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ゴスマンの名曲アルバム

  • ラフマニノフ:ヴォカリーズ、ムーソルグスキイ:ゴパーク(歌劇「ソローチンツィの定期市」より)、ボロディーン:農民たちの合唱(歌劇「イーゴリ公」より)、プロコーフィエフ:朝のセレナード(バレエ「ロミオとジュリエット」より)、チャイコーフスキイ:メロドラマ(劇音楽「雪娘」より)、ショスタコーヴィチ:24の前奏曲より第10、15、16、24番、人民の祝日(映画音楽「馬あぶ」より)、ホフシュテッター(伝ハイドン):セレナード(弦楽四重奏曲 作品3の5より)、モーツァルト:パントマイム(バレエ「レ・プティ・リアン」より)、バーバー:弦楽のためのアダージョ、ボッケリーニ:メヌエット(弦楽五重奏曲 作品13の5より)、ヨハン(2世)&ヨーゼフ・シュトラウス:ピッツィカート・ポルカ、ヴュータン:アメリカの思い出 「ヤンキー・ドゥードゥル」  ゴスマン/チャイコーフスキイ室内O (CBS MK 45529)
ブログ◎銀璧亭◎さんの2008年9月12日の記事を見て気になっていた一枚。米AmazonのMarketplaceにて購入。

前半にロシアの作曲家の作品を並べ、ショスタコーヴィチをはさんで、西ヨーロッパの古典作品とアメリカにちなんだ作品を配置した選曲は、ここで演奏しているチャイコーフスキイ室内Oの前身が「亡命ロシア人管弦楽団」であったことを、嫌でも想起させる。この団体は、ショスタコーヴィチの室内交響曲他の凄絶な名演で知っていたが、寡聞にしてそれ以外に録音があるとは知らなかった。

このアルバムを一聴した感想は、「とにかく美しい」ということ。上述したショスタコーヴィチのような全身全霊を叩きつけた切実な響きよりはむしろ、寂寥感漂う軽さに心惹かれた。冒頭のヴォカリーズからして、たとえばスヴェトラーノフのような泣き節が前面に押し出されるわけではなく、無骨とさえ言える朴訥な節回しの合間に、形容し難いほど寂しさが満ちていることに驚く。だから、不思議と後半の西ヨーロッパの作品群が印象に残る。ボッケリーニの有名なメヌエットなどは、まさに絶品。もちろん、ロシア人作曲家の作品もたまらない雰囲気に満ちているのだが。

ショスタコーヴィチの2曲は、ゴスマンの編曲が凝っている。これらの曲では不思議と寂しさは影を潜め、軽やかでお洒落な仕上がりとなっている。
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theme : クラシック
genre : 音楽

tag : 作曲家_Shostakovich,D.D.

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Yosuke Kudo

Author:Yosuke Kudo
B. モンサンジョン著『リヒテル』(筑摩書房, 2000)に、「音楽をめぐる手帳」という章がある。演奏会や録音などを聴いて思ったことを日記風に綴ったもので、実に面白い。

毎日のように音楽を聴いているにもかかわらず、その印象が希薄になる一方であることへの反省から、リヒテルに倣ってここに私も覚え書きを記しておくことにする。無論、リヒテルの深みに対抗しようなどという不遜な気持はない。あくまでも自分自身のために、誰に意見するわけでもなく、思いついたことをただ書きなぐるだけのことである。

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