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【YouTube】ショスタコーヴィチ:交響曲第10番(ドゥダメル指揮)

見始めるときりがなくなるので、せいぜいお笑い動画を見る程度に自制しているのだが、YouTubeニコニコ動画などの動画サイトは、やはり面白い。連休=家族サービスなので、のんびりと音楽を聴く時間は普段よりもむしろ少なくなってしまうのだが、それでも多少の夜更かし程度なら気兼ねなくできる。久し振りにショスタコーヴィチ関係の動画を漁ってみると、随分と目新しいものがアップロードされていた。こういうのは権利関係もあるだろうから、気付いた時に見ておかないと。というわけで、目に付いたものをまとめて視聴することにした。

まずは、ドゥダメル/シモン・ボリバル・ユースOによる、交響曲第10番から。これは2007年のプロムスにおけるライヴで、ニコニコ動画なんかで話題になっていたそうだ。第1楽章の4番目のファイルが見つからず(これだけ削除?)、別の編集によるファイルで結尾部を観ることはできたのだが、再現部が丸々抜け落ちてしまったのは残念。このコンビが何かと注目されているのは知っていたが、彼らの演奏をまともに聴いたのは、NHKの芸術劇場(2009年2月20日)で放送された、ラヴェルの「ダフニスとクロエ」組曲第2番とチャイコーフスキイの交響曲第5番というプログラムが最初。ステージマナーから妙にざわつく弱奏部に至るまで、多少の先入観はあるとはいえ、どうにもラテンな雰囲気が受け入れられなかった印象が残っている。ドゥダメルの解釈そのものはわりと一本調子ながらも、やりたいことをきちんと実現する能力に長けているようで、好き嫌いはともかく、とても面白いと思ったことは確かだ。ただ、オーケストラの能力は“ユース”の域を出ている訳ではなく、使っている楽器も見るからに安く、魅力以上に問題があることも、また確か。

そんな、どちらかといえば否定的な印象もあってか、この演奏の存在には気づいていたものの、クリックすることがないまま今に至った次第。で、早速聴き始めてみたところ、これがなかなかの好演で、良い意味で期待を裏切られた。緊張と緩和の振幅が非常に大きく、開放的な緩和に向かう熱気溢れる緊張感などは、チェクナヴォリャーン辺りに通ずるものがある。特に感心するのは、濃い目の表情付けだけではなく、音楽の流れ、そして造形に至るまで、ドゥダメルの棒がきちんと制御しているところ。所詮PCで聴く以上、オーケストラの音色などは気にしても仕方がないこともあって、熱血型の演奏を素直に堪能することができた。

甚だしく今さら……ではあるのだが、一聴の価値は十二分にある。

第1楽章(1)第1楽章(2)
第1楽章(3)第1楽章(4?)
第2楽章
第3楽章(1)第3楽章(2)
第4楽章(1)第4楽章(2)
ショスタコーヴィチ:交響曲第10番
ドゥダメル/シモン・ボリバル・ユースO (2007年8月19日 ロイヤル・アルバート・ホール)
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theme : クラシック
genre : 音楽

tag : 作曲家_Shostakovich,D.D.

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Yosuke Kudo

Author:Yosuke Kudo
B. モンサンジョン著『リヒテル』(筑摩書房, 2000)に、「音楽をめぐる手帳」という章がある。演奏会や録音などを聴いて思ったことを日記風に綴ったもので、実に面白い。

毎日のように音楽を聴いているにもかかわらず、その印象が希薄になる一方であることへの反省から、リヒテルに倣ってここに私も覚え書きを記しておくことにする。無論、リヒテルの深みに対抗しようなどという不遜な気持はない。あくまでも自分自身のために、誰に意見するわけでもなく、思いついたことをただ書きなぐるだけのことである。

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