【録画】エルサレムQ&アトリウムQのショスタコーヴィチ

  • エルサレム弦楽四重奏団 リサイタル (1)(ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第11番、ボロディン:弦楽四重奏曲第2番より第3楽章、ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏のための2つの小品より「ポルカ」) エルサレムQ (2008.2.17 録画 [NHK BS-2(2010.3.9)])
  • アトリウム弦楽四重奏団 演奏会(ボロディン:弦楽四重奏曲第2番より第1、2楽章、ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲第5番、弦楽四重奏のための2つの小品) アトリウムQ (2009.10.5 録画 [NHK BS-hi(2010.3.11)])
3月第2週のNHK BSで、ショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲が、立て続けにオンエアされた。まずは、エルサレムQの演奏会から。この団体が演奏するショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲の音盤は聴いたことがある(2009年7月8日の記事)が、この映像でもその印象と大きく異なることのない、手堅くも楽曲に対する深い共感が感じられる演奏を楽しんだ。ショスタコーヴィチの「ポルカ」は、彼らの表情付けは僕にとっていささか濃い目ではあるものの、愉悦感が溢れる好演であった。

アトリウムQも、ショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲を収録した音盤で聴いたことがあり(2007年9月10日の記事)、やはりそれと同様の印象であった。ヴァイオリンが曲によって交代するのは、僕はあまり感心しないのだが、少なくともアンサンブルや全体の音楽づくりが大きく変化することはなさそうだ。第5番の実演、ましてや映像は珍しいと思うが、単にそうした稀少価値に留まらない、やや軽量ながらも立派に洗練された、充実の秀演と感じた。敢えて言うならば、長大なクライマックスの表現がやや一本調子だったようにも思われたが、少なくとも映像で視聴している限りにおいては、十分に満足できた。アンコールは「2つの小品」だったが、演奏は「ポルカ」→「エレジー」の順。当初からこの予定だったのか、「ポルカ」だけで終わらすつもりが予定外に「エレジー」まで披露したのかは、よく分からない。ただ、この「エレジー」はあっさりし過ぎていて、雰囲気が損なわれていたのが残念。
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theme : クラシック
genre : 音楽

tag : 作曲家_Shostakovich,D.D.

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Yosuke Kudo

Author:Yosuke Kudo
B. モンサンジョン著『リヒテル』(筑摩書房, 2000)に、「音楽をめぐる手帳」という章がある。演奏会や録音などを聴いて思ったことを日記風に綴ったもので、実に面白い。

毎日のように音楽を聴いているにもかかわらず、その印象が希薄になる一方であることへの反省から、リヒテルに倣ってここに私も覚え書きを記しておくことにする。無論、リヒテルの深みに対抗しようなどという不遜な気持はない。あくまでも自分自身のために、誰に意見するわけでもなく、思いついたことをただ書きなぐるだけのことである。

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