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【録画】新日本フィルハーモニー交響楽団 第440回定期演奏会

  • ショスタコーヴィチ:交響曲第9番、ウィリ:フルートとオーボエのための協奏曲「…久しい間…」、ヤナーチェク:シンフォニエッタ アルミンク(指揮) M. シュルツ (Fl) シェレンベルガー (Ob) (2008.11.29 録画 [NHK BS-2(2009.5.29)])
1月24日の「オーケストラの森」でウィリ作品以外は既に放映されていた演奏会だが、僕はうっかり見逃してしまったので、今回の再放送(?)は気合いを入れて録画予約。

実のところ、新日本フィルの演奏は、実演はおろかテレビ等でもまともに聴いたことがないような気がする。楽団員の顔も、誰一人として知らない。指揮者のアルミンクも同様。僕と同じ年齢だが、このオーケストラとは着実に年月を重ねてきているようだ。ともかく、このコンビの評価については全く無知な状態で、録画を観てみる。

ショスタコーヴィチは、どうにも腰の落ち着かない音楽ではあったが、オーケストラのアンサンブルは立派なもの。個々の技術水準も低くはない。ただ、お互いを聴き合うことだけに終始しているようにも思え、音楽の表出力には乏しいのが惜しい。指揮者が自分に酔っているだけで、奏者に何かを伝えることはあっても、奏者から何も引き出していないことが最大の原因なのかもしれない。ちなみに、第1楽章の提示部は繰り返し無しだったが、その理由が全くわからない。

続くウィリの協奏曲は、豪華なソリストを招聘しての演奏だったが、作品そのものに魅力を感じることができなかった。難しいというか、ややこしいことをしているのは分かるけれど、その割に独奏楽器の存在意義が薄い。

ヤナーチェクは、何というか、惜しいというか冴えないというか、釈然としないまま終わってしまった印象。もっと聴かせどころはあったはずだし、オーケストラもそれに応える潜在能力は持っているはず。旋律にしろ和声にしろリズムにしろ、あるいは内容にしろ、アルミンクの指揮はその表層をなぞるに終始しているのだろう。せめてオーケストラの可能性を感じさせるような演奏だったら、もう少し満足感も得られたのだろうが。
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theme : クラシック
genre : 音楽

tag : 作曲家_Shostakovich,D.D.

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Yosuke Kudo

Author:Yosuke Kudo
B. モンサンジョン著『リヒテル』(筑摩書房, 2000)に、「音楽をめぐる手帳」という章がある。演奏会や録音などを聴いて思ったことを日記風に綴ったもので、実に面白い。

毎日のように音楽を聴いているにもかかわらず、その印象が希薄になる一方であることへの反省から、リヒテルに倣ってここに私も覚え書きを記しておくことにする。無論、リヒテルの深みに対抗しようなどという不遜な気持はない。あくまでも自分自身のために、誰に意見するわけでもなく、思いついたことをただ書きなぐるだけのことである。

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