3日分まとめて…(7月18~20日)

  • ショスタコーヴィチ:交響曲第7番 ビシュコフ/ケルンWDR SO (Avie AV 0020)
  • スカルラッティ:ソナタ ト長調作品388、シューマン:「森の情景」より第7曲、リャードフ:音楽玉手箱、グランジャニ:子供の時間、エネスコ:演奏会用アレグロ、ショスタコーヴィチ:「人形たちの踊り」より第1曲、シェドリーン:アルベニスの模倣、キャプレ:2つのディヴェルティメント エルデリ (Hp) (Melodiya 33C 04705-06 [LP])
  • ヴィオッティ:2台のヴァイオリンのためのセレナード、オーベル:2台のヴァイオリンのためのアレグロ、バルトーク:44の二重奏曲(抜粋)、サラサーテ:ナヴァラ、ショスタコーヴィチ:3つのヴァイオリン二重奏曲、ヴラディゲロフ:ブルガリアン・ダンス スタンコフ、ラディオノフ (Vn) ネストロヴァ (Pf) (Balkanton BKA 11268 [LP])
  • メンデルスゾーン:ピアノ協奏曲第1番 シフ (Pf) デュトワ/バイエルン放送SO (Decca 466 425-2)
  • ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第11番、ショスタコーヴィチ:24の前奏曲とフーガ(抜粋)、グリーグ:ピアノ協奏曲、シューベルト:ピアノ・ソナタ第13番、3つのピアノ小品より リヒテル (Pf) トゥルチャク/ウクライナ国立SO (tnc Recordings CD-H1469-70)
  • ショパン:ピアノ協奏曲第1番 ブーニン (Pf) ストゥルガーワ/ワルシャワ国立PO (Victor VIC-28225 [LP])
  • モーツァルト:クラリネット協奏曲、クラリネット五重奏曲 ウラッハ (Cl) ロジンスキー/ウィーン国立歌劇場O ウィーン・コンツェルトハウスQ (Warner-Pioneer/Westminster WPCC-4178)
金曜日(18日)に聴いたのは、ショスタコーヴィチの交響曲第7番のみ。これは、先日芦屋交響楽団の第60回定期演奏会へのエキストラ出演を依頼されたので、予習の一環として。ビシュコフ盤は、この曲の新しい録音の中では出色の出来。バランスのよくとれたオーケストラの響きと、端正で奇を衒うことのないオーソドックスな音楽作り。ただそれだけなのに、この長大な作品を退屈させることなく聴き通させてしまうのが凄い。ビシュコフがかつてベルリンPOとやった第5、8、11番の3曲では、オーケストラの力に依存したり、あざとい表情付けをしたりする部分が気になったりもしたものだが、それから15年近く過ぎて大人の音楽家に成長したというような印象。昨年発売されたケーゲル盤のような高みには達していないものの、十分推薦に値する秀演。

金曜日に帰宅すると、Mikrokosmos Mail Order Co.から5枚のLPが届いていた。土曜日(19日)は、その中から2枚を。エルデリのハープ作品集は、休日の朝に聴くには絶好の優雅さ。さすがにアルバム全体を通すと単調さは否めないが、多彩な選曲はそれだけでも楽しめる。ヴァイオリン・デュオ作品集は、いかにも旧東欧といった感じの落ち着いた趣き。派手さはないが、しっとりとした音色と無難な技巧で内容のあるアルバムに仕上げている。

夕方からはかぶとやま交響楽団の練習。これから4回は第29回定期演奏会の練習ではなく、J&Jコンサート・エージェンシー主催の「協奏曲の愉しみ」という企画演奏会の練習。今回の演奏曲目中、あまり馴染みのなかったメンデルスゾーンのピアノ協奏曲第1番を予習がてら流し聴きする。いかにも若きメンデルスゾーンといったような、たとえば交響曲第1番と同様の青臭い熱情に満ちた作品。シフの独奏もデュトワ率いるバックも丁寧さを失わずに伸び伸びと音楽を展開しており、まずは全く不満のない演奏。ピアノ作品を聴いたついでに、16日に聴いたばかりのリヒテルのキエフ・ライブからシューベルトのピアノ・ソナタ第13番も聴く。やはり素晴らしい演奏。

本日(20日)は、昨日の練習でもやったショパンのピアノ協奏曲第1番を。ふと思い出して、えらく久し振りにブーニンのショパン・コンクール本選でのライヴ録音を聴いてみた。あの当時のブーニン・フィーバーはどうかと思うが、確かにコンクールの演奏としては極めて高い水準に達していると思う。隅々まで弾き込まれた演奏には曖昧さがなく、実際にスコアを見ながら演奏の参考にするのには大変役立つ。オーケストラはさして上手ではないが。

娘の体調が今一つ良くなかったので、“癒し系”ということでウラッハのモーツァルト作品集を。最初にCD化されたディスクなので、音質はあまり優れない。が、曲も演奏も、やはり別格のアルバム。
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theme : クラシック
genre : 音楽

tag : 作曲家_Shostakovich,D.D.

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Yosuke Kudo

Author:Yosuke Kudo
B. モンサンジョン著『リヒテル』(筑摩書房, 2000)に、「音楽をめぐる手帳」という章がある。演奏会や録音などを聴いて思ったことを日記風に綴ったもので、実に面白い。

毎日のように音楽を聴いているにもかかわらず、その印象が希薄になる一方であることへの反省から、リヒテルに倣ってここに私も覚え書きを記しておくことにする。無論、リヒテルの深みに対抗しようなどという不遜な気持はない。あくまでも自分自身のために、誰に意見するわけでもなく、思いついたことをただ書きなぐるだけのことである。

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