【YouTube】スヴィリードフ:さまようロシア(管弦楽伴奏版)

YouTubeで、スヴィリードフの傑作歌曲集「さまようロシア」の面白い動画を見つけた。Ragnar Søderlindというノルウェーの作曲家が、スヴィリードフのピアノ伴奏を管弦楽編曲したものである。オーケストラは、スヴィリードフにとってはショスタコーヴィチのムラヴィーンスキイ/レニングラードPOに相当するフェドセーエフ/モスクワ放送SO。

グジョフの独唱も含めて、ロシアの土の香りが漂うスヴィリードフならではの旋律線を情感たっぷりに歌い上げる演奏には不満がない。ただ、オブラスツォーヴァ盤で聴かれるスヴィリードフ自身のピアノに比べると、この演奏の方がよほど精度が高くしかも洗練されているのに、伴奏の色彩感は逆にピアノ版に劣る。大編成のオーケストラを惜しげもなく使った編曲ではあるが、技術的に音色の多彩さを作る類の音楽ではなく、むしろ武骨なまでの素朴さこそが求められる音楽なのだろう。

オーケストレイションに不満は残るが、名曲の貴重な動画ということで、一聴(一見)の価値はある。

1. 秋2. 愛する故郷を後にして
3. 守護天使よ、門を開けよ4. 光り輝く銀色の道
5. さまようロシア6. シモンよ、ピョートルよ…どこにいるのだ?こちらへ来てくれ
7. お前はどこにいるのだ、父祖の家よ…8. 銀河の丘の向こう
9. 宿命のラッパが鳴り響く、鳴り響く10. フクロウは秋に鳴く
11. おお、私は信じている、幸福はあるのだと12. おお祖国よ、幸せで永遠の時よ
グジョフ (B) フェドセーエフ/チャイコーフスキイSO
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theme : クラシック
genre : 音楽

tag : 作曲家_Sviridov,G.V.

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Yosuke Kudo

Author:Yosuke Kudo
B. モンサンジョン著『リヒテル』(筑摩書房, 2000)に、「音楽をめぐる手帳」という章がある。演奏会や録音などを聴いて思ったことを日記風に綴ったもので、実に面白い。

毎日のように音楽を聴いているにもかかわらず、その印象が希薄になる一方であることへの反省から、リヒテルに倣ってここに私も覚え書きを記しておくことにする。無論、リヒテルの深みに対抗しようなどという不遜な気持はない。あくまでも自分自身のために、誰に意見するわけでもなく、思いついたことをただ書きなぐるだけのことである。

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