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ボロディーンQのハイドン&シェバリーン

  • ハイドン:弦楽四重奏曲第39番「鳥」、シェバリーン:弦楽四重奏曲第3番 ボロディーンQ (Melodiya D 06183-84 [LP])
Ars Antiqua / Mikrokosmos Mail Order Co.からの11月到着分。

ハイドンは、ドゥビーンスキイ時代のボロディーンQが到達していた境地を最良の形で聴かせてくれる快演。テンポをはじめ、楽曲解釈に際立って個性的な要素はないのだが、機能的に洗練されていながらもどこか野暮ったい、ボロディーンQにしか聴かれない魅力的な格好良さが全曲を通じて惜しみなく披露されている。これぞ一流のプロ、といった演奏。

シェバリーンの3番は、近代フランス音楽風の響きが印象的で、ミヨーの初期四重奏曲などを思い出す。響きの晴朗さとは対照的に、音楽の内容は必ずしも単純明快ではなく、師のミャスコーフスキイに通ずるものがある。そのバランスが最もよくとれているのが真に感動的な第3楽章で、長さにおいても内容においても全曲の中心と言ってよいだろう。今後も大衆的なレパートリーに定着するような作品とは思えないが、何とも忘れ難く印象的な佳品である。ボロディーンQの演奏は、非の打ちどころがない完成度。


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theme : クラシック
genre : 音楽

tag : 作曲家_Shebalin,V.Y.

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Yosuke Kudo

Author:Yosuke Kudo
B. モンサンジョン著『リヒテル』(筑摩書房, 2000)に、「音楽をめぐる手帳」という章がある。演奏会や録音などを聴いて思ったことを日記風に綴ったもので、実に面白い。

毎日のように音楽を聴いているにもかかわらず、その印象が希薄になる一方であることへの反省から、リヒテルに倣ってここに私も覚え書きを記しておくことにする。無論、リヒテルの深みに対抗しようなどという不遜な気持はない。あくまでも自分自身のために、誰に意見するわけでもなく、思いついたことをただ書きなぐるだけのことである。

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