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師走

  • プロコーフィエフ:チェロ・ソナタ、R. シュトラウス:ピアノ四重奏曲 シュタルケル (Vc) プルーシル (Vn) チザム (Va) ヘルマン (Vc) 練木繁夫 (Pf) (Shunjusha Edition 93476)
  • バルトーク:弦楽四重奏曲第5番、シューベルト:弦楽四重奏曲第15番 ハンガリーQ (Orfeo C 604 031 B)
  • ショスタコーヴィチ:交響曲第14番、ブリテン:歌劇「ピーター・グライムズ」より4つの海の間奏曲とパッサカリア オーマンディ/フィラデルフィアO他 (RCA BVCC-38299)
  • ショスタコーヴィチ:交響曲第13番 オーマンディ/フィラデルフィアO他 (RCA BVCC-38298)
  • ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲第1&2番、シェドリーン:ピアノ協奏曲第2番 アムラン (Pf) リットン/BBCスコティッシュSO (Hyperion CDA67425)
  • ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番、チャイコーフスキイ:ヴァイオリン協奏曲 渡辺玲子(Vn) ドミトリエフ/サンクト・ペテルブルグSO (Warner WPCS-11694)
  • Old Russian Waltzes フェドセーエフ/モスクワ放送ロシア民族楽器O (Melodiya C 01737-8 [LP])
  • シニートケ:ピアノ五重奏曲、「ショスタコーヴィチの思い出」、MOZ-ART クレーメル (Vn) グリンデンコ (Vn) バシメート (Va) ゲオルギアン (Vc) スミルノフ (Pf) (Le chant du Monde LDX78675[LP])
なんだかわからないが、こんなに時間のない12月も初めて。このご時勢、仕事があるだけでも感謝しなければならないのだろうが、ゆっくりと自分の時間を持つことができないのは少々ストレスにもなる。その間隙をぬって東京ディズニーランドでの家族サービスまでしているわけだから、そりゃあ音楽なんて呑気に聴いてる場合ではないわけで。

先月、通勤電車の中で読了した練木繁夫著「Aをください ピアニストと室内楽の幸福な関係」(春秋社)という本は、ピアノ弾きでなければ感覚的にわからない部分もあるが、随分と勉強になる本だった。記述の踏み込み方が章によってまちまちなのと、一冊の本としての統一感にやや欠けるとは思ったが。この本に付録としてついていた練木氏が演奏した2曲のCDを、ようやく聴くことができた。シュタルケルとのプロコーフィエフは2002年の演奏ということでさすがに貫禄だが、ちょっと素っ気なさ過ぎるようにも思う。一方、R. シュトラウスのピアノ四重奏曲は1993年の演奏。作品のせいもあるだろうが、熱く華やいだ雰囲気が満ちた素敵な演奏に仕上がっている。通好みの名手が音楽を楽しんでいる様子がよく伝わり、作品の冗長さが気にならない。

18日には、本当に久しぶりにTower Records難波店へ買い物。ショスタコーヴィチ関連の新譜で買いそびれていたものをまとめ買い。唯一ショスタコーヴィチと関係がないのは、ハンガリーQのザルツブルグ・ライヴ。さすがに古臭さを感じなくもないが、こういう音こそ弦楽四重奏の名に相応しいと思わせる秀演。バルトークの5番とシューベルトの15番という渋いプログラムも最高。ただし、録音はお世辞にも良いとは言えない。

オーマンディによるショスタコーヴィチの後期交響曲3曲が遂にCD化された。15番だけは既にCDでリリースされていたが、残る13番と14番も素晴らしい演奏。個人的には、特に14番が傑出していると思う。今回のCD化でこれらの名演を知る人が増えるのは、大変喜ばしいことだ。

稀代のテクニシャン、アムランがショスタコーヴィチの協奏曲を録音した。いかにもアムランらしい切れ味の鋭い、爽快な演奏。緩徐楽章が少々あっさりし過ぎていると思うが、作品との相性は非常に良いと思う。ピアニスト主体に評価するならば極めて高い水準の演奏と言える。ただ、オーケストラが鈍い。また、第1番のトランペットも冴えない。全体的には、オーケストラの思い切りの良さも含めて第2番の方が出来が良い。シェドリーンの協奏曲は初めて聴いたが、何とも美しい曲。これから聴き込んでいきたい。

渡辺玲子の協奏曲も、結構前に出ていたにもかかわらず何となく買いそびれていた1枚。期待に違わず高水準の内容に満足。抒情的で派手さのない音楽作りが特徴的だが、言うまでもなく独奏者・オーケストラ共に技術的な不満は皆無。偶数楽章の切れ味の良さで安直に盛り上げてしまう演奏が多い中、しっかりと楽曲の構成と内容を踏まえた堅実な解釈は素晴らしい。ただ、第3楽章であまりにも気持ちが入りすぎて、少々下品になってしまうのは惜しい。併録のチャイコーフスキイは作品自体が好きではないので、流し聴き。

先週末に、Mikrokosmos Mail Order Co.から3枚のLPが届いた。フェドセーエフがそのキャリアの初めに手がけていた民族楽器オーケストラのワルツ集は、ややレア度の高いアイテムか。踊りのためのワルツというよりは、颯爽としたフェドセーエフの個性が前面に押し出された演奏はなかなか素敵。名曲「満州の丘に立ちて」が収録されているのも嬉しい。クレーメルが中心となったシニートケ・アルバムは、3曲とも名演。「ショスタコーヴィチの思い出」はCD化されているが、他の2曲は恐らく未CD化だろう。ピアノ五重奏曲の壊れそうな美しさは、非常に印象的。Virginレーベルから出ていたボロディンQ他によるCDがこの曲の決定盤と言われているが、それを超えると思う。この頃のクレーメルは本当に巧かった。

23日の祝日は、かぶとやま交響楽団の練習。8月にもやった、J&Jコンサート・エージェンシー主催の「協奏曲の愉しみ」という企画演奏会の初練習。今回は珍しく弦楽器の独奏者も迎えるということで、23日はその2名分の初合わせだった。ハイドンのチェロ協奏曲第1番(第1楽章のみ)とブルッフのヴァイオリン協奏曲第1番ということで、曲はそれなりによく知っているのだが、とまどったのはブルッフ。伴奏を弾くのは初めてなので、どうも知っているソロのタイミングで弾いてしまいそうになる。まぁ、文字通りの初見で練習に臨んでいるのだから自業自得。せめて、譜面の製本くらいはしておかないと。一応コンサートマスターなんだから。反省。
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theme : クラシック
genre : 音楽

tag : 作曲家_Shostakovich,D.D. 演奏家_Fedoseyev,V.I.

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Yosuke Kudo

Author:Yosuke Kudo
B. モンサンジョン著『リヒテル』(筑摩書房, 2000)に、「音楽をめぐる手帳」という章がある。演奏会や録音などを聴いて思ったことを日記風に綴ったもので、実に面白い。

毎日のように音楽を聴いているにもかかわらず、その印象が希薄になる一方であることへの反省から、リヒテルに倣ってここに私も覚え書きを記しておくことにする。無論、リヒテルの深みに対抗しようなどという不遜な気持はない。あくまでも自分自身のために、誰に意見するわけでもなく、思いついたことをただ書きなぐるだけのことである。

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