ロストロポーヴィチの交響曲第14番

  • ショスタコーヴィチ:交響曲第14番 ヴィシネーフスカヤ (S) レシェティン (B) ロストロポーヴィチ/モスクワPO (Melodiya SUCD 10-00241)
  • ショスタコーヴィチ:交響曲第14番 ヴィシネーフスカヤ (S) レシェティン (B) ロストロポーヴィチ/モスクワCO (Revelation RV10101)
この前、2ちゃんねるのショスタコーヴィチ関連スレッドを見ていたら、ショスタコーヴィチの交響曲第14番のロストロポーヴィチ盤が話題に上っていた。Melodiya盤とRevelation盤、ともに所有はしていたが、ロクに聴き比べることもなく当然のように両方を同一録音だと思い込んでいた。全く違うということで、慌てて聴き比べ。確かに、完全な別録音ですね。オーケストラもモスクワ室内Oと表記されているし、第5楽章冒頭の客席ノイズからもライヴ録音だということがわかる。Hulmeのカタログを見たら、ちゃんと別物だと記されていた。

Revelation盤は音質が大分落ちるものの、演奏自体はMelodiya盤と優劣のつけ難い傑出した出来。演奏の精度も申し分ない。むしろ、オーケストラの技術的な洗練度はライヴにもかかわらずRevelation盤の方が上。冷徹な響きで猛烈な音楽を完璧に描き出す様はバルシャイ盤を彷彿とさせ、Melodiya盤とはまた違った魅力がある。二人の歌手は、改めて言うまでもなく圧倒的に素晴らしい。

なお、今回の件、本来なら2ちゃんねる内に書き込むべきなのかもしれないが、僕は基本的に(匿名かどうかは問わず)他の掲示板に書き込まない主義なので、本欄で(勝手に)取り上げたことをご容赦願いたい(こういう風に断るべきものかどうか、よくわからないが)。なぜ、掲示板に書き込まないか。理由は簡単で、自分のHPにつけているBBSですらフォローしきれないズボラな性格なのに、あちこちで書き捨てみたいな行為をしたくないだけ。インターネットでの発言を“便所の落書き”などと言う人達もいるようだが、情報なんて結局は自分で取捨選択しなければならないもの。ちゃんとしたところで書いたり話したりしたから正しいわけでもないし、便所の落書きだから間違っているわけでもない。とにかく、今回はまた一つ自分の間違いに気づくことができたわけで、どなたか分からないが情報を書き込みされた方に感謝したい。
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theme : クラシック
genre : 音楽

tag : 作曲家_Shostakovich,D.D.

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Yosuke Kudo

Author:Yosuke Kudo
B. モンサンジョン著『リヒテル』(筑摩書房, 2000)に、「音楽をめぐる手帳」という章がある。演奏会や録音などを聴いて思ったことを日記風に綴ったもので、実に面白い。

毎日のように音楽を聴いているにもかかわらず、その印象が希薄になる一方であることへの反省から、リヒテルに倣ってここに私も覚え書きを記しておくことにする。無論、リヒテルの深みに対抗しようなどという不遜な気持はない。あくまでも自分自身のために、誰に意見するわけでもなく、思いついたことをただ書きなぐるだけのことである。

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