【YouTube】シニートケ:ヴァイオリン協奏曲第4番

合奏協奏曲とは異なり、シニートケの協奏曲作品はほとんど聴いたことがない。CDやLPのカップリングの関係で「ピアノと弦楽のための協奏曲」だけは5種類も棚にあったりするが、それ以外はヴァイオリン協奏曲第3番とチェロ協奏曲第1番しか持っていない。

だから当然、このヴァイオリン協奏曲第4番も初体験。“弾いたふり”をする視覚的カデンツァ(?)の話はどこかで耳にしたような気もするが、それがこの曲だったことすら、この動画を見て初めて気付いたくらい。

こうしたパフォーマンス的な要素をどう咀嚼したらいいのか、ということも含めて、楽曲の内容を理解するには全く至らないが、とりあえず鳴り響く音だけとってみても、実に美しい傑作である。唐突に異空間に連れ去られるような冒頭から、単純に形容できない苦みをもった美しい終末への流れは、まさにブルガーコフの「巨匠とマルガリータ」の世界。

ロジデーストヴェンスキイ親子の演奏は、作品、そして作曲者に対する尊敬と共感が強く感じられる、真摯で格調の高い熱気をはらんだもの。

第1楽章第2楽章~第3楽章(1)
第3楽章(2)第4楽章(1)
第4楽章(2)
シニートケ:ヴァイオリン協奏曲第4番
A. ロジデーストヴェンスキイ (Vn)、G. ロジデーストヴェンスキイ/不明
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theme : クラシック
genre : 音楽

tag : 作曲家_Schnittke,A.G.

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Yosuke Kudo

Author:Yosuke Kudo
B. モンサンジョン著『リヒテル』(筑摩書房, 2000)に、「音楽をめぐる手帳」という章がある。演奏会や録音などを聴いて思ったことを日記風に綴ったもので、実に面白い。

毎日のように音楽を聴いているにもかかわらず、その印象が希薄になる一方であることへの反省から、リヒテルに倣ってここに私も覚え書きを記しておくことにする。無論、リヒテルの深みに対抗しようなどという不遜な気持はない。あくまでも自分自身のために、誰に意見するわけでもなく、思いついたことをただ書きなぐるだけのことである。

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