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カバレーフスキイ:交響曲第2番他

  • ショスタコーヴィチ:交響曲第9番、ストラヴィーンスキイ:ピアノと管楽器のための協奏曲 ラディク (Pf) ホルヴァート/ザグレブPO (Radio-Televizije Beograd STV 213172 [LP])
  • モーツァルト:交響曲第35番「ハフナー」、ショスタコーヴィチ(スタセーヴィチ編):シンフォニエッタ ペシェク/東ボヘミア州立パルドビツェCO (panton 11 0396 [LP])
  • カバレーフスキイ:交響曲第2番、組曲「コラ・ブリュニオン」 アノーソフ、パーヴェルマン/モスクワ放送SO (MK 1552 [LP])
Ars Antiqua / Mikrokosmos Mail Order Co.からの4月到着分。

ホルヴァートのショスタコーヴィチは何曲か聴いているが(第1、10、15番)、いずれも素朴な熱気が感じられる気持ちの良い演奏である。この第9番も同様で、妙に深刻ぶることなく、それでいて上滑りした馬鹿騒ぎにはならない、誠実な生真面目さが印象に残る。ただし、オーケストラの技量は随分と低く、やろうとしている音楽の全てが実際の音として響いてこないのがもどかしい。ストラヴィーンスキイも同様だが、楽曲との相性なのか独奏者の力量なのかはよくわからないが、こちらの方が出来は良い。

ペシェク/パルドビツェCOのショスタコーヴィチは、既にCDで架蔵済みの音源。自分で整理しているHPのデータを、カップリングのピアノ協奏曲第1番を演奏しているコウト/プラハ放送SOと混同して記載していたために、ダブり買いしてしまったもの。ティンパニが付加されたスタセーヴィチ編曲版の録音はこの演奏だけなので、貴重ではある。技術的な精度もさることながら、音楽的な踏み込みも中途半端で、どっちつかずの微笑みを終始浮かべているような音楽になっているのが物足りない。むしろ、モーツァルトでの垢抜けないながらも闊達な音楽の方が印象に残った。

カバレーフスキイの交響曲は、大植英次/ハノーファー北ドイツ放送POで全集がリリース(cpo)されているが、僕は初めて聴く。賑やかで楽しくて、時に綿々とした切なさが臆面もなく繰り広げられつつも、不思議とそれほどの冗長さは感じられない、よく出来た楽曲というのが、僕の第一印象。いわゆる社会主義リアリズム的な作品と言っても良いだろう。カバレーフスキイの西側での出世作となったのも納得できる。併録の「コラ・ブリュニオン」組曲も、違う指揮者ながらも似たような印象。録音状態には、当然ながら期待してはいけない。
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theme : クラシック
genre : 音楽

tag : 作曲家_Shostakovich,D.D. 作曲家_Kabalevsky,D.B.

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Yosuke Kudo

Author:Yosuke Kudo
B. モンサンジョン著『リヒテル』(筑摩書房, 2000)に、「音楽をめぐる手帳」という章がある。演奏会や録音などを聴いて思ったことを日記風に綴ったもので、実に面白い。

毎日のように音楽を聴いているにもかかわらず、その印象が希薄になる一方であることへの反省から、リヒテルに倣ってここに私も覚え書きを記しておくことにする。無論、リヒテルの深みに対抗しようなどという不遜な気持はない。あくまでも自分自身のために、誰に意見するわけでもなく、思いついたことをただ書きなぐるだけのことである。

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