ミャスコーフスキイ:交響曲第23番/ヴァーインベルグ:ピアノ五重奏曲

  • ミャスコーフスキイ:交響曲第23番、シチェドリーン:交響曲第1番 コヴァリョーフ/モスクワ放送SO アノーソフ/モスクワPO (EMI ASD 2927 [LP])
  • ヴァーインベルグ:ピアノ五重奏曲 ヴァーインベルグ (Pf) ボロディーンQ (Melodiya C 0667-668 [LP])
Ars Antiqua / Mikrokosmos Mail Order Co.から届いた後、一ヶ月以上も未聴のまま放置してしまった。

ミャスコーフスキイの交響曲を知ろうとするならば素直にスヴェトラーノフの全集を買えばいいのだが、一度に27曲を聴き通す気力もなく、当面は単品を見かけた折りに買い求めていくというスタンスを変えるつもりはない。そもそもスヴェトラーノフ以外で全27曲が揃うのかどうかは知らないのだが、とりあえず今回は第23番を手に入れた。

基本的には平明な曲調でありながらも、暗く淀んだ陰影を持つ和声が、いかにもミャスコーフスキイといったところ。とりたてて印象に残るような箇所はないので、実演で聴くよりも、部屋でリラックスしながら雰囲気に浸るような聴き方の方が向いているように思われる。マスタテープに撚れでもあるのか、途中で大きく乱れる録音は残念だが、雰囲気豊かな演奏は悪くない。

カップリングのシチェドリーンは、2010年11月15日の記事で紹介したものと同一音源。


ヴァーインベルグのピアノ五重奏曲は、2009年12月17日の記事で紹介したコーペリマンQの映像で初めて聴き、気に入っていた作品である。作曲家とドゥビーンスキイ時代のボロディーンQによる録音がリストに挙がっていたので、迷わずオーダー。

この顔ぶれに誰もが期待するであろう通り、非の打ち所のない名演である。何かに取り憑かれたようなテンションの高さを真正面から受け止め、芝居がかっているとすら感じられるほどの大きな身振りで劇的に仕上げられた音楽は、まさしくこの作品の理想的な姿であろう。

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theme : クラシック
genre : 音楽

tag : 作曲家_Myaskovsky,N.Y. 作曲家_Weinberg,M.

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プロフィール

Yosuke Kudo

Author:Yosuke Kudo
B. モンサンジョン著『リヒテル』(筑摩書房, 2000)に、「音楽をめぐる手帳」という章がある。演奏会や録音などを聴いて思ったことを日記風に綴ったもので、実に面白い。

毎日のように音楽を聴いているにもかかわらず、その印象が希薄になる一方であることへの反省から、リヒテルに倣ってここに私も覚え書きを記しておくことにする。無論、リヒテルの深みに対抗しようなどという不遜な気持はない。あくまでも自分自身のために、誰に意見するわけでもなく、思いついたことをただ書きなぐるだけのことである。

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