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HMV(通販)でお買い物(3月分)

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  • リャードフ:管弦楽曲全集、グラズノーフ:交響詩「ステーンカ・ラージン」、グリーンカ:カマリーンスカヤ、ムーソルグスキイ:禿山の一夜、ボロディーン:ダッタン人の踊り(歌劇「イーゴリ公」より)、中央アジアの草原にて シュピラー/クラスノヤルスクSO バット/ロンドンSO チェクナヴォリャーン/アルメニアPO (Brilliant 92138)
  • ハチャトゥリャーン:ピアノ協奏曲、ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲第2番、アディンセル:ワルシャワ協奏曲 P. ヤブロンスキ (Pf) ライスキ/ポーランド放送O (Altara ALT1018)
  • チャイコーフスキイ:ピアノ協奏曲第1番、ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲第1番 マツーエフ (Pf) テミルカーノフ/サンクト・ペテルブルグPO (RCA 88697002332)
  • ショスタコーヴィチ:24の前奏曲とフーガ全曲 ルバッキーテ (Pf) (Brilliant 8463)
  • ショスタコーヴィチ:チェロ・ソナタ、ヴァイオリン・ソナタ、組曲「馬あぶ」より「ロマンス」、「夜想曲」(ヤブロンスキイ編) ヤブロンスキイ (Vc) サランチェヴァ (Pf) フェドトフ (Vn) ペトロヴァ (Pf) ヤブロンスキイ/ロシアPO (Regis RRC 1250)
  • ショスタコーヴィチ:交響曲第8番 ムラヴィーンスキイ/レニングラードPO (Regis RRC 1250)
3月にオーダーしたものが、HMVから届いた。今回は、これといったテーマもなく、ウィッシュリストの中から気の向くまま適当にチョイスしてみた。

まずは、リャードフの管弦楽曲全集。2枚組だが、リャードフの作品は1枚のみ。もう1枚は、雑多なロシア音楽集となっている。チェクナヴォリャーン指揮の数曲は既に所有していることや、作品自体にあまり魅力を感じないこともあって、完全にリャードフ目的の買い物である。ブリリアント・レーベルだけに、それでもなお激安感の強い価格設定は嬉しい。リャードフの作品を意識的に聴くのは今回が初めてで、まだ各曲を直ちにアイデンティファイできるようなレベルに達してはいないが、いずれの曲も平明かつ繊細な色彩感に満ちていて、好印象を抱いた。演奏も、突出した個性や魅力は感じられないものの、無難にまとまっているので資料としては上質の部類。

Altaraレーベルは、ヤブロンスキ兄弟が中心になって発足させたとのこと。ここでは、弟パトリックが演奏している。兄ペーテルも、アシケナージの指揮でショスタコーヴィチの協奏曲第1番を録音していた。いずれの曲も技術的に安定しており、あっさりとした流れの美しさが心地好い。それだけに、ショスタコーヴィチ冒頭の重々しさには違和感を禁じ得ない。「ワルシャワ協奏曲」は、初めて聴く曲。知らない作曲者だったのでてっきり現代曲かと思っていたら、まるで映画音楽のよう。それもそのはず、検索してみたら「リチャード・アディンセル(Richard Addinsell,1904年1月13日 - 1977年11月14日)は、イギリスの映画音楽の作曲家」ということでした(^^;。

第11回チャイコーフスキイ国際コンクール(1998年)の覇者、マツーエフの演奏を聴くのも、これが初めて。正確無比な豪腕で有無を言わさず突進していくような演奏に、潔い爽快感を覚えた。チャイコーフスキイなんかは、生演奏ではさぞかし盛り上がることだろう。テミルカーノフ率いる伴奏も、気持ち良さそうに鳴っている。しかし、それゆえに若干の鈍さも感じる。ショスタコーヴィチではこれがマイナス・ポイント。もう少しスリムで機敏な響きが、僕の好み。

高評価を耳にしていたルバッキーテの「24の前奏曲とフーガ」も、この機会に購入。妙な思い入れのない、端正な演奏に好感が持てる。テンポ設定等の解釈も極めてオーソドックス。コストパフォーマンスも考慮するならば、Naxosのシェルバコフ盤と並んでファースト・チョイスに相応しい全曲盤と言えるだろう。ただ、良くも悪くも中庸な音楽なので、どこか物足りなさが残るのも事実。

ありとあらゆる作曲家/作品を網羅しようかという勢いのNaxosレーベル、ショスタコーヴィチも着々と揃いつつある。2曲のソナタ(+α)を収録したこのアルバムで、作品番号付きの室内楽曲は揃った。内容は、ごく標準的なもの。チェロ・ソナタは、ゆったりと落ち着いた雰囲気の演奏。平明さよりは、どこか瞑想に耽っているかのような趣が強い。ただ、表現の振幅がそれほど大きくないので、退屈する瞬間があるのは惜しい。一方のヴァイオリン・ソナタは、妙にささくれだったヴァイオリンの音色が気になる。真摯な音楽作りには好感が持てるだけに、音色の好みで評価が分かれるように思う。「馬あぶ」からの2曲は、旋律の美しさを前面に出した、とても聴きやすい音楽である。ただ、わざわざこのような編曲をする意義は感じられない。

ショスタコーヴィチの第8番といえば、ムラヴィーンスキイの1982年盤。最初にリリースされたPhilips盤が入手困難で“幻の名盤”だったのも今は昔。音質等のうるさいことを言わなければ、とりあえず複数枚が比較的容易に入手できる状況にあることを、素直に喜びたい。この録音には収録ピッチの問題があるが、(恐らく)正しいピッチのものはRussian Disc盤で持っているため、Regis盤は入手していないままだった。非常に安価だし、ついでに購入。こもったような音質で、復刻状態には感心できない。とはいえ、「これぞ、ショスタコーヴィチ!」と断言できる超名盤だけに、何度聴いても忘我の境地。あぁ幸せ。
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theme : クラシック
genre : 音楽

tag : 作曲家_Shostakovich,D.D.

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Yosuke Kudo

Author:Yosuke Kudo
B. モンサンジョン著『リヒテル』(筑摩書房, 2000)に、「音楽をめぐる手帳」という章がある。演奏会や録音などを聴いて思ったことを日記風に綴ったもので、実に面白い。

毎日のように音楽を聴いているにもかかわらず、その印象が希薄になる一方であることへの反省から、リヒテルに倣ってここに私も覚え書きを記しておくことにする。無論、リヒテルの深みに対抗しようなどという不遜な気持はない。あくまでも自分自身のために、誰に意見するわけでもなく、思いついたことをただ書きなぐるだけのことである。

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