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久し振りのディスクユニオン

  • ショスタコーヴィチ:交響曲第10番 スクロヴァチェフスキ/ベルリン・ドイツSO (Weitblick SSS0076-2)
  • ショスタコーヴィチ:交響曲第14番 モノガロヴァ (S) レイフェールクス (Br) V. ユロフスキイ/ロンドンPO (London Philharmonic Orchestra LPO-0028)
  • ショスタコーヴィチ:交響曲第5番、ブルックナー:交響曲第4番 エッシェンバッハ/NDR SO (Treasure of the Earth TOE2079)
  • カバレーフスキイ:ピアノ協奏曲第2、3、4番 N. ペトローフ (Pf) キタエーンコ/モスクワPO ギレリス (Pf) カバレーフスキイ/モスクワ放送SO Y. ポポーフ (Pf) カバレーフスキイ/モスクワPO (Olympia OCD 269)
  • ハチャトゥリャーン:ヴァイオリンのためのコンチェルト・ラプソディー、コニュス:ヴァイオリン協奏曲、フロロフ:ガーシュインの「ポーギーとベス」の主題による演奏会用幻想曲 コールサコフ (Vn) シーモノフ/モスクワ・マールイ劇場O、コジュハル/ソヴィエト国立SO、ミハーイロフ/モスクワ・ポップスO (Russian Disc RD CD 10 010)
久し振りに泊りで東京に行く用事があり、仕事終わりに御茶ノ水~神保町界隈を散策。と言っても、あまり時間の余裕はなく、今回はディスクユニオンでCDをざっと物色しただけで終わってしまった。以下、一ヶ月以上経ってようやく全部聴いた感想など。

スクロヴァチェフスキが振ったショスタコーヴィチの交響曲第10番は、リリース時に話題になったものの、買いそびれたまま今日に至っていたもの。中古音盤屋に行くのは、こういう落穂拾いをする契機にもなるのでやめられない。帯や解説で煽られているほどオーケストラは上質ではないが、技術的な綻びは気にならず、指揮者の意図するところに十分応えているように思える。全体としては楽曲に内在する感情の起伏に沿った演奏が行われているものの、細部には随分と個性的なアゴーギグが聴かれる個所もあり、結果として流れの良さはあまり感じられない。人工的な臭いのする高揚感を楽しめるならば、なかなか面白い演奏といえるだろう。

HMVジャパン

「死者の歌」を振っているユロフスキイは、Capriccioレーベルへのショスタコーヴィチ録音で有名なミハーイルではなく、その息子ヴラディーミルの方。この音盤、HMVやTower Recordsなどのサイトには情報がなく、話題になった記憶もなかったので、僕自身もリリースされていたことを知らなかった。ロンドン・フィルPOのBOXセットに収録されていたことは分かったが、単独でリリースされていた形跡がほとんど見当たらない。余程売れなかったのだろうか、かなりネガティヴな意味でのレア・アイテムなのかもしれない。演奏内容にも、特に聴くべきものはない。完璧とは言い難いまでも整然としたアンサンブルは、しかし聴き手に何かを表出することはない。


いわゆる裏青盤は、単価が高いことに加えて、そこまで手を出したらキリがないということもあって、たまに購入することはあったが、最近はチェックもしていない。今回も店内で何点か目にしたが、どれも決め手はなく、結局一番安かったものを選択。それがエッシェンバッハ指揮の交響曲第5番だったのだが、ジャケットに見覚えがなかったことで安心したのが悪かった。よりによって、たまたま購入していたEn Larmes盤と同一の音源。音質の比較などはしていないが、どこか時代がかった大仰な表現は、ライヴでなら盛り上がって聴けるのだろうが、期せずして聴き直すことになった今回も好きにはなれなかった。併録のブルックナーは、初めて聴く音源。エッシェンバッハの音楽の作りは、ショスタコーヴィチと同じ。どちらかといえば、ブルックナーの方が相性が良いように感じた。


カバレーフスキイの棚に懐かしいOlympia盤CDを見つけたので、第2番以外は既に持っている音源であったが、ピアノ協奏曲集を確保。なぜ全てを作曲者自身の指揮による音源で揃えなかったのかは疑問だが、N. ペトローフの演奏自体はいかにもソ連的な力強さと泥臭さと派手さとを兼ね備えた立派なもの。ギレリスの有名な録音や、長らく唯一の録音だったポポーフの「プラハ」は、もちろん今なお色褪せることのない優れた演奏。



Russian Disc盤も、見かけると郷愁から思わず手に取ってしまう。A. コールサコフの独奏による珍しい作品を収録したアルバムは、リリース当時に見かけたことがあったのかもしれないが、全く記憶に残っていなかったもの。ハチャトゥリャーンは、L. コーガンの決定的な録音と比較すると、張り詰めた緊張感だけでなく技術的にも聴き劣りがしてしまうのは致し方のないところ。それよりは、初めて聴いたコニュスの協奏曲が作品と演奏の相性が良くて楽しめた。こういうグランドロマンとでも形容したくなるような曲は、たまに聴くと癖になる。フロロフの「ポーギーとベス」幻想曲は、曲自体が僕には退屈に感じられた。


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theme : クラシック
genre : 音楽

tag : 作曲家_Shostakovich,D.D. 作曲家_Kabalevsky,D.B.

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Yosuke Kudo

Author:Yosuke Kudo
B. モンサンジョン著『リヒテル』(筑摩書房, 2000)に、「音楽をめぐる手帳」という章がある。演奏会や録音などを聴いて思ったことを日記風に綴ったもので、実に面白い。

毎日のように音楽を聴いているにもかかわらず、その印象が希薄になる一方であることへの反省から、リヒテルに倣ってここに私も覚え書きを記しておくことにする。無論、リヒテルの深みに対抗しようなどという不遜な気持はない。あくまでも自分自身のために、誰に意見するわけでもなく、思いついたことをただ書きなぐるだけのことである。

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