HMV(通販)でお買い物(未入荷分)

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  • ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン・ソナタ、ヴィオラ・ソナタ J. ターリッヒ (Vn) ブカチ (Va) カスマン (Pf) (Calliope CAL 9355)
  • チャイコーフスキイ:ピアノ三重奏曲「ある偉大な芸術家の思い出のために」、 ショスタコーヴィチ:ピアノ三重奏曲第2番 ロザムンデ三重奏団 (alto ALC 1005)
  • チャイコーフスキイ:ピアノ三重奏曲「ある偉大な芸術家の思い出のために」、 ショスタコーヴィチ:ピアノ三重奏曲第2番 モントリオール・ラフマニノフ三重奏団 (ATMA ACD2 2271)
HMVから、未入荷分の音盤が立て続けに届いた。まずは3月注文分の最後の1枚。Calliopeレーベルからは、ピアニストのカスマンを中心にショスタコーヴィチ作品のアルバムが何枚かリリースされている。先にチェロ・ソナタ(カップリングはヴィオラ・ソナタの編曲)がリリースされていたので、この1枚と合わせると器楽ソナタは全て揃ったことになる。独奏者は、いずれもターリッヒQのメンバー。ヴァイオリン・ソナタは、淡々とした、それでいて温かみのある個性的な演奏である。物々しい思い入れは感じられず、第2楽章や第3楽章のカデンツァなどでも徒に興奮することはなく、終始節度が保たれている。聴きやすい演奏と言うこともできるが、全体に中途半端で物足りない印象は否めない。逆にヴィオラ・ソナタは、幾分鈍重な演奏。第2楽章では、技術的なもたつきも気になる。ただ、第3楽章だけは歯車が噛みあったかのように、充実した仕上がりとなっている。

4月注文分の2枚は、全く同じカップリング。ロザムンデ三重奏団の演奏は、やや線が細いものの、繊細な美しさと伸びやかな歌心が魅力的な佳演である。楽器間のバランスも良く、室内楽的な仕上がりに好感が持てる。

一方、モントリオール・ラフマニノフ三重奏団の演奏は派手な明るさを持ったもの。ピアノ三重奏というジャンル特有の、各奏者の腕自慢的な雰囲気が強い。ただ、どこか効果を狙っているかのようなあざとさが、ショスタコーヴィチでは気になる(チャイコーフスキイは、そうでもない)。聴後のどっしりとした手応えには欠けるが、ライヴ的な高揚を楽しむべき演奏と言えるだろう。

それにしても、チャイコーフスキイの三重奏曲は長い……
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theme : クラシック
genre : 音楽

tag : 作曲家_Shostakovich,D.D.

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Yosuke Kudo

Author:Yosuke Kudo
B. モンサンジョン著『リヒテル』(筑摩書房, 2000)に、「音楽をめぐる手帳」という章がある。演奏会や録音などを聴いて思ったことを日記風に綴ったもので、実に面白い。

毎日のように音楽を聴いているにもかかわらず、その印象が希薄になる一方であることへの反省から、リヒテルに倣ってここに私も覚え書きを記しておくことにする。無論、リヒテルの深みに対抗しようなどという不遜な気持はない。あくまでも自分自身のために、誰に意見するわけでもなく、思いついたことをただ書きなぐるだけのことである。

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