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【YouTube】ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1&2番(トレチャコーフ独奏)/チェロ協奏曲第1番(グートマン独奏)

YouTubeに、ショスタコーヴィチの協奏曲作品3曲がアップされていることは結構前にチェックしていた。1月末に録画して、まだ観ていない映像もあったりする。何にせよ未決の山が高くなっていくことは嬉しくない。まずは、動画3本から消化していきたい。

トレチャコーフは、ソヴィエト第2世代(と僕が勝手に名付けている)の演奏家の中では、とりわけ贔屓にしているヴァイオリニストの一人である。パガニーニの協奏曲第1番の正確無比な録音は同曲のベストだと考えているし、中学生の時(もう30年近く前……)に札幌で聴いたシベリウスの協奏曲の実演(円光寺雅彦/札幌交響楽団)もいまだに印象深い。

だから、彼のショスタコーヴィチとくれば期待するなと言う方が無理というものだ。最晩年のロストロポーヴィチと組んだ第1番は、ロストロポーヴィチ色の強い象の歩みのようなテンポに違和感がなくはないものの、切れ味鋭くも泥臭いトレチャコーフの歌い口を堪能することができる。ショスタコーヴィチを記念する演奏会だったようで、イリーナ未亡人やヴィシネーフスカヤ、スピヴァコーフらが並ぶ客席の華やかさも、この動画の見所の一つであろう。

ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番
トレチャコーフ (Vn)、ロストロポーヴィチ/ロシア国立SO(2006年)


第2番でもトレチャコーフは安定しているが、バシメートの指揮は実に心許ない。不安を抱えたオーケストラは譜面通りにこなすだけで精一杯で、音楽的な踏み込みを期待できるような状態ではない。案の定、第3楽章で思いっ切り破綻してしまう。演奏頻度の低い作品だけに貴重な映像ではあるものの、内容的には不満が先に立ってしまうのは残念でならない。

ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第2番
トレチャコーフ (Vn)、バシメート/国立ノーヴァヤ・ロシアSO(2009年)


トレチャコーフと同世代のチェロ奏者、グートマンによる協奏曲の映像もアップされていた。年齢のせいか、音量的な非力さが少々気にはなるものの、骨の太い大柄な音楽はさすがの貫禄。

ショスタコーヴィチ:チェロ協奏曲第1番
グートマン (Vc)、M. シチェルバチョーフ/モスクワ放送SO
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theme : クラシック
genre : 音楽

tag : 作曲家_Shostakovich,D.D.

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プロフィール

Yosuke Kudo

Author:Yosuke Kudo
B. モンサンジョン著『リヒテル』(筑摩書房, 2000)に、「音楽をめぐる手帳」という章がある。演奏会や録音などを聴いて思ったことを日記風に綴ったもので、実に面白い。

毎日のように音楽を聴いているにもかかわらず、その印象が希薄になる一方であることへの反省から、リヒテルに倣ってここに私も覚え書きを記しておくことにする。無論、リヒテルの深みに対抗しようなどという不遜な気持はない。あくまでも自分自身のために、誰に意見するわけでもなく、思いついたことをただ書きなぐるだけのことである。

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