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追悼 カルロス・クライバー

  • ショスタコーヴィチ:ヴィオラ・ソナタ Telecky (Va) Majlingová (Pf) (Rediffusion Aurora AUR 5051 [LP])
  • グルック:歌劇「エコーとナルシス」、フォルクマン:序曲「リチャード三世」、ラヴェル:夢幻劇の序曲「シェヘラザード」、オーベール:歌劇「マノン・レスコー」より序曲、ヒンデミット:序曲「エロスとプシュケ」、シュポア:歌劇「ファウスト」より序曲、ショスタコーヴィチ:E.ドレッセルの歌劇「コロンブス」のための2つの小品より序曲、スッペ:喜歌劇「スペードの女王」より序曲 ロジデーストヴェンスキイ/モスクワ音楽院学生SO (Melodiya C 10-12547-50 [LP])
  • シューマン:ピアノ協奏曲、演奏会用小品、演奏会用アレグロと序奏 レーゼル (Pf) マズア/ライプツィヒ・ゲヴァントハウスO (Berlin Classics 0032062BC)
  • ブラームス:ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲、J. C. バッハ:協奏交響曲 徳永次男 (Vn) 徳永兼一郎 (Vc) スウィトナー、サヴァリッシュ/NHK SO (NHK ETV [録画])
  • ブラームス:悲劇的序曲、ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲、シューベルト:交響曲第8番 ゾンライトナー (Vn) キスカルト (Vc) クナッパーツブッシュ/南ドイツ放送SO、バイエルン国立O (Seven Seas KICC 2375)
  • ブラームス:交響曲第4番 C. クライバー/ウィーンPO (DG POCG-1108)
  • ブラームス:交響曲第1~3番 ヴァント/NDR SO (RCA 09026 68559 2)
Mikrokosmos Mail Order Co.からLPが2点。テレツキーのヴィオラ・ソナタは、ごくごく平凡な内容。ピアノも含めて、技術的にもぱっとしない。酷評するほどでもないのだが。一方、実に面白かったのが、ロジデーストヴェンスキイの序曲集。並んでいる曲目の刺激的なこと!知ってる曲なんて、ショスタコーヴィチ作品だけ。学生オーケストラだけに完全な仕上がりではないが、逆に学生オーケストラだからこそこういうプログラミングができたのだろう。各曲の魅力が存分に描き出されていて、とても楽しい。

かぶとやま交響楽団の次回演奏会では、シューマンのピアノ協奏曲を演奏する。この曲は古今のピアノ協奏曲中、僕が最も好きなもの。第1楽章の展開部など、何度繰り返し聴いてもその度に夢心地になる。CD棚を見ていたら、ほとんど記憶にないレーゼル盤があったので、練習に行く途中で聴いてみた。堅実な演奏ぶりは、演奏者として非常に参考になるところが多いものの、名演と言うにはファンタジーに不足するかな。それにしても、前にこの曲を演奏したのは結婚直前の99年夏。早いものですねぇ。

N響アワーも最近はめっきり見ていないが、徳永兄弟のブラームスの二重協奏曲ということで、とりあえず録画しておいたものを1週間経ってから視聴した。ゆったりとしたテンポ感は、オーイストラフ&ロストロポーヴィチの演奏が刷り込まれた耳にはちょっと違和感があるが、とても立派な音楽に感心した。徳永兄弟、特にお兄さんのチェロは抜群に素晴らしい。それから10年後のJ. C. バッハでは、お兄さんの衰えが耳について寂しくなってしまったが。

で、ゆったりとしたブラームスの同曲を聴きたくなって、クナッパーツブッシュ盤を取り出してみた。このフレージングの巨大さは、いかにもクナらしい。ただ、全体の出来はスウィトナーが振ったN響といい勝負かなぁ。協奏曲は、指揮者の力だけでは。悲劇的序曲や未完成もいい演奏だが、もう少しオーケストラが…というのは、クナの録音に対して言うことじゃないか。

C. クライバー、亡くなりましたね。全ての録音を網羅するほどのファンではなかったし、最新(?)盤の「田園」には大いに疑問を感じたものの、やっぱり残念。ウィーンPOとの幻の来日公演、ブラームスの第4番のチケットをなんとか入手したのにキャンセルされてしまい、結局実演に接することはできなかった。LPを買い始めた中学生時代、この曲の録音を何度繰り返し聴いたことか。久しぶりに聴いて、改めてその新鮮な音楽にただただ感嘆するのみ。合掌。

ブラームスついでに、残りの3曲をヴァント盤で聴く。これは、まだ第4番がリリースされる前に1~3番のセットとして発売されたもの。いまだに第4番は購入していない。この内容については、かつて中古音盤堂奥座敷議論したことがあって、今そのログを読み返すと懐かしさとともに、演奏に対する印象が変わっていないことにちょっとびっくり。よく作られた音楽に感心するが、やはり好みの演奏ではないかな。
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theme : クラシック
genre : 音楽

tag : 作曲家_Brahms,J.

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Yosuke Kudo

Author:Yosuke Kudo
B. モンサンジョン著『リヒテル』(筑摩書房, 2000)に、「音楽をめぐる手帳」という章がある。演奏会や録音などを聴いて思ったことを日記風に綴ったもので、実に面白い。

毎日のように音楽を聴いているにもかかわらず、その印象が希薄になる一方であることへの反省から、リヒテルに倣ってここに私も覚え書きを記しておくことにする。無論、リヒテルの深みに対抗しようなどという不遜な気持はない。あくまでも自分自身のために、誰に意見するわけでもなく、思いついたことをただ書きなぐるだけのことである。

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