欠点だが、本盤でもアデルの明快な情念に貫かれたピアノが音楽をリードしていることでその欠点はあまり気にならない。歌曲の軽やかに漂う雰囲気は、特に素敵。しかし、さすがにコンセールでは弦楽器の力不足が気になってしまう。第1楽章はやや散漫な出来だし、第2楽章はとりたてて不満を述べるような内容ではないものの、第3楽章の盛り上がりも迫力に欠ける。第4楽章では大団円に向かう内的な燃焼度があまり感じられないのが残念。もっとも、全体を通しての雰囲気は決して悪いわけではないので、録音ではなくライヴで聴くべき団体なのかもしれない。

先日Tower Records梅田店で買い物をした際、店内の商品検索端末に目が留まり、色々といじっていると、記憶の片隅にあったイ・サロニスティが演奏したショスタコーヴィチ作品というのが見つかった。早速注文し、入荷したとの連絡を受けて引き取りに出向いたのだが内容を見てがっかり。「MIDNIGHT ADAGIOS」と題されたオムニバス盤の収録曲は以下の通り:
【Disc 1】
モーツァルト:アイネ・クライネ・ナハトムジークより第2楽章 マリナー/アカデミー室内O(1971)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第14番より第1楽章 アシケナージ(Pf)(1979)
エルガー(Mondvay編):夜の歌 イ・サロニスティ(1989)
フォーレ:パヴァーヌ デュトワ/モントリオールSO & Cho.(1988)
ボロディン:弦楽四重奏曲第2番より第2楽章 ボロディンQ(1962)
ブラームス(ロブレス編):5つの歌より「子守歌」 ロブレス(Hp)(1979)
クライスラー:ロマンティックな子守歌 ベル(Vn) コーカー(Pf)(1996)
ドヴォルザーク:歌劇「ルサルカ」より「白銀の月よ」 ローレンガー(S) パタネー/サンタ・チェチーリア国立アカデミーO(1966)
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番より第2楽章 アシケナージ(Pf)/クリーヴランドO(1988)
J. S. バッハ:チェロ・ソナタ第3番より第2楽章(抜粋) シュタルケル(Vc) シェベック(Pf)(1963)
ビゼー:「カルメン」組曲第1番より間奏曲 デュトワ/モントリオールSO(1988)
ヴィヴァルディ:ギター協奏曲 ニ長調より第2楽章 フェルナンデス(G) マルコム/イギリス室内O(1987)
ヴォーン=ウィリアムズ:「富める人とラザロ」の5つの異版(抜粋) マリナー/アカデミー室内O(1972)
ショパン:夜想曲第2番 アシケナージ(Pf)(1983)
カントルーブ:民謡曲集「オーヴェルニュの歌」より「バイレロ」 キリ・テ・カナワ(S) テイト/イギリス室内O(1983)
サティ(ドビュッシー編):ジムノペティ第1番 デュトワ/モントリオールSO(1989)
【Disc 2】
J. S. バッハ:管弦楽組曲第3番より「アリア」 マリナー/アカデミー室内O(1971)
ドビュッシー:ベルガマスク組曲より「月の光」 ロジェ(Pf)(1978)
マスネ:タイスの瞑想曲 ケネディ(Vn) ボニング/ナショナルPO(1984)
モーツァルト:ピアノ協奏曲第21番より第2楽章 アシケナージ(Pf)/フィルハーモニアO(1979)
シューベルト:弦楽五重奏曲より第2楽章(抜粋) タカーチQ ペレーニ(Vc)(1993)
ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番より第2楽章 ベル(Vn) マリナー/アカデミー室内O(1988)
マルチェロ:オーボエ協奏曲 ニ短調より第2楽章 ホリガー(Ob) イ・ムジチ(1987)
ドヴォルザーク:弦楽セレナードより第4楽章 ホグウッド/ロンドンPO(1988)
ロドリーゴ:アランフェス協奏曲より第2楽章 ロメロ(G) マリナー/アカデミー室内O(1994)
リスト:コンソレーション第3番 ガレスピー(Pf)(1977)
ラフマニノフ:組曲第1番「幻想的絵画」より第2曲「夜と愛と」 アシケナージ & プレヴィン(Pf)(1975)
ショスタコーヴィチ:映画音楽「馬あぶ」より「ロマンス」 シャイー/ロイヤル・コンセルトヘボウO(1999)
オッフェンバック:歌劇「ホフマン物語」より「舟歌」 ボニング/スイス・ロマンドO(1972)
肝心のショスタコーヴィチ作品は、シャイー盤というオチ。後でよく調べてみると、イ・サロニスティが演奏したショスタコーヴィチ作品は「ポルカ」だったようだ。二枚組で2500円強。こんな眠くなりそうなアルバム、ドライブ中にしろ仕事中にしろBGMとして使うこともできない。あぁ…無駄遣い。
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theme : クラシック
genre : 音楽

tag : 作曲家_Chausson,E. 作曲家_Shostakovich,D.D.

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Yosuke Kudo

Author:Yosuke Kudo
B. モンサンジョン著『リヒテル』(筑摩書房, 2000)に、「音楽をめぐる手帳」という章がある。演奏会や録音などを聴いて思ったことを日記風に綴ったもので、実に面白い。

毎日のように音楽を聴いているにもかかわらず、その印象が希薄になる一方であることへの反省から、リヒテルに倣ってここに私も覚え書きを記しておくことにする。無論、リヒテルの深みに対抗しようなどという不遜な気持はない。あくまでも自分自身のために、誰に意見するわけでもなく、思いついたことをただ書きなぐるだけのことである。

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