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ホルヴァートのショスタコーヴィチなど

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  • ショスタコーヴィチ:交響曲第15番 ホルヴァート/オーストリア放送SO (Classical Excellence CE 11043 [LP])
  • ウースター大学100周年記念アルバム (B-W Music BWLP-123 [LP])
  • スヴィリードフ:S. エセーニン追悼の詩 マースレンニコフ (T) スヴェトラーノフ/モスクワPO、国立アカデミー・ロシアCho (Melodiya 33CM 03067-8 [LP])
  • ボロディーン:遠い祖国の岸へ、眠れる王女、グリーンカ:真夜中の閲兵、すばらしい時を覚えている、告白、疑い、アレーンスキイ:秋、割れた花瓶、吟遊詩人、キュイー:ツァールスコエ=セローの彫像(プーシキンの25の詩 Op. 57の17)、「あなた」と「あなた」、スヴィリードフ:森は紅の装いを捨て、冬の道(プーシキンの詩による6つの歌より第1、2曲)グラズノーフ:バッカスの歌 グムイリャー (B) オストリン (Pf) (Melodiya 33D-011860 [LP])
Ars Antiqua / Mikrokosmos Mail Order Co.からの3月到着分は、5月8日付の本欄で紹介した2月分から遅れること数日の内に届いた。せっかく素早く配送してくれたのに、何ヶ月も放置してしまったことに罪悪感が…

駅売りCD界の名指揮者(?)ホルヴァートのショスタコーヴィチは、第1番と第10番の2曲を聴いたことがあるが、どちらも惹き付けられる部分が少なくないものの、全体としては今一つ…といった印象であった。今回の第15番は第10番と同年の録音。これが、なかなか良い。全曲を貫く緊張感が支えるクライマックスでの爆発力が、傑出している。さすがにソリスティックな部分ではオーケストラが苦戦しているものの、全体の雰囲気と大局的な音楽の流れがそうした瑕を補って余りある。

ウースター大学というのはアメリカ合衆国オハイオ州の大学であるが、開学100周年を記念して作成された、音楽学部の教員と学生の演奏を収録したものが本アルバム。内容は以下の通り:
  1. The College of Wooster Scot Symphonic Band
     「Deutschmister Regiments」
     「双頭の鷲の旗の下に」
  2. The College of Wooster Girls' Chorus
     「Come in (R. Thompson)」
     「Oleasure It is (G. Jacob)」
  3. Daniel Winter (Pf)
      デロ・ジョイオ:ピアノ・ソナタ第3番より第3楽章
     ドビュッシー:前奏曲集第1集より第7曲「西風の見たもの」
     ※ 1954年から教鞭をとっている。
  4. The College of Wooster Men's Glee Club
     「Hoodah Day (Arr. M. Bartholomew)」
     「Glory and Worship are before him (Purcell)」
  5. Alan Collins (Vc) Caroline Norwood (Pf)
     ショスタコーヴィチ:チェロ・ソナタより第2楽章
     クリーヴランドOのチェロ奏者で、1947年から教鞭をとっている。
  6. John Carruth (Org)
     J. S. バッハ:前奏曲とフーガ 変ホ長調「聖アン」
     ※1952年から教鞭をとっている。
  7. Michael Davis (Vn)
      バルトーク:ルーマニア民族舞曲
      ※1960年から教鞭をとっている。1962年のチャイコーフスキイ国際コンクールに出場。
  8. Westminster Church Choir
     A. Kopylof:「Hear My Prayer」
  9. The College of Wooster Concert Choir and Orchestra
     J. S. バッハ:マタイ受難曲より終結合唱
アルバムの趣旨から考えても、演奏内容を云々するようなものではない。教官と学生がそれぞれのレベルでごく平均的に仕上げたという程度のもの。

スヴィリードフの「エセーニン追悼の詩」は、スヴェトラーノフ最初期の録音である。オーケストラが存分に鳴っているところがいかにもスヴェトラーノフらしいが、これはモスクワPOのキャラクターにも拠るところが大きいだろう。もっとも、圧倒的に素晴らしいのは声楽パート。マースレンニコフの憂いを湛えた伸びやかな独唱、硬質で深みのある合唱、共にロシア情緒そのものと言ってよいこの作品の真価を余すところなく表出している。

グムイリャーの歌曲アルバムは、わりと甘い雰囲気のロマンス集といった趣き。スヴィリードフとグラズノーフの作品以外は、不勉強にして全て初めて聴く作品ばかり。仄かに色気が漂うグムイリャーの声は、この類の作品にとてもよく合っている。
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theme : クラシック
genre : 音楽

tag : 作曲家_Shostakovich,D.D. 作曲家_Sviridov,G.V.

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Yosuke Kudo

Author:Yosuke Kudo
B. モンサンジョン著『リヒテル』(筑摩書房, 2000)に、「音楽をめぐる手帳」という章がある。演奏会や録音などを聴いて思ったことを日記風に綴ったもので、実に面白い。

毎日のように音楽を聴いているにもかかわらず、その印象が希薄になる一方であることへの反省から、リヒテルに倣ってここに私も覚え書きを記しておくことにする。無論、リヒテルの深みに対抗しようなどという不遜な気持はない。あくまでも自分自身のために、誰に意見するわけでもなく、思いついたことをただ書きなぐるだけのことである。

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