未聴LP(3月分)

  • ショスタコーヴィチ(マガニーニ編):歌劇「ムツェンスク郡のマクベス夫人」より ヤンセン/ヤンセンSO (Capitol 6F-86010 [45rpm])
  • ボザ:ソナチネ、チータム:スケルツォ、ハーン:Krig och fred i svensk folklore、バーンスタイン:ビマのためのファンファーレ、ダニエルソン:カプリッチョ・ダ・カメラ、ショスタコーヴィチ:風刺的舞曲、ランドクィスト:Kopparstick、ロンビ(ヤコブセン編):ブリッタ・ポルカ ストックホルム・フィルハーモニー・ブラスアンサンブル (Swedish Society Discofil SLT 33254 [LP])
  • ショスタコーヴィチ:ピアノ・ソナタ第2番、ヒンデミット:ピアノ・ソナタ第3番 ユージナ (Pf) (MK D-07063-4 [LP])
  • ショスタコーヴィチ:ヴィオラ・ソナタ ドルジーニン (Va) ムンチャン (Pf) (Melodiya 33 C 10-06637-8 [LP])
Ars Antiqua / Mikrokosmos Mail Order Co.からの3月到着分は、やや地味な音盤が揃った。この業者を使ってする買い物の大半と同様に、コレクションの穴埋め的な側面が強い選択である。

ヤンセン指揮の「マクベス夫人」抜粋は、同曲の初録音である。ヒュームのカタログにはSP盤しか記載されていないが、今回入手したのは45回転のドーナツ盤である。「酒蔵に死体を隠す」「幽霊が消える」「結婚式の酔っ払い」という3つの場面の短い音楽が取り上げられているが、ショスタコーヴィチ作品の編曲を少なからず行っているマガニーニが、どのような意図でこれらの音楽を選び出したのかはよくわからない。きちんと確認したわけではないが、オーケストレイションも原曲とは異なっているように聴こえるので、もしかしたらヴォーカル・スコアからマガニーニが新たにオーケストレイションを行っているのかもしれない。演奏そのものは、ごくごく平凡なもの。

金管アンサンブルのアルバムは、くすんだ落ち着きのある音色が心地好いものの、技術的には冴えない。あまり馴染みのないジャンルなので曲そのものは楽しんで聴いたが、それほどの満足感は得られなかった。

業者のカタログを一通りチェックすると、今回は以上の2盤しか購入対象が見当たらなかった。さすがにそれも寂しいので、CDは持っているがLPは未架蔵の音盤を2枚追加。ユージナのLPでは、ショスタコーヴィチもさることながら、今回久しぶりに聴いてヒンデミットの素晴らしさに感心した。完全にユージナ独自の世界なのだが、作品の本質を暴き出していると聴き手に納得させるだけの説得力に満ちているところが凄い。

ドルジーニンのヴィオラ・ソナタについては、改めて何かを言う必要はないだろう。LPで聴くと、雰囲気が増してたまらない。
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theme : クラシック
genre : 音楽

tag : 作曲家_Shostakovich,D.D.

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Yosuke Kudo

Author:Yosuke Kudo
B. モンサンジョン著『リヒテル』(筑摩書房, 2000)に、「音楽をめぐる手帳」という章がある。演奏会や録音などを聴いて思ったことを日記風に綴ったもので、実に面白い。

毎日のように音楽を聴いているにもかかわらず、その印象が希薄になる一方であることへの反省から、リヒテルに倣ってここに私も覚え書きを記しておくことにする。無論、リヒテルの深みに対抗しようなどという不遜な気持はない。あくまでも自分自身のために、誰に意見するわけでもなく、思いついたことをただ書きなぐるだけのことである。

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