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オイストラフ コンチェルト・コンプリートなど

  • オイストラフ コンチェルト・コンプリート(ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第2番他) オーイストラフ (Vn) コンドラーシン/モスクワPO他 (Dreamlife DLVC-1112 [DVD])
  • バルトーク:弦楽のためのディヴェルティメント・ヴィヴァルディ:合奏協奏曲 作品3-10、11 バルシャイ/モスクワ室内O (London KIJC-9108 [LP])
  • The Chicago Principal シカゴSOの首席奏者達/シカゴ (DG B0000025-02)
  • スターリン時代の歌曲集(Песни о Сталине)第2巻「Как Вернее Бить Врагов」 (проект“Z” PZS97-02(07))
  • ショスタコーヴィチ:歌曲・映画音楽集 (MK D-5062 [LP])
  • ブラームス:交響曲第4番・チャイコーフスキイ:交響曲第5番、ショスタコーヴィチ:交響曲第5&8番 ムラヴィーンスキイ/レニングラードPO (Dreamlife DLVC-1111 [DVD])
木曜日の帰宅途中で、TOWER RECORDS難波店に寄り、3点ほど購入。お目当ては、オーイストラフのDVDだったのだが、さすがに2枚同時にレジへ持っていく財力はなく、とりあえずショスタコーヴィチ作品の収録された一枚を確保した。ショスタコーヴィチのヴァイオリン協奏曲第2番の映像は、第3楽章のカデンツァ以降の部分だけが「ダヴィッド・オイストラフ 太陽への窓」(Warner WPBS-90093 [DVD])という映像作品の中で既出だったが、この度めでたく全曲を通して観賞することが可能になった。演奏年代は不明だが、限りなく初演に近い時期の収録だと思われる。第1楽章の展開部付近でオーイストラフが走ってアンサンブルが結構大きく乱れる事故などもあるが、作品の凄さや迫力は非常に強く伝わってくる。オーイストラフにしろモスクワPOにしろ、まさにこうでなくてはならないという音を奏でているのが、何とも素晴らしい。これがショスタコーヴィチの音だ。ただ、画質は前述のDVDに収録されたものに比べると大分悪い。ブラーム、シベリウス、チャイコーフスキイ、ベートーヴェンのロマンス第1番および三重協奏曲は、全て1995年に発売された「オイストラッフ・アルヒーフ」(EMI TOLW-3728-29 [LD])に収録されていたが、それは比較にならないほど画質も音質も悪い。マスターが異なるのかもしれないが、DVD化の意味がほとんど感じられない映像には、少々がっかり。演奏自体は素晴らしいのだけれども。ブラームスの二重協奏曲が収録されるEMIクラシカル・アーカイヴシリーズには期待をしたいところだ。ショスタコーヴィチに続くこのDVDの見どころは、オーイストラフ親子とコーガン親子の共演によるヴィヴァルディの4つのヴァイオリンのための協奏曲だ。コーガンの息子パーヴェルはまだ中学生だったということだが、親とはいえ、とんでもない大物との共演を無難にこなしている。まぁ、しかし、キャリアの差は考慮しなければならないにしろ、親2人の巧さが際立つのはいかんともし難い。彼らの奏でる濃厚なロシア情緒漂うバロック音楽には、抗うことのできない魅力がある。

これを聴いて、バルシャイ/モスクワ室内Oによる同曲の録音があったことを思い出した。こちらは、全体のまとまりがずば抜けて凄い。オーイストラフ&コーガン親子の演奏ではソリストの存在感だけで音楽の雰囲気を決定してしまっているところがあるが、バルシャイの演奏には、鉄の規律に縛られた合奏力がロシア情緒を精度高く表出していて、これはこれで実に素晴らしい。ロ短調という調性自体がロシア人演奏家に向いているのかもしれない。

TOWER RECORDS難波店で購入したもう一枚は、昨年末か今年初めにリリースのアナウンスがあったシカゴ響の首席奏者達による協奏曲集。リリースが遅れていたのか、品切れだったのかはわからないが、いずれにせよ首を長くして待っていたので嬉しい限り。それにしても、皆巧すぎる!特に金管陣のハーセス (Tp)、クレヴェンジャー (Hr)、ジェイコブス (Tub)らの圧倒的な技術と、それに裏打ちされた伸びやかな音楽性にはただただ感服。

ショスタコーヴィチのWWWページ中に、作品名 日露英対照表をアップした。その準備のために、旧選集の第34巻なんかを引っぱり出したついでに、ショスタコーヴィチの書いた“大衆歌曲”を聴く。改めてきちんと楽譜と歌詞を見てみると、「コミッサールへの誓約」は選集に収録されている楽譜と同じ歌詞だった。ということは、改訂後の歌詞である可能性が高いわけだが、録音状態からするとスターリン存命中の録音のような気もする。その辺りの詳細は、少なくとも現在手持ちの資料だけでは判断のしようがない。

ショスタコーヴィチの歌曲・映画音楽集は、相当レアな音源ばかりを集めた編集盤。いずれも楽しくきれいな歌ばかりで、メロディストとしてのショスタコーヴィチを再認識するのに絶好の一枚。録音は悪いが、その悪さ自体が独特の雰囲気を持っているようにも聴こえてしまう。思わず、3回ほど繰り返して聴いてしまった。

土日と、10月4日 に本番を控えた芦屋交響楽団の練習に参加。の予定だったが、娘がちょっと怪我をしたために土曜日は欠席。日曜日は、「レニングラード」を全曲通した。全体を通して見ると、改めてこの作品が論理的にも情緒的にも非常によく構成されていることを感じることができた。本当に素晴らしい曲。第3楽章から第4楽章という流れは、まさに圧巻。弾きながら興奮と涙が押さえられなくなるような感じすらした。本番が楽しみ。

ショスタコーヴィチの誕生日も過ぎたばかりだし、今日の最後はムラヴィーンスキイのショスタコーヴィチにする。既出の映像ではあるが、何度観ても目と耳が釘付けになってしまう。特に第8番。あぁ、幸せ。
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theme : クラシック
genre : 音楽

tag : 演奏家_Oistrakh,D.F. 作曲家_Shostakovich,D.D.

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Yosuke Kudo

Author:Yosuke Kudo
B. モンサンジョン著『リヒテル』(筑摩書房, 2000)に、「音楽をめぐる手帳」という章がある。演奏会や録音などを聴いて思ったことを日記風に綴ったもので、実に面白い。

毎日のように音楽を聴いているにもかかわらず、その印象が希薄になる一方であることへの反省から、リヒテルに倣ってここに私も覚え書きを記しておくことにする。無論、リヒテルの深みに対抗しようなどという不遜な気持はない。あくまでも自分自身のために、誰に意見するわけでもなく、思いついたことをただ書きなぐるだけのことである。

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