フレーンニコフ:歌劇「ドロテア」他


  • ショスタコーヴィチ:交響曲第10番 ヴァイナル/チェコPO (Supraphon 1110 3190 ZA [LP])
  • フレーンニコフ:歌劇「ドロテア」 コジューハル/スタニスラーフスキイ・ネミローヴィチ=ダーンチェンコ記念音楽劇場O他 (Melodiya C10 27049 002 [LP])
Ars Antiqua / Mikrokosmos Mail Order Co.からの5月到着分。

ヴァイナルという指揮者は初めて聴いたが、このショスタコーヴィチを聴く限りでは、はっきりとした個性を感じることができなかった。端正と形容することはできるかもしれないが、音の粒が淡々と並んでいるだけで、音と音の隙間やスコアの行間があまりに空疎な印象。チェコPOならではの音色の魅力もほとんど感じられなかった。

フレーンニコフのコミック・オペラは、むしろ歌謡ショーとでも言いたくなるような屈託のない旋律に満ちた、聴いているだけで楽しい作品。演奏は雰囲気豊かな、申し分のないもの。歌も器楽も、心ゆくまで伸び伸びと歌い切っている。こういう音楽こそ、フレーンニコフの本領なのだろう。表題にもなっているドロテアとは、スペインの貴族ドン・ジェロモの娘アイネスの侍女の名。彼女が玉の輿を狙って巻き起こす一騒動、といった感じの話のようだ。この録音では、楽曲の合間にナレーターが筋書きを朗読しているのだが、それを聞き取って理解する程の語学力を持ち合わせていないのが残念。
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theme : クラシック
genre : 音楽

tag : 作曲家_Shostakovich,D.D. 作曲家_Khrennikov,T.N.

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Yosuke Kudo

Author:Yosuke Kudo
B. モンサンジョン著『リヒテル』(筑摩書房, 2000)に、「音楽をめぐる手帳」という章がある。演奏会や録音などを聴いて思ったことを日記風に綴ったもので、実に面白い。

毎日のように音楽を聴いているにもかかわらず、その印象が希薄になる一方であることへの反省から、リヒテルに倣ってここに私も覚え書きを記しておくことにする。無論、リヒテルの深みに対抗しようなどという不遜な気持はない。あくまでも自分自身のために、誰に意見するわけでもなく、思いついたことをただ書きなぐるだけのことである。

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