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未聴LP(5月分)

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  • プロコーフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ第2番、イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第6番、ショスタコーヴィチ:24の前奏曲より第10&24番 クリモフ (Vn)、カレゴルスカヤ (Pf) (Supraphon SUF 20004 [LP])
  • ショパン:チェロ・ソナタ、ショスタコーヴィチ:チェロ・ソナタ ロストロポーヴィチ (Vc)、デデューヒン (Pf) (I Grandi Interpreti IGI-321 [LP])
  • ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番 テレフセン (Vn)、ベルティーニ/スウェーデン放送SO (BASF 25 21640-3 [LP])
  • シューマン:ピアノ三重奏曲第1番、ショスタコーヴィチ:ピアノ三重奏曲第2番 ベートーヴェン三重奏団 (deutsche harmonia mundi DMR 2010 A [LP])
Ars Antiqua / Mikrokosmos Mail Order Co.から、5月分のLPが届いた。今回は、地味ながらも長らくチェックしていた音盤ばかりなので、針を落とすのが楽しみだった。

第1回チャイコーフスキイ・コンクールの優勝者クリモフの演奏は、ドキュメンタリー映像などで断片的に聴いたことはあるかもしれないが、それも含めてまともに聴いた記憶がない。プロコーフィエフでは、いかにもロシアのヴァイオリニストらしい切れ味と硬質な響きが魅力的。解釈自体は模範的…というレベルを出ないものの、勢いに満ちた音楽がなかなか素敵である。もっとも、イザイではそれほどの鮮やかさを感じない。必ずしも技巧派というわけではないのだろう。ショスタコーヴィチは、端正な佇まいが好ましい模範的な演奏である。

ロストロポーヴィチのライヴ・アルバムは、CD化もされているようだが僕は見たことがない。ソ連時代のパートナーの一人であったデデューヒンとのコンビは、互いに信頼し合っていることがよくわかる安心感が漂う落ち着いたアンサンブルである。ロストロポーヴィチのライヴ特有の巨大な熱気で圧倒しつつも、決して荒っぽくなっていないところが素晴らしい。

テレフセン&ベルティーニのヴァイオリン協奏曲は1991年盤がCDで入手可能だが、このLPは同じ顔合わせ(オーケストラは異なる)による約20年前(1973年)の録音である。ベルティーニによる非常に整然と磨き上げられた美しい響きの伴奏と、“北欧のオーイストラフ”というキャッチフレーズを持つテレフセンの男らしく豊かなスケールを持った独奏とのアンサンブルが素晴らしい。真摯で切実な音楽も胸を打ち、特に第3楽章~カデンツァの充実度は特筆すべき仕上がり。ただ、第4楽章だけはいまひとつ冴えない。オーケストラの切れ味が不足していることが大きな理由だろうが、テレフセンの独奏にも推進力があまり感じられない。

ベートーヴェン三重奏団のアルバムは、ダブり買い。ジャケットを見ても思い出さなかったほど、印象の薄い演奏であった。シューマンもショスタコーヴィチも堅実かつ誠実な演奏ではあるのだが、それ以上のものが感じられない。悪くはないのだが……といった感じ。
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theme : クラシック
genre : 音楽

tag : 作曲家_Shostakovich,D.D.

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Yosuke Kudo

Author:Yosuke Kudo
B. モンサンジョン著『リヒテル』(筑摩書房, 2000)に、「音楽をめぐる手帳」という章がある。演奏会や録音などを聴いて思ったことを日記風に綴ったもので、実に面白い。

毎日のように音楽を聴いているにもかかわらず、その印象が希薄になる一方であることへの反省から、リヒテルに倣ってここに私も覚え書きを記しておくことにする。無論、リヒテルの深みに対抗しようなどという不遜な気持はない。あくまでも自分自身のために、誰に意見するわけでもなく、思いついたことをただ書きなぐるだけのことである。

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