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かぶとやま交響楽団第29回定期演奏会 終了

  • 「協奏曲の愉しみ」(モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番、メンデルスゾーン:ピアノ協奏曲第1番、モーツァルト:演奏会用アリアK369、歌劇「フィガロの結婚」よりスザンナのアリア(第4幕)、ショパン:ピアノ協奏曲第1番) 佐々木宏/かぶとやま響 (Private Recording)
  • ブラームス:ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ、3つの間奏曲 作品117、6つの小品 作品118 A. ヴェデルニコフ (Pf) (Denon COCQ-83657)
  • ストラヴィーンスキイ:ヴァイオリン協奏曲、ショスタコーヴィチ:交響曲第10番 シュナイダーハン (Vn) アンチェル/ベルリンPO、チェコPO (DG 463 666-2)
  • シューマン:ピアノ協奏曲、ショスタコーヴィチ:交響曲第15番 ブレンデル (Pf) K. ザンデルリンク/ベルリンPO (‘Fachmann für Klassischer Musik’ Society FKM-CDR-60/1)
土曜日は、かぶとやま交響楽団の第29回定期演奏会だった。指揮は澤寿男先生。先生といっても、同じ年なんだけど。プログラムは以下の通り:
  • シベリウス:交響曲第7番
  • ストラヴィーンスキイ:協奏曲「ダンバートン・オークス」
  • リームスキイ=コールサコフ:交響組曲「シェヘラザード」
結論から言えば、非常に良い演奏会だったと思う。練習を通して澤先生が積み上げようとしたことを全員が理解し、一定の集中力をもってそれを本番でも再現しようとした意志の力を感じたからだ。ただ、これは澤先生とかぶ響との相性の良さというのもあるのかもしれない。もちろん全員が無条件に澤先生を信奉しているわけではないが、やろうとしている音楽そのものが、かぶ響のスタイルによく馴染んだような気がする。とはいえ、エキストラ頼みの団状況ゆえに、細部に粗さが残ったのは残念。特にシベリウスはもう少し練り上げたかった。もちろん、本番の白熱した音楽自体は悪くないと思うけど。ストラヴィーンスキイは、さすがに技術面の許容範囲を逸脱していた感が拭えない。音楽的な仕掛けは、ほとんどできなかった。それなりに曲の雰囲気は出ていたと思うけど。個人的には、「シェエラザード」が一番良い演奏ではなかったかと思う。終演後、楽屋で澤先生も十分満足されていたし。初練習前からきっとこうなるだろうと思った音楽に仕上がったという感じ。Vnソロについては、うーん、不満はたくさんありますがね。結局技術が足りなくてできないんだから仕方ない。アンケート等では好意的な評ばかりいただいたので、それで良しとしましょう。それにしても疲れた。ネット上で公開されている演奏会評は「安田の部屋へようこそ」と「斉諧生音盤志」(音盤狂日録9月6日分)の2つ。どちらも好意的な評で嬉しい限り。それにしても、素晴らしい指揮者とつながりを持つことができて幸せ。次の共演は当分先になりそうだけど、今から楽しみだ。ちなみに、澤先生の応援サイトというのもありました。

去る8月2日の演奏会のライヴ録音ができあがってきた。冒頭モーツァルトの出だしには吃愕。めちゃくちゃ上手い。正直言って、練習も充実していたとは言えないし、一体何が起こったのかという感じ。まぁ、時間とともにボロが出てくるんですがね。マグレだとしても、こういう演奏ができるようになってくると、次につながるような気がする。

さすがにオーケストラ続きで疲れたので、ヴェデルニコフのブラームスを聴いて、心を鎮める。こういう音楽に身を浸すのは、文字通り至福。

といいつつも、落ち着いてきたら、やはりショスタコーヴィチが聴きたくなる。アンチェルの背筋が凍るような音楽、ザンデルリンクの暗闇に吸い込まれていくような音楽。こんな唯一無二の芸術を好きな時に何度でも聴くことができるとは、何という贅沢。
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theme : クラシック
genre : 音楽

tag : 演奏活動_かぶとやま交響楽団

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Yosuke Kudo

Author:Yosuke Kudo
B. モンサンジョン著『リヒテル』(筑摩書房, 2000)に、「音楽をめぐる手帳」という章がある。演奏会や録音などを聴いて思ったことを日記風に綴ったもので、実に面白い。

毎日のように音楽を聴いているにもかかわらず、その印象が希薄になる一方であることへの反省から、リヒテルに倣ってここに私も覚え書きを記しておくことにする。無論、リヒテルの深みに対抗しようなどという不遜な気持はない。あくまでも自分自身のために、誰に意見するわけでもなく、思いついたことをただ書きなぐるだけのことである。

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