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【録画】芸術劇場 -ブラームス ピアノ四重奏演奏会-

  • ブラームス:ピアノ四重奏曲第2番 樫本大進 (Vn) 川本嘉子 (Va) 趙静 (Vc) 小菅優 (Pf) (2010.6.10 録画 [NHK ETV(2010.10.16)])
樫本大進をはじめとする若手(?)注目株の4人による、ブラームスのピアノ四重奏曲。一夜で全3曲を演奏するという意欲的なプログラムだったことを知り、ハイビジョンやBSで放映された時に視聴しようと思いつつもつい録画予約し損なっていたのだが、地上波で放映されたこの第2番は逃さず録画することができた。録画してから実際に視聴するまでに随分と時間が経ってしまったのは、いつものこと。

どちらかと言えば内向的な感じがするものの、燃えさかる熱情を秘めた抒情がとても魅力的な作品で、特に第1楽章と第2楽章が僕は大好きである。ゆったりと構えた演奏は、円熟したスケールの大きさというよりは、おっとりとしながらも瑞々しい輝きを放っていて、とても素敵な仕上がり。これは、樫本大進の個性が強く反映しているような気がする。4人とも卓越した技術を持っているだけに、つまらない弾き損じもなく、安定したアンサンブルが繰り広げられている。もっとも、趙静の音色には高音域にキツさが感じられ、一方で低音域の豊かな広がりには欠ける傾向があり、小菅優もそれほど低音が強くないのか、僕の好みからすると重心が少し浮ついていたようにも思えた。ただ、川本嘉子がそうした不満を相当軽減していたのには感心した。

いずれにしても、実力者による室内楽は、ずっしりとした手応えに加えて華やかさもあって愉しい。
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theme : クラシック
genre : 音楽

tag : 作曲家_Brahms,J.

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Yosuke Kudo

Author:Yosuke Kudo
B. モンサンジョン著『リヒテル』(筑摩書房, 2000)に、「音楽をめぐる手帳」という章がある。演奏会や録音などを聴いて思ったことを日記風に綴ったもので、実に面白い。

毎日のように音楽を聴いているにもかかわらず、その印象が希薄になる一方であることへの反省から、リヒテルに倣ってここに私も覚え書きを記しておくことにする。無論、リヒテルの深みに対抗しようなどという不遜な気持はない。あくまでも自分自身のために、誰に意見するわけでもなく、思いついたことをただ書きなぐるだけのことである。

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