現実逃避の日々

  • J. S. バッハ:2つのヴァイオリンのための協奏曲、モーツァルト:協奏交響曲、ブラームス:ヴァイオリンとチェロのための協奏曲、J. S. バッハ:無伴奏チェロ組曲第3番よりブーレ D. オーイストラフ (Vn & Va) I. オーイストラフ (Vn) メニューイン (Vn & 指揮) ロストロポーヴィチ (Vc) コンドラーシン/モスクワPO他 (EMI DVB 490450 9[DVD])
  • レーガー:モーツァルトの主題による変奏曲とフーガ シュタイン/ベルリンPO (WOWWOW [録画])
  • ショスタコーヴィチ:交響曲第15番 K. ザンデルリンク/クリーブランドO (Erato WPCS-5539)
  • Paris1955 ピアソラと彼のオルケスタ (Sono Punch EU1045)
25日はかぶとやま交響楽団の練習。レーガーの初見だった。まともにメンバーが揃わなかったので、文字通り初見しただけという感じだったが、いやはや難しい曲ですな。正確に弾けないとそれだけで台無しになってしまう部分が多くて、どうやって仕上げたものかと途方に暮れてしまう。まぁ、きちんと一つずつ積み重ねるしかないのだけれど。

オーイストラフのDVD、残るモーツァルトとブラームスを観た。メニューインの偽善的な微笑みはどうしても好きになれないが、モーツァルトは実にくつろいでいて、また華やかな、とても素敵な演奏。それにもまして、ブラームスの圧倒的な完成度。確かにロストロポーヴィチがでしゃばりすぎなのだが、オーイストラフもコンドラーシンも大人の器量で包み込んでいる。単なるロシアン・テイストというのを超えた、ブラームスの響きにただただ魅了された。

レーガーのビデオを知人から借りた。肝心な部分のボウイングが映ってなかったりして今ひとつ参考にならなかったが、演奏自体はしっかりとしたもの。こういう曲はいかに正確に楽譜を再現できるかが勝負な部分もあるだけに、ベルリンPOの達者さには素直に感心する。シュタインの音楽作りも地に足がついていて、作品の魅力をきちんと引き出している。1日のかぶとやま交響楽団の練習は僕が見たのだが、まぁ、再び初見といった感じでなかなか勉強の成果を反映させるところまでは行かなかった。それにしても、これを整理していくのは一苦労。

京都大学音楽研究会の先輩から、メールが来た。ふとしたことで聴いたショスタコーヴィチの第15交響曲に心を奪われたという内容。僕にまで飛び火してしまいました。最初の仏壇の鐘みたいな2発から完全にショスタコーヴィチの世界。ここで描かれている内容を理解するには、まだあまりにも人生経験が足りない。もっとも、死ぬ直前になっても理解なんてできないのかもしれないが。ただ、生に対する執着というか、異様なまでの生命力の強さが僕を縛り付ける。

ショスタコーヴィチの呪縛を解くために、若きピアソラのアルバムを聴く。ショスタコーヴィチとは対極でありながら、生きる力、情熱は同じように満ちている。こういう素晴らしい音楽を聴きながら、締め切りに追われる日々から逃避してる自分って…
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theme : クラシック
genre : 音楽

tag : 演奏家_Oistrakh,D.F. 作曲家_Reger,M. 作曲家_Shostakovich,D.D. Tango_Piazzolla,A.

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Yosuke Kudo

Author:Yosuke Kudo
B. モンサンジョン著『リヒテル』(筑摩書房, 2000)に、「音楽をめぐる手帳」という章がある。演奏会や録音などを聴いて思ったことを日記風に綴ったもので、実に面白い。

毎日のように音楽を聴いているにもかかわらず、その印象が希薄になる一方であることへの反省から、リヒテルに倣ってここに私も覚え書きを記しておくことにする。無論、リヒテルの深みに対抗しようなどという不遜な気持はない。あくまでも自分自身のために、誰に意見するわけでもなく、思いついたことをただ書きなぐるだけのことである。

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