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ピアソラ、バルトーク、ショスタコーヴィチ

  • Sérgio & Odair Assad Play Piazzolla (Nonesuch 79632-2)
  • バルトーク:野外にて、コントラスツ、無伴奏ヴァイオリン・ソナタ R. マン (Vn) ハンブロ (Pf)  S. ドラッカー (Cl) (Bartók Records BR 1916)
  • ビゼー(シェドリーン編):カルメン組曲・ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲第1番 キーシン (Pf) カフェルニコフ (Tp) スピヴァコフ/モスクワ・ヴィルトゥオージ他 (Melodiya MEL CD 10 00618)
アサド兄弟のピアソラは、何度聴いても良い。収録曲のいくつかは、他のアルバムからの再録だったりするが、アルバムとしてのまとまりも良く、何度となく繰り返し聴きたくなる一枚だ。特に好きなのは、「トロイロ組曲」。ピアソラ本人によるオリジナル録音よりずっと曲の良さが出ていると思う。

今年に入ってから購入したディスクの中で、特に感銘深いのが、このバルトーク作品集。大学時代、音研の大先輩Nさんが「バルトークの無伴奏はロバート・マンが一番やで」と言ってたのがずっと記憶に残っていたのだが、一度エテルナ・トレーディングの通販カタログで見かけたきり、結局LPで入手することはできなかった。それだけにこのCD化は文字通り待望のものだったが、演奏もその期待を全く裏切らなかった。巧いだけではなく、この曲をこんなにも官能的に弾きこなしているとは!無伴奏ソナタは、ムローヴァ盤さえあれば十分だと思っていたが、あの快刀乱麻を断つ爽快さとは違う次元の音楽が、ここにはある。他の収録曲も、模範的と言って良いだろう仕上がり。

ショスタコーヴィチのピアノ協奏曲第1番のキーシン盤は3種類あるが、その中ではこのライヴ盤が傑出している。この顔合わせで、たとえライヴであろうと演奏の精度に問題があろうはずがなく、加えて迸る熱気の凄さに圧倒される。淀みのない、早口かつ正確な音楽は、まさにショスタコーヴィチ。併録の「カルメン組曲」も、まさに理想的な名演。すっきりと洗練された極上のアンサンブルが、このスコアの持つ多彩な響きを余すところなく再現している。
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theme : クラシック
genre : 音楽

tag : Tango_Piazzolla,A. 作曲家_Bartók,B. 作曲家_Shostakovich,D.D.

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Yosuke Kudo

Author:Yosuke Kudo
B. モンサンジョン著『リヒテル』(筑摩書房, 2000)に、「音楽をめぐる手帳」という章がある。演奏会や録音などを聴いて思ったことを日記風に綴ったもので、実に面白い。

毎日のように音楽を聴いているにもかかわらず、その印象が希薄になる一方であることへの反省から、リヒテルに倣ってここに私も覚え書きを記しておくことにする。無論、リヒテルの深みに対抗しようなどという不遜な気持はない。あくまでも自分自身のために、誰に意見するわけでもなく、思いついたことをただ書きなぐるだけのことである。

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