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【録画】室内楽もろもろ

  • パノハ弦楽四重奏団 演奏会(フィビヒ:弦楽四重奏曲 作品8-2、ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲第12番) パノハQ (2009.12.5 録画 [NHK BS-2(2010.3.8)])
  • カルミナ弦楽四重奏団 室内楽コンサート(バルトーク:弦楽四重奏曲第2番) カルミナQ (2009.6.13 録画 [NHK BS-hi(2010.3.10)])
  • パノハ弦楽四重奏団 室内楽コンサート(ハイドン:弦楽四重奏曲 作品76-5、グルック:バレエ組曲「ドン・ファン」より「ピチカート」) パノハQ (2009.12.5 録画 [NHK BS-hi(2010.3.10)])
  • ポール・メイエ クラリネット・リサイタル(ブラームス:クラリネット・ソナタ第1番、シューマン:幻想小曲集より) メイエ (Cl) ル・サージュ (Pf) (2009.2.24 録画 [NHK BS-hi(2010.3.9)])
  • 第1回東京国際ヴィオラコンクール ガラ・コンサート(ドルジーニン:2本のビオラのためのデュオ) 店村眞積、今井信子 (Va) (2009.5.25 録画 [NHK BS-hi(2010.3.9)])
3月の第2週は、NHKのクラシック番組で室内楽が集中的に放映された。せっかくなので、まとめて録画視聴してみた。

パノハQの演奏会は時間の都合で2回(1回半?)に分割されていたが、曲の面白さでフィビヒ&ドヴォルザークの方が見応えがあった。もっとも、フィビヒの四重奏曲が“珍しい”という意味で“面白い”だけで、隠れた名作!というほどの衝撃があったわけではない。一部では根強い人気を持っているフィビヒだが、有名な「詩曲」は真に魅力的な音楽だと思うものの、他に交響曲を2曲聴いた限りでは、僕にはあまりピンとこなかった。この弦楽四重奏曲も、そう。細かく書き込まれたうねるような音型がいかにも後期ロマン派風のこってりとした味わいを醸し出し、そこに郷愁をそそる抒情が程良く繰り広げられる、いわば国民楽派のお手本のような作品とも言えるが、たぶん、少なくとも僕にとっては、何かが足りないのだろう。プフィッツナーのような感じ。

パノハQといえば、僕の頭の中ではスメタナQの後継者と目された若手の団体、というイメージが強く、何の気なしに映像を見て、その貫録ある風貌に少し意表を突かれた。そんな1980年代の記憶で勝手に驚かれても、困るだろうが。ただ、確立されたアンサンブルには十分な円熟味が感じられながらも、老獪、というような形容が似合わない、きびきびとした若々しさが満ち溢れた演奏には、マルティヌーの弦楽四重奏曲全集に聴かれるような、新進気鋭の頃の面影が漂っていた。

メイエのクラリネットは、ブラームスやシューマンの晦渋さがすっきりと取り除かれた、伸びやかな演奏。僕には、少しあっさりし過ぎているように感じられた。

日本を代表するヴィオラ奏者2人が、ドルジーニンの珍しい作品を演奏した映像は、彼らの卓越した技術を存分に堪能できるものであった。ただ、作品があまりに幻想的に過ぎ、随所に魅力的なパッセージが散りばめられているものの、全体としては無条件に楽しめるとは言い難かったのが残念。
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theme : クラシック
genre : 音楽

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Yosuke Kudo

Author:Yosuke Kudo
B. モンサンジョン著『リヒテル』(筑摩書房, 2000)に、「音楽をめぐる手帳」という章がある。演奏会や録音などを聴いて思ったことを日記風に綴ったもので、実に面白い。

毎日のように音楽を聴いているにもかかわらず、その印象が希薄になる一方であることへの反省から、リヒテルに倣ってここに私も覚え書きを記しておくことにする。無論、リヒテルの深みに対抗しようなどという不遜な気持はない。あくまでも自分自身のために、誰に意見するわけでもなく、思いついたことをただ書きなぐるだけのことである。

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