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ボロディーンQのDVD

  • モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第5番、ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番 D. オーイストラフ (Vn) ムラヴィーンスキイ/レニングラードPO (Orfeo C 736 081 B)
  • チャイコーフスキイ:弦楽四重奏曲第1&2番、ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲第3&8番 ボロディーンQ (medici arts 2072298 [DVD])
11月27日および12月4日の続き。今回の注文で最も楽しみにしていたのが、この2枚である。

しかし、オーイストラフのライヴ録音は、残念ながら期待したほどのものではなかった。とにかくメリハリのないぼやけた音で、どう聴いても生彩を欠いた演奏のようにしか聴こえない。ウィーン楽友協会ホールでの収録だが、ホールの音響というよりは、録音あるいはマスタリング上の問題なのだろう。ただ、その朦朧とした音像の向こう側では、集中度の高い、洗練されたアンサンブルが繰り広げられていることだけは、かろうじて聴きとることができる。端正に整えられつつも余計な力みのないニュアンスに富んだ(ように想像できる)モーツァルトも素敵だし、難曲であることを微塵も感じさせない鮮やかなショスタコーヴィチも余人をもって代え難い高みに達している。それだけに、一切の“凄み”を削ぎ落としてしまったかのようなこの録音が、残念でならない。

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一方、ボロディーンQのDVDは、期待に違わぬ素晴らしい内容であった。普通にCD等で聴いているだけでは退屈極まりない作品であるチャイコーフスキイの2曲(特に第2番)ですら、全てが理にかなった演奏技術を目の当たりにしているだけで、あっという間に曲が終わってしまう。ショスタコーヴィチに至っては、何をかいわんや。弦楽四重奏を愛する人なら、一度は観ておきたい映像作品である。もっとも、この凄絶な音楽の前では一瞬たりとも気を抜くことができないので、BGM感覚で観るわけにはいかないが。

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theme : クラシック
genre : 音楽

tag : 作曲家_Shostakovich,D.D. 演奏家_BorodinQuartet

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プロフィール

Yosuke Kudo

Author:Yosuke Kudo
B. モンサンジョン著『リヒテル』(筑摩書房, 2000)に、「音楽をめぐる手帳」という章がある。演奏会や録音などを聴いて思ったことを日記風に綴ったもので、実に面白い。

毎日のように音楽を聴いているにもかかわらず、その印象が希薄になる一方であることへの反省から、リヒテルに倣ってここに私も覚え書きを記しておくことにする。無論、リヒテルの深みに対抗しようなどという不遜な気持はない。あくまでも自分自身のために、誰に意見するわけでもなく、思いついたことをただ書きなぐるだけのことである。

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