ワルシャワ五重奏団の素朴な佳演


  • フランク:ヴァイオリン・ソナタ、シチェドリーン(ツィガーノフ編):アルベニス風に、ショスタコーヴィチ(H. グリークマン編):3つの幻想的な舞曲、ハチャトゥリャーン:劇音楽「仮面舞踏会」より「ノクターン」、ストラヴィーンスキイ(ドゥシュキン編):バレエ「ペトルーシカ」より「ロシアの踊り」、ショーソン:詩曲 ラショーニ (Vn) G. ミクローシュ (Pf) (Hungaroton SLPX 11825 [LP])
  • シューマン:ピアノ五重奏曲、ショスタコーヴィチ:ピアノ五重奏曲 ワルシャワ五重奏団 (Muza XL 0270 [LP])
Ars Antiqua / Mikrokosmos Mail Order Co.から、今回は2枚が届いた。

まずは、ハンガリーの女流ヴァイオリニスト、ラショーニのアルバム。フランス系の名作の間に、ソ連系の小品(いずれも編曲物)を配置したプログラムで、物珍しさはないものの、落ち着いた色彩感を感じさせる選曲である。演奏は、破綻なく丁寧に仕上げられているが、使用楽器のせいか音に魅力が感じられず、とりたてて印象に残らない。

ポーランドのMuzaレーベルの音盤は価格が高めなことが多く、このワルシャワ五重奏団のアルバムも30ドルしたが、その稀少価値などはよく知らない。率直に言って、それほど巧さを感じる演奏では全くないが、素朴な味わいを持った音色と、5人が一体となって音楽に没入しているような熱気が、無視してしまうには惜しい魅力を持っている。こういう演奏を聴くと、室内楽って良いなぁ……と思う。
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theme : クラシック
genre : 音楽

tag : 作曲家_Shostakovich,D.D.

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Yosuke Kudo

Author:Yosuke Kudo
B. モンサンジョン著『リヒテル』(筑摩書房, 2000)に、「音楽をめぐる手帳」という章がある。演奏会や録音などを聴いて思ったことを日記風に綴ったもので、実に面白い。

毎日のように音楽を聴いているにもかかわらず、その印象が希薄になる一方であることへの反省から、リヒテルに倣ってここに私も覚え書きを記しておくことにする。無論、リヒテルの深みに対抗しようなどという不遜な気持はない。あくまでも自分自身のために、誰に意見するわけでもなく、思いついたことをただ書きなぐるだけのことである。

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