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【楽曲解説】シューベルト:弦楽四重奏曲第13番

Franz Peter Schubert
フランツ・ペーター・シューベルト(1797~1828)


Streichquartett Nr. 13 a-moll Op. 29 (D.804)
弦楽四重奏曲第13番 イ短調 作品29(D.804)



 シューベルトの弦楽四重奏曲は、番号付きで呼ばれているものに限っても15曲ありますが、その半分近くは彼が10代の頃の作品で、自宅での集いで演奏されることを念頭に置いた、いわゆる家庭音楽の類です。31歳で訪れた早過ぎる死の4年前、27歳の時に作曲された第13番は、彼の弦楽四重奏曲の中で唯一プロの団体(シュパンツィヒQ)によって初演された作品です。第2楽章の主題に劇音楽「キプロスの女王ロザムンデ」D.797から第3幕の間奏曲が流用されていることから、「ロザムンデ」の愛称で親しまれています。

 この曲が書かれた1824年はベートーヴェンが第12番の作曲に没頭していた年でもありますが、古典的な楽曲形式の枠組みを逸脱しようとしたベートーヴェンとは異なり、シューベルトはあくまでも型通りの展開の中で旋律の可能性を追究し、独自の陰影を持った劇的でロマンティックな音楽を作り上げています。

シュペーテ弦楽四重奏団 第2回公演(2012年4月14, 21日)

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theme : クラシック
genre : 音楽

tag : 作曲家_Schubert,F.P. 演奏活動_DasSpäteQuartett

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Yosuke Kudo

Author:Yosuke Kudo
B. モンサンジョン著『リヒテル』(筑摩書房, 2000)に、「音楽をめぐる手帳」という章がある。演奏会や録音などを聴いて思ったことを日記風に綴ったもので、実に面白い。

毎日のように音楽を聴いているにもかかわらず、その印象が希薄になる一方であることへの反省から、リヒテルに倣ってここに私も覚え書きを記しておくことにする。無論、リヒテルの深みに対抗しようなどという不遜な気持はない。あくまでも自分自身のために、誰に意見するわけでもなく、思いついたことをただ書きなぐるだけのことである。

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