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  • ベートーヴェン:交響曲第3番、ショスタコーヴィチ:交響曲第10番 M. ザンデルリンク/ドレスデンPO (Sony 88985408842)
  • フォーレ:パヴァーヌ、ウォシャウスキ:オイフン・プリペチク、イタリア民謡:トスカーナの子守歌、宮城道雄:春の海、ショスタコーヴィチ:「M. スヴェトローフによる2つの歌」より「子守歌」、イングランド民謡:グリーンスリーヴス、リュランス:子守歌、オルフ:「カルミナ・ブラーナ」より第3部「愛の誘い」~「天秤棒に心をかけて」、中国民謡:山東省の子守歌、ジョン・レノン:イマジン、トルコ民謡:ウスクダラ、ヴィラ=ロボス:ブラジル風バッハ第5番よりアリア(カンティレーナ)、ガーシュウィン:サマータイム、スコットランド民謡:ケルトの子守歌、モーツァルト:きらきら星変奏曲 クトゥルエル (Fl) ブレイナー/ロイヤルPO (Gallo CD-1168)
  • ショスタコーヴィチ(バウムガルトナー編):弦楽四重奏曲第8番、コッコネン:…鏡をとおして…、マルタン:弦楽オーケストラのためのパッサカリア、シェック:夏の夜 バウムガルトナー/ルツェルン音楽祭弦楽合奏団 (Gallo CD-799)
数ヶ月前にHMV ONLINEで目についた音盤をオーダーしていたのだが、いずれも「入荷未定」となってしまったため、在庫があった1枚のみが先に配送されてきた。

クルト・ザンデルリンクの三男ミヒャエルの録音は、チェリストとしてショスタコーヴィチのチェロ協奏曲第2番を聴いたのみ。指揮者としては本盤が初めてとなる。ベートーヴェンとショスタコーヴィチとの組み合わせによる交響曲集は既に3枚がリリースされており、本盤はその第2弾にあたる。

ベートーヴェンは、当然ながらピリオド・スタイルによる演奏。アーティキュレイションだけでなく、金管楽器やティンパニの音色に至るまで、このスタイルが徹底されている。往年の(たとえば父クルトの)重厚なベートーヴェンとは全く異なるが、流麗な推進力を持ったスピード感溢れる音楽が演奏スタイルと密接に関係していて、刺激的でありながらも説得力のある立派な演奏に仕上がっている。

とはいえ、ショスタコーヴィチが鳴り始めるとどこかほっとしてしまうのは、私の耳が依然として古い世代のままであるからなのだろう。こちらは1950年代当時のピリオド・スタイルではなく、現代的なモダン奏法であるので、贅肉がそぎ落とされた、それでいて隅々までよく響く、しなやかに燃える演奏となっている。アンサンブルもよく整っており、スタンダードとして十分に堪え得る仕上がりである。


アリアCDからも、数ヶ月前にオーダーしていた音盤が2枚届いた。

一つは、「World of Lullabies」と題された、フルート独奏を軸にしたイージーリスニング風編曲のアルバム。収録曲に「ショスタコーヴィチ:子守歌」とあったので、何が取り上げられているのかという興味だけでオーダーしたもの。結局、「勝利の春(M. スヴェトローフによる2つの歌)」の1曲だったのだが、必ずしも「子守歌」というタイトルに固執した選曲ではないので、なぜこの決して有名とは言えない曲が選ばれたのかはよくわからない。

シェフィカ・クトゥルエルというトルコのフルート奏者は、その名を聞いたのも初めてだったが、明るく伸びやかな音色と歌はなかなかに魅力的。アルバム全体を通して聴くと、演奏にも編曲にも単調さが感じられるのは残念だが、アルバムの企画意図を汲むのならば、あまり目くじらを立てるようなものでもないだろう。


ショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲第8番といえば、バルシャーイによる弦楽合奏用編曲が有名だが、同編成用の編曲は他にもいくつかある。ルツェルン音楽祭弦楽合奏団を組織し、長らく指揮者として率いたバウムガルトナーも、この弦楽四重奏曲の編曲を残している。もっとも、コントラバスの使い方や各パートのソロとトゥッテイの割り振りに細かい違いがあるだけなので、編曲によって楽曲の印象が大きく異なることはない。

バウムガルトナー/ルツェルン音楽祭弦楽合奏団といえば、何となく古典派以前のレパートリーの印象が強いのだが、本盤は(当時の)現代曲を集めたもの。いずれも聴きやすい旋律を持つ楽曲ばかりではあるが、このコンビの手堅い演奏水準を再認識させてくれる内容となっている。ショスタコーヴィチは、鋭さや深刻さといった要素は強調されないながらも、美しい響きで切々と奏でられる悲痛な音楽は胸に迫る。

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theme : クラシック
genre : 音楽

tag : 作曲家_Shostakovich,D.D.

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Yosuke Kudo

Author:Yosuke Kudo
B. モンサンジョン著『リヒテル』(筑摩書房, 2000)に、「音楽をめぐる手帳」という章がある。演奏会や録音などを聴いて思ったことを日記風に綴ったもので、実に面白い。

毎日のように音楽を聴いているにもかかわらず、その印象が希薄になる一方であることへの反省から、リヒテルに倣ってここに私も覚え書きを記しておくことにする。無論、リヒテルの深みに対抗しようなどという不遜な気持はない。あくまでも自分自身のために、誰に意見するわけでもなく、思いついたことをただ書きなぐるだけのことである。

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