シェバリーン:弦楽四重奏曲第5番

  • ショスタコーヴィチ:交響曲第15番 カッツ/ノヴォシビルスクPO (Melodiya C10-18841-2 [LP])
  • ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲第8番、シェバリーン:弦楽四重奏曲第5番 ボロディーンQ (Melodiya 33 C10-11643-4 [LP])
Ars Antiqua / Mikrokosmos Mail Order Co.から荷物が届いた。月初めに発注して翌月の中頃に届くというのが通常のペースなのだが、今回は2月の頭に注文したものが、もう届いた。もちろん、船便。もっとも、WWWサイト上でのオーダー処理が年明けからなぜかうまく動作せずにエラーが出続けたため、1月は注文しなかったので、その分が繰り上がりで届いたといった感じ。

サイトのエラーは今月に入っても状況が変わらなかったのだが、1月分にも2月分にも欲しいものがあったので、直接メールを送信してオーダーした。まずは、1月分のリストから注文した2枚を聴く。

カッツ指揮の交響曲第15番は、速めのテンポで引き締まった音楽づくりがなされているが、第4楽章の主部冒頭など少々あっさりし過ぎと感じる部分はあるものの、全体に作品の雰囲気をよく捉えたた、なかなかの佳演である。オーケストラは健闘しているものの、技術的には洗練されているとは言い難いのが惜しい。

ボロディーンQによるショスタコーヴィチの第8四重奏曲は、Melodiyaの有名な全集に収録されている録音である。演奏については、いまさら何かを述べる必要もないだろう。今回、この盤を注文したのはシェバリーンの四重奏曲を聴きたかったから。この録音から15年ほど後、創立50周年を記念した「Russian Miniatures」というアルバムで、第3楽章だけが再録音されているのだが、それがとても気に入ったので、いつか全曲を聴きたいと思っていた。「スラヴの主題による」と副題がつけられているように、全曲を通して民俗風の音調が前面に押し出されている。ただ、一聴した限りでは、両端楽章が少々冗長な印象。中間の3つの楽章は、品の良い洒落っ気を感じさせつつも、ときに甘美な抒情が素敵なだけに、ちょっと惜しい。どことなく、グラズノーフの四重奏曲を彷彿とさせる。ボロディーンQの演奏そのものは、非の打ちどころがない、と言ってよいだろう。
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theme : クラシック
genre : 音楽

tag : 作曲家_Shostakovich,D.D. 作曲家_Shebalin,V.Y. 演奏家_BorodinQuartet

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Yosuke Kudo

Author:Yosuke Kudo
B. モンサンジョン著『リヒテル』(筑摩書房, 2000)に、「音楽をめぐる手帳」という章がある。演奏会や録音などを聴いて思ったことを日記風に綴ったもので、実に面白い。

毎日のように音楽を聴いているにもかかわらず、その印象が希薄になる一方であることへの反省から、リヒテルに倣ってここに私も覚え書きを記しておくことにする。無論、リヒテルの深みに対抗しようなどという不遜な気持はない。あくまでも自分自身のために、誰に意見するわけでもなく、思いついたことをただ書きなぐるだけのことである。

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