「ロスチャイルドのヴァイオリン」/「賭博師」(ペトレンコ指揮)

  • フレーイシマン(ショスタコーヴィチ補筆):歌劇「ロスチャイルドのヴァイオリン」、ショスタコーヴィチ:歌劇「賭博師」 ペトレンコ/ロイヤル・リヴァプールPO他 (Avie AV2121)
11月27日12月4日、および12月11日の記事で紹介したHMV ONLINEでの買い物の最後の1枚。メーカー在庫切れということで入荷までに一ヶ月半ほどかかったが、無事に入手できてよかった。特にフレーイシマンの作品は、ロジデーストヴェンスキイによる2種類の録音に続く3つ目の新録音、しかもライヴ録音ということで、入手し損なっていたら随分と悔いが残っただろう。

両曲共に流れが良く、洗練された手堅い演奏である。「ロスチャイルドのヴァイオリン」では、幾分あっさりした印象があるものの、旋律線や響きの美しさが素直に引き出されていて好ましい。歌手陣に弱さを感じるが、水準以上の出来と言ってよいだろう。一方の「賭博師」も同様の演奏なのだが、その特徴が裏目に出てしまったようだ。この曲には不健康なロシア臭とでもいうようなアクの強さが欲しいところだが、この演奏からはその要素が欠落している。スコア片手に作品を勉強しようというのなら悪くないが、面白味には欠ける。

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theme : クラシック
genre : 音楽

tag : 作曲家_Shostakovich,D.D.

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Yosuke Kudo

Author:Yosuke Kudo
B. モンサンジョン著『リヒテル』(筑摩書房, 2000)に、「音楽をめぐる手帳」という章がある。演奏会や録音などを聴いて思ったことを日記風に綴ったもので、実に面白い。

毎日のように音楽を聴いているにもかかわらず、その印象が希薄になる一方であることへの反省から、リヒテルに倣ってここに私も覚え書きを記しておくことにする。無論、リヒテルの深みに対抗しようなどという不遜な気持はない。あくまでも自分自身のために、誰に意見するわけでもなく、思いついたことをただ書きなぐるだけのことである。

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