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ムラヴィンスキーとレニングラード・フィル50年の歴史

  • ショスタコーヴィチ:交響曲第5番 宇宿允人/オリエンタルバイオフィルハーモニー (日本教育音工 MUCD008)
  • ムラヴィンスキーとレニングラード・フィル50年の歴史 (Dreamlife DLVC-1110 [DVD])
  • ブラームス:交響曲全集 スヴェトラーノフ/ソヴィエト国立SO (Scribendum SC 023)
  • Kurt Sanderling The Soviet Years 1947-1956 (HDN C 0013)
宇宿允人(語り)「救曲のタクト」(東京経済)を読了。宗教書のような胡散臭さと、興味ある部分の少なさとに購入を躊躇していたが、結局買ってしまった。通勤二往復で読み終えてしまったが、それなりに面白かった。で、僕が持っている唯一の演奏を聴いてみた。決して個性的な演奏ではないが、地に足のついた音楽には好感が持てる。しかしながら、このオーケストラのレベルで全てを評価するのは危険だろう。実演で独特の雰囲気があるとすれば、それに酔うこともできるのだろうが、少なくとも録音で聴く限りにおいてはなぜ一部であれほどまで絶賛されているのか分からない。もっとも、宇宿氏本人もそれで結構と言うのだろうが。可能であるならば、常設のきちんとしたオーケストラで存分にリハーサルを積んだ演奏を聴いてみたいものだ。

心待ちにしていたムラヴィーンスキイのドキュメンタリーがようやく発売。買ってきて続けざまに2回見た。素晴らしいとしか言い様がない。ブラームスの第2番終楽章のリハーサルは、まぁそれでも想像の範疇だったが、ベートーヴェンの第4番のリハーサルの凄さと言ったら。文字通り隅々まで磨き上げている様を見てとることができる。「楽譜に忠実かどうかには意味はなく、音楽に説得力があるかどうかが大事なのだ」という趣旨の発言も心に残った。あとは、ショスタコーヴィチとの思い出話も印象的だったな。今年最大の収穫と言っても良いだろう。

ブラームスついでに、スヴェトラーノフのブラームス全集を。第1番はやはり良いが、第4番は前に聴いたときほど感心はしなかった。まぁ、面白い全集に違いはないのだが。

K. ザンデルリンクのソ連時代の録音集成がようやく店頭に並びだしたようだ。僕が入手したのは、Tower Records難波店。とりあえず今日は第1枚目のみを聴く。「ダンバートン・オークス」が収録されていて、これがこのセットのお目当ての一つだったからだ。ジャケットの表記からだけではいわゆるレニングラードPOなのかレニングラードSOなのかよくわからないが、これがなかなか良い演奏。軽味はあまりないものの、丁寧な作りと颯爽とした勢いの良さに、初めてこの作品を聴いて楽しいと思うことができた。ラフマニノフの交響曲第1番も立派な内容。このセット、ザークやユーディナの協奏曲も収録されていて聴き所がいっぱい。続きを聴くのが楽しみだ。
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theme : クラシック
genre : 音楽

tag : 演奏家_Mravinsky,E.A. 演奏家_Sanderling,K.

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Yosuke Kudo

Author:Yosuke Kudo
B. モンサンジョン著『リヒテル』(筑摩書房, 2000)に、「音楽をめぐる手帳」という章がある。演奏会や録音などを聴いて思ったことを日記風に綴ったもので、実に面白い。

毎日のように音楽を聴いているにもかかわらず、その印象が希薄になる一方であることへの反省から、リヒテルに倣ってここに私も覚え書きを記しておくことにする。無論、リヒテルの深みに対抗しようなどという不遜な気持はない。あくまでも自分自身のために、誰に意見するわけでもなく、思いついたことをただ書きなぐるだけのことである。

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