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「太陽に灼かれて」サントラ盤

  • 「太陽に灼かれて」サウンド・トラック (Auvidis K 1011)
  • ショスタコーヴィチ:ピアノ五重奏曲、弦楽四重奏曲第1番 ランガー (Pf)、ターリッヒQ (Supraphon 1111 2484 [LP])
  • ショスタコーヴィチ:ヴィオラ・ソナタ・Partos:Yizkor・ヒンデミット:葬送音楽 ウシャー (Va)、スタンフィールド (Pf)、エルサレム・アンサンブル (Musical Heritage Society MHS 4484 [LP])
  • ショスタコーヴィチ:交響曲第7番 M. ヤンソンス/レニングラードPO (EMI CDC 7 49494 2)
昨日、米amazonで購入した中古CDが届いた。ほとんどがアルテミエフ(タルコフスキイの「惑星ソラリス」などの音楽も担当している)による曲だが、もちろんお目当てはタンゴ「疲れた太陽」。ノルシュテインの「話の話」で使われていたオリジナル(?)のアレンジも聴きたいところだが、ここでのアレンジも哀しみを湛えた切なさが胸にしみる素敵なもの。映画冒頭のあの印象的なシーンとだぶらせているだけなのかもしれないが。ナージャの歌とミーチャのギター、コトフ大佐の口笛によるアレンジも収録されている。音楽的に論ずるレベルの演奏ではないのだが、たまらなく哀しい。

先日Mikrokosmos Mail Order Co.から届いたLPの内、まだ聴いていなかった2枚を聴く。Supraphon盤は、ほぼ同一時期の同一メンバーによるPraga盤と同じカップリング。四重奏曲の方は、同一録音の可能性が極めて高い。こういう聴き比べは不毛なので熱心に聴く気になれないのだが、ざっと聴いたところではほとんど違いは感じられなかった。一方ピアノ五重奏曲は、微妙に違うような気がする。第1楽章でのテンポの動きに差異があるのだが、もちろんPraga盤で何らかの操作が行われていないとは限らないわけで、はっきりと判断できなかったのが残念。演奏自体は、しっとりとした、いかにもチェコの室内楽といった趣きがなかなか素敵。

ウシャーのヴィオラ作品集は、可もなく不可もなくといったところ。技術的な精度は決して低くないが、音楽にコクが感じられない。ショスタコーヴィチでさえムード音楽的な様相を呈する瞬間があり、物足りなさが残る。

ショスタコーヴィチの交響曲第7番、今日はM. ヤンソンス盤を。昨日聴いたベリルンド盤やインバル盤同様に、芝居がかった部分のない端正な音楽作り。ただし、オーケストラの威力が違うために、一層魅力的な演奏に仕上がっている。レニングラードPOの音色は既に西欧風に洗練されたものになっているが、ヤンソンスの解釈とはよくマッチしている。
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theme : クラシック
genre : 音楽

tag : Tango_etc. 作曲家_Shostakovich,D.D.

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Yosuke Kudo

Author:Yosuke Kudo
B. モンサンジョン著『リヒテル』(筑摩書房, 2000)に、「音楽をめぐる手帳」という章がある。演奏会や録音などを聴いて思ったことを日記風に綴ったもので、実に面白い。

毎日のように音楽を聴いているにもかかわらず、その印象が希薄になる一方であることへの反省から、リヒテルに倣ってここに私も覚え書きを記しておくことにする。無論、リヒテルの深みに対抗しようなどという不遜な気持はない。あくまでも自分自身のために、誰に意見するわけでもなく、思いついたことをただ書きなぐるだけのことである。

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